#昆虫 の新書一覧

昆虫はなぜ海にいないのか

昆虫はなぜ海にいないのか

朝野維起

筑摩書房/2026-07-09

生命科学の成果から、地球最大の種の謎に迫る。 昆虫は、100万種以上の存在が確認されていて、地球上で最も繁栄している動物とも言われます。しかし、昆虫は海にはほとんどいません。それはいったいなぜでしょうか? 本書では、分子生物学やゲノム科学を含むさまざまな昆虫研究分野の成果を紹介しつつ、この疑問に迫ります。 「本書は、「海にいない理由」を単純に解説する本ではありません。むしろこの問いを入り口として、「昆虫とはそもそも、どのような生き物なのか?」を考えていく本です。そのため、昆虫という存在を現代科学的に捉え直すことに重点を置いています。」 === 【目次】 はじめに 第1章 昆虫の科学 1 マクロな昆虫研究 2 研究手法の発展 3 分類学の革命 4 外骨格そのものに関する研究 第2章 昆虫の誕生 1 昆虫の起源についての仮説 2 海の昆虫、甲殻類 3 原始六脚類は、昆虫未満? 第3章 昆虫を昆虫たらしめるもの 1 そもそも昆虫とは? 2 鍵は外骨格 3 外骨格で起きていること 第4章 昆虫は酸素をどう利用しているのか 1 メラニン合成 2 昆虫のサイズ 3 酸素と外骨格 第5章 昆虫はなぜ海にいないのか 1 水に戻る 2 どのような昆虫が海にいるのか? 3 昆虫が海にいない理由 おわりに 注 索引

虫を描く女(ひと) 「昆虫学の先駆」マリア・メーリアンの生涯

虫を描く女(ひと) 「昆虫学の先駆」マリア・メーリアンの生涯

中野京子

NHK出版/2025-04-10

その画家はなぜ、強烈に「知」を求めたのか──? 近代の夜明け前、フンボルトやリンネ、ダーウィンよりはるか昔に、昆虫学という学問が存在しないなか独学で研究を行い、メタモルフォーゼ(変態)の概念を絵によって表現、さらに大西洋を渡って南米を調査旅行し、昆虫や植物の姿を生き生きと描写した破格の女性が17 世紀にいた。小さな虫の中に「神」を見たその女性、マリア・シビラ・メーリアンとは何者だったのか──。科学と芸術が混じり合った豊かな時代の輝かしい偉業を、中野京子が生き生きと蘇らせる。2002 年刊の幻の名著、『情熱の女流「昆虫画家」──メーリアン波乱万丈の生涯』が満を持して復刊!

ぼっちのアリは死ぬ ーー昆虫研究の最前線

ぼっちのアリは死ぬ ーー昆虫研究の最前線

古藤日子

筑摩書房/2025-04-10

集団をつくり、他者との関わりをもって生きていこうとする性質である「社会性」……本書では、昆虫が苦手だった筆者がすっかり魅了され、10年以上にわたって見つめてきた、アリの不思議な世界をご紹介します。 【目次】第1章 なぜアリを研究するのか?/第2章 アリの生活史/第3章 孤立アリは早死にする/第4章 鍵はすみっこ行動/第5章 アリから学ぶ社会と健康

カラー版 裏山の奇人 野にたゆたう博物学

カラー版 裏山の奇人 野にたゆたう博物学

小松貴

幻冬舎/2024-07-31

昆虫界を震撼させた伝説の名著、復刊。 身近な自然を舞台に、奇怪な人間が奇怪な虫の謎を解く。 異常なまでに虫を愛する姿から「裏山の奇人」と綽名される著者。長野の裏山で13年間、誰も気に留めないような小虫を観察・研究し、数々の新発見を成し遂げた。アブラムシを刺した謎のハチの正体は? ツノトンボはなぜ突如上空に飛びあがる? アリの行列を押しのけてカイガラムシの甘露を盗む毛虫がいる!?  わからないことを、わかりたいーー気鋭の昆虫学者が、幼少期から青年期までに出会ってきた国内外の奇怪な生き物の生態を綴る。昆虫界でカルト的人気を得た伝説的名著の復刊。

アリの巣をめぐる冒険   昆虫分類学の果てなき世界

アリの巣をめぐる冒険   昆虫分類学の果てなき世界

丸山宗利

幻冬舎/2024-04-24

アリに乗る! 餌をねだる!! アリを食べる!!! アリの巣の居候、キミらは一体何者だ? アリの行列をじっと眺めていると、アリ以外の生き物が何食わぬ顔で混じっていることがある。 アリの巣にはさまざまな昆虫が居候しているのだ。 そんな好蟻性昆虫に魅せられて、昆虫分類学の見地から研究を続ける著者。 居候たちの正体とは? どんな目的で棲んでいる? アリはなぜ居候を追い払わないのか? そこには驚くほど多様な、虫たちの生存戦略があった。 まだ誰も見たことのないすごい虫を見つけたいーー 世界中の森の地面に這いつくばって挑んだ汗と忍耐と興奮の冒険を、若き昆虫学者が綴った名著の新装版。 ●新種を見つけたら、どこにどうやって発表するのか ●100年前の昆虫標本(体長数ミリ)をお湯でもどして解剖 ●命名は慎重に。一度つけた学名は変更できない ●珍奇な姿で大人気のツノゼミもアリと共生 ●虫探しの道中でヒトの遺体まで発見 ●狙いの虫を採る過程は推理小説に似ている ●「かっこいい研究」とはどういうものか

昆虫カメラマン、秘境食を味わう 人は何を食べてきたか(インターナショナル新書)

昆虫カメラマン、秘境食を味わう 人は何を食べてきたか(インターナショナル新書)

山口進

集英社/2024-02-29

「ジャポニカ学習帳」の表紙を飾る多彩な昆虫や植物を撮影してきたカメラマン、山口進。撮影の旅の先々での多彩なエピソードと人々との出会い、現地の個性的な食文化を紹介していくショートエッセイ20編。「集英社クオータリー kotoba」での人気連載を新書化。連載時に使用できなかったものも含め、100点以上の写真を掲載。

昆虫はもっとすごい

昆虫はもっとすごい

丸山宗利/養老孟司/中瀬悠太

光文社/2023-08-09

アリの匂いや動きを真似て巣に居候しタダ飯を食うハネカクシ、交尾のためにわずか数十分の命を懸ける雄と寄生先から一生外に出ない横着な雌のネジレバネ、何の意味や役割があるのか全く分からない奇妙キテレツな形をしたツノゼミ…ーーアリと共生する昆虫が専門の人気学者・丸山先生、無類の虫好きでお馴染み養老ハカセ、生態が謎だらけの寄生虫研究者・中瀬クンによる夢の“虫屋”トリオが、昆虫ワールドの魅力を語りつくす。

[カラー版] 昆虫学者、奇跡の図鑑を作る

[カラー版] 昆虫学者、奇跡の図鑑を作る

丸山宗利

幻冬舎/2022-09-28

「図鑑御三家」の一角をなす有名昆虫図鑑の監修を任され、著者は理想に燃えた。「子供たちのために死んだ虫(標本)ではなく生きたままの虫を撮って載せたい!」そんな学習図鑑は前代未聞だ。目標2千種、期限は1年、撮影はプロではなく全国の昆虫愛好家ーー最高難度のプロジェクトが始まった。相次ぐ問題、積み重なる疲労、ピリつく人間関係……、だがついに日本全国7千種の生体を撮影、学習図鑑史上最大となる2800種掲載の奇跡の図鑑ができてしまった。これは無謀な挑戦に命を燃やした虫好きたちの、全記録だ。

「食べること」の進化史〜培養肉・昆虫食・3Dフードプリンタ〜

「食べること」の進化史〜培養肉・昆虫食・3Dフードプリンタ〜

石川伸一

光文社/2019-05-31

食の世界が今、激変してきている。分子調理、人工培養肉、完全食のソイレント、食のビッグデータ、インスタ映えする食事……。こうした技術や社会の影響を受けて、私たちの身体や心はどう変わっていくのだろうか。気鋭の分子調理学者が、アウストラロピテクスの誕生からSFが現実化する未来までを見据え、人間と食の密接なかかわりあいを描きだす。私たちがふだん何気なく食べているごはんには、壮大な物語が眠っている。

昆虫は美味い!(新潮新書)

昆虫は美味い!(新潮新書)

内山昭一

新潮社/2019-01-25

カミキリムシの幼虫はマグロのトロ、バッタはエビ、オオスズメバチの前蛹はフグの白子、ハチの子はウナギーー食材として昆虫を採って、調理して、食べること二十年、昆虫食の第一人者は、その美味しさをこう喩え、こう訴えるのだ。「昆虫が食べ物と認識された瞬間から世界が変わって見えるようになる」と。調理法、注意点、そして食糧難の解決策としての意義まで、人類が知っておくべき昆虫食のすべてがここに。

したがるオスと嫌がるメスの生物学 昆虫学者が明かす「愛」の限界

したがるオスと嫌がるメスの生物学 昆虫学者が明かす「愛」の限界

宮竹貴久

集英社/2018-03-16

近年、世界中で新発見が相次ぎ、進化生物学界で論文が急増中のテーマ「性的対立」。この分野の国内第一人者である昆虫学者が、四半世紀以上の長きにわたる自身の研究成果を紹介しながら、進化生物学の初歩から驚きの最新知見までを明らかにする。より多くの精子をより効率的にばら撒きたいオスと、より質の良い精子を厳選したいメス。そんな繁殖戦略の違いによって生じる「性的対立」と「対抗進化」の世界を、著者は昆虫学の目で問い直す。受精、つまり「愛の成就」に最も重要な決まり手とは何か。われわれ人類の求愛行動への示唆にも富んだ、目からうろこが落ちる一冊。 【目次】はじめに/第1章 ドーパミンが生き方と求愛を決める/第2章 がんばるオス/第3章 オスががんばるとメスはどうなってしまうのか?/第4章 そして「性的対立」が生じる/第5章 愛の最終決定権を握っているのはメスである/第6章 愛はタイミングで決まる/第7章 オスとメスの決別/終章 性的対立とは何か?/おわりに/参考文献

昆虫食入門

昆虫食入門

内山昭一

平凡社/2017-12-01

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「本当においしいんですか?」「はい。カミキリムシはクリーミーで、ふんわり甘く、ハチの子はウナギの味そっくりで、アブラゼミはナッツの…」昆虫をおいしく食べる"著者の追究はとどまることを知らない。だが、昆虫食の研究はまだ始まったばかり。前人未到の食域に踏み込みつつ、昆虫食のスタンダードを探る。"

「カラー版」昆虫こわい

「カラー版」昆虫こわい

丸山宗利

幻冬舎/2017-07-27

体長わずか数ミリメートルの昆虫を求めて、アマゾンの密林や広大なサバンナへと世界を旅する著者は数々の恐ろしい目に遭ってきた。ペルーでは深夜の森で、帰り道の目印に置いた紙片をアリに運ばれ遭難しかけたり、カメルーンではかわいい顔したハエに刺されて死の病に怯えたり、ギアナでの虫採りが楽しすぎて不眠症になったり……。「昆虫こわい」と半ば本気で、半ば興奮を戒めるためにつぶやく著者の旅を追ううちに、虫の驚くべき生態や知られざる調査の実態がわかる、笑いと涙の昆虫旅行記。

〈オールカラー版〉珍奇な昆虫

〈オールカラー版〉珍奇な昆虫

山口進

光文社/2017-02-17

一生を巣の中で過ごすチョウ/潜水して獲物を狩るアリ/幼虫が手のひらサイズの巨大カブト/身体より長いあごを持つクワガタ/クリスマスだけしか現れないコガネムシ/砂漠を猛スピードで走るゴミムシダマシ/花弁そっくりでもランとは無関係のランカマキリ……。世界中の奇妙で希少な昆虫写真をカラーで堪能!

昆虫はすごい

昆虫はすごい

丸山宗利

光文社/2014-09-12

人がやっている行動や、築いてきた社会・文明によって生じた物事は、ほとんど昆虫が先にやっている。狩猟採集、農業、牧畜、建築、そして戦争から奴隷制、共生まで、彼らはあらゆることを先取りしてきた。特に面白いのは繁殖行動。相手と出会うためあの手この手を使い、贈り物、同性愛、貞操帯、子殺し、クローン増殖と何でもアリだ。どうしても下に見がちな私たちの思考を覆す、虫たちのあっぱれな生き方を気鋭の研究者が大公開!

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