#戦略 の新書一覧

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石原莞爾 ーー信仰に導かれた戦略家

石原莞爾 ーー信仰に導かれた戦略家

クリントン・ゴダール

筑摩書房/2026-08-06

ユートピアのための戦争は正しいのか 昭和陸軍の「異端児」として名高い石原莞爾。「最終戦争」を唱え、満州事変を計画し、実践した。だが満州国設立後、日中戦争の拡大に反対し、一線を退く。そうした経歴から、石原の戦争責任については様々な評価がこれまで与えられてきた。戦争のみならず永久平和と世界統一のユートピアも論じた彼の多様な主張の背景には、独自の日蓮仏教信仰運動がある。その宗教性を理解しなければ、日本陸軍を大きく動かした思想を見落とすことになる。日本の近代思想に潜む宗教性を研究してきた著者による石原莞爾理解を刷新する一冊。 === 【目次】 第一章 日蓮主義との出会いーー信仰者の夢 1 一青年将校の世界観形成 2 日本社会の問題とどう向き合うか 3 将校たちの日蓮信仰 4 石原にとっての日蓮主義 第二章 世界最終戦争論の構想ーー軍事思想家の誕生 1 漢口での生活 2 はじめての洋行 3 戦争の論理 4 宗教としての戦争 第三章 世界統一ーー弥勒の世界をめざして 1 世界統一と永久平和 2 イデオロギーの怪物 3 進化する人類 4 分断を超えるユートピア 第四章 東亜連盟への期待ーー宗教的指導者の改革戦略 1 昭和維新 2 追いやられる夢 3 理想の支持者たち 4 朝鮮人の居場所 第五章 女性解放者の実践ーー日蓮仏教の龍女成仏 1 女性解放という戦略 2 家庭という前線 3 婦人の昭和維新運動 終章 最後の夢ーー戦後の歩み 1 敗戦と戦後 2 遺される思想 3 石原主義

北朝鮮の軍事外交戦略(インターナショナル新書)

北朝鮮の軍事外交戦略(インターナショナル新書)

平岩俊司

集英社/2026-07-24

第一次核危機、第二次核危機、さらにその後の六者協議を経て、北朝鮮は2006年10月に初となる核実験を行った。以後も北朝鮮は、核実験・ミサイル発射実験を繰り返している。 なぜアメリカはイランを軍事攻撃したのに、核兵器への野心を隠さない北朝鮮には何もしないのか。北朝鮮に核放棄を求めるためには、従来の枠組みを超えた理屈と方法が必要になってくる。北朝鮮研究の第一人者が、北朝鮮の核ミサイル開発の現状とアメリカとの核交渉の行方を解説する。

病まないための職場サバイバル戦略

病まないための職場サバイバル戦略

蝦名玲子

集英社/2026-07-17

意見の違う部下を潰そうとしてくる上司、依存しながら攻撃してくる後輩、上司と先輩で言うことが真逆ーー。このような重層的なストレスが常態化した現代の職場は、従来のメンタル対策だけでは乗り切れない。「限界職場」を生きる私たちには、危機を前提にした戦略が必要だ。折れにくい心の育て方、状況を無理なく望む方向へ近づける技術、相手の反発を招かず提案を通す言い回し、信頼を築き対立をほどく方法……。旧ユーゴ紛争や原発事故、新型コロナウイルス感染症危機などの緊急事態対応を支援してきた保健学博士が、自分を守りながら現実を動かすための具体的な行動指針を解説する。

英単語「1万語」習得法

英単語「1万語」習得法

内田諭

PHP研究所/2026-05-18

本書は、英和辞典の編者でもある気鋭の「辞書博士」が、「1万語」レベルの英単語を身につけるための「戦略」を解説するものである。頻度順の英単語1万語を押さえると、一般的な英語のテキストの約98%をカバーでき、英語を正しく理解できるとされる。しかし、1万語を丸暗記するのは現実的ではない。ではどのように習得するか。著者は、高頻度語(発信語彙)と低頻度語(受信語彙)では異なる戦略を用いるべきであると説き、言語学的な7つの視点でアプローチすることを提唱する。高頻度語には「使えるようになるための戦略」が必要であるとし、コロケーション・フレーズ・メタファー(比喩)・コノテーション(言外の意味)の4つの視点を紹介する。一方、低頻度語には「意味がわかるようになるための戦略」が必要であるとし、語源・意味のネットワーク・フレームの3つの視点を紹介する。さらに、これらの7つの視点を活かすための実践編として、コーパス・生成AI・辞書を駆使した、とっておきの学習法を披露する。巻末には、読者が語彙数を把握するための2回分の「語彙サイズテスト」も付いている。ビジネスで英語が必須の人、各種の英語能力試験で高得点を目指したい人、留学や海外赴任の準備がしたい人、英語の新しい世界を覗きたい学生や教員など、英語力を本格的に鍛えたい人のための必携書。 【PHP研究所】

戦国日本VSヨーロッパ グローバルヒストリーで読み解く信長・秀吉・家康の対外戦略

戦国日本VSヨーロッパ グローバルヒストリーで読み解く信長・秀吉・家康の対外戦略

NHKスペシャル「戦国」取材班/山崎啓明

集英社/2026-05-15

今、世界各地で「日本の戦国時代」に関する新発見が相次いでいる。実は十六世紀の大航海時代、世界と日本は深く結びつき、歴史の大変動が起きていた。とくに注目されているのが、日本にやってきたキリスト教の宣教師たちの機密文書。彼らの背後には超大国スペインがいた。水面下でうごめく「アジア征服計画」とは? 国内外で激しい駆け引きを繰り広げた信長・秀吉・家康は、未曾有の危機といかに戦ったのか。最新研究を踏まえ、地球規模で歴史を俯瞰するグローバルヒストリーの視点から激動の時代を描き出す!

人文知は武器になる

人文知は武器になる

山口周/深井龍之介

文藝春秋/2026-04-17

世界のビジネスエリートはなぜ歴史を学ぶのか? 「意思決定の質」が変わる 人類社会の「傾向」を知ろう 日本の強みはセンスにあり ベストセラー『人生の経営戦略』などの著者と「歴史を面白く学ぶコテンラジオ」MCの初対談 人文知は、思考や判断、行動を変える。 ●失敗するリーダーや組織には共通点がある ●世界のスター経営者は人文科学系の出身 ●「アメリカ一強」から「権力が分散する時代」へ ●組織や文明が滅ぶ一番の理由は「内部分裂」 ●「まだ大丈夫」という瞬間は、すでに危機 ●ナンバー1がナンバー2の戦略をマネたら負ける ●伸びている会社の特徴は「おせっかい」 ●変化を無視した成功体験の再現は失敗する ●日本は「長中期的な合理性」に対するセンスがいい ●人類は「儀式」をしなければ合意形成できない AIの進歩などによって「常識」や「正解」が激変し、ビジネスの世界でもパラダイム・シフトが起きつつある。 そんな不確実な時代を生き抜くビジネスパーソンには「人文科学」の知見が必要なのだ。 これからの世界と日本を考えるための必読書。 【目次】 はじめに 山口周 第1章 ビジネスパーソンに人文知は必須である 1:失敗するリーダーと組織の共通点 2:時間軸を長く、空間軸を広くとる  3:世界は「アメリカ一強」から「権力が分散する時代」へ 4:人類社会には「傾向」がある 5:世界のスター経営者は人文知を学んでいる 6:変化が激しい時代は対話力を高めよう 7:「常識」が一生の間に何度も変わる 8:ビジネスでパラダイム・シフトが起こる  第2章 すべての出来事は過去に起きている 9:人間は基本的に変わらない 10:タイミングを読む力タイミングを読むにも現状理解 11:過ちを繰り返さないために 12:21世紀的な企業のあり方 第3章 歴史はどう動くのか 13:技術革新が社会を変える 14:規範は時代で変化する 15:勝者になれる人の条件 第4章 歴史を武器にする独学の技法 16:まず「問い」を立てる 17:学びに近道はない 18:全体感をつかみながら知識を深める 19:ビジネスのアナロジーで考えない 第5章 これからの世界 20:ナンバー1がナンバー2の戦略をマネたら負ける 21:組織は内部分裂で壊れる 22:欧米は「理性を駆動させれば真理に到達する」と信じている 第6章 日本の未来 23:「空気を読む」スキルは世界で活かせる 24:「魔改造」が日本の伝統 25:ダブルスタンダードに耐え続けているのは日本だけ 26:「封建資本主義」が世界のモデルに 27:人類は「儀式」をしなければ合意形成できない 28:数字ですべては測れない 29:日本の強みはセンスにあり 30:確変する世界で求められるエリート像 おわりに  深井龍之介

中国の逆襲 習近平の戦略

中国の逆襲 習近平の戦略

舛添要一

祥伝社/2026-04-01

「現代の皇帝」たちは何を望んだか 2025年11月、高市早苗首相による台湾有事発言により、日中関係が悪化した。今回に限らず、「日本人が中国の近代史に無知であることが、両国間の摩擦を激化させる一因となっている」と著者は言う。習近平の戦略を理解するには、中国が経験した「屈辱の近代」を知り、「現代の皇帝」毛沢東・トウ小平・習近平が何を望み、何をしてきたかを理解する必要があるのだ。東京都知事時代に姉妹都市・北京との「都市外交」に尽力した著者は、中国要人とのパイプを持つ。彼らから得た情報も読み解き、中国という国の本質に迫る。「これから到来する嵐」に備えるためにも読んでおきたい。

65歳からは戦略的ちょいデブ

65歳からは戦略的ちょいデブ

和田秀樹

青春出版社/2026-03-12

65歳からは「ちょい太め」が一番長生き、そして幸せ!健康診断の「メタボ判定」に一喜一憂し、好きな食べ物を我慢してまで体重を抑えていませんか? ある程度年齢を重ねてから、真に恐れるべきは「肥満」ではなく「やせ(低栄養)」なのです。本書はシニア世代に向けて、「戦略的に小太り(ちょいデブ)を目指す」という新しい健康常識を提案します。「BMI25〜30が最も長生き」「小太りは免疫力が高い」「肉こそが長寿の特効薬」など、医学的データに基づいた手法の数々を提案していきます。読めば心がフッと軽くなり、気持ちも明るくなって、それが免疫力を高めることにもつながります。人生の後半戦を笑って過ごすための「読む処方箋」です。

軍事の日本史[新装版] お金・戦略・武力のリアル

軍事の日本史[新装版] お金・戦略・武力のリアル

本郷和人

朝日新聞出版/2026-02-13

「応仁の乱がダラダラ長引いた本当の理由」「戦国時代、軍勢1万人の1カ月の必要経費は?」……。歴史学が長年見過ごしてきた鎌倉〜戦国期の「軍事のリアル」とは? 書き下ろし論考「豊臣兄弟と軍事」を加えた新装版。

定年前後のキャリア戦略 データで読み解く60代社員のリアル

定年前後のキャリア戦略 データで読み解く60代社員のリアル

藤井薫

中央公論新社/2026-02-09

30年、40年、それ以上にもわたる会社員生活。 60歳以降もなぜ働くのか、どう働くのか。 お金のためか、惰性か、それともやりがい? 今の会社で再雇用、転職、それともフリーランス?  渦中の60代はもちろん、「明日はわが身」の50代にとっても、人生後半戦における「働くこと」との向き合い方を考えるうえで欠かせない1冊。 本書では、企業勤めの50代後半〜60代、約5000人を対象とした調査をベースに、シニアの働き方の今を追う。20年以上にわたり、「ずっと正社員だった人」は、どのように働いているのか、後輩たちの中でどうふるまうのか、仕事や報酬に対してどう感じているのかをアンケートから明らかにする。また、企業側は60代人材に何を思いどう運用しようとしているのか、今後どうなっていくのかを調査結果から明らかにする。50代からできる準備や対策のヒントも提示する。

地域戦略の考え方

地域戦略の考え方

宮崎雅人

筑摩書房/2025-10-08

目を覆いたくなるほどに、地域が衰退している。高齢化が進み、子供も減った。基盤産業も失われ、病院やスーパーマーケットさえ消えていく町から、さらに人がいなくなる。この悪循環を食い止め、みんなにとっての豊かで幸せな暮らしを実現するには、どうしたらいいのか。インバウンドの増加とサービス業の低賃金にたよる「観光立国」路線でも、地域ごとに異なるリソースの差を度外視した夢見がちな「先端産業育成」路線でもなく、本当に持続可能な日本の未来を理論に基づき提示する。

再雇用という働き方

再雇用という働き方

坂本貴志/松雄茂

PHP研究所/2025-09-17

50歳から備え、70歳まで働く時代に突入している。日本社会は急速な人口減少と少子高齢化に直面し、企業は若手人材の確保に苦戦を強いられている。採用競争の激化や離職率の上昇により、もはや若手中心の戦略は限界を迎えており、経験とスキルを備えたミドルシニア層への期待がかつてなく高まっている。本書『再雇用という働き方ーーミドルシニアのキャリア戦略』は、そうした社会的背景のもと、再雇用という選択肢がいかに個人と組織にとって重要なテーマとなっているかを明らかにするものである。ミドルシニアは単なる“補完戦力”ではなく、組織の中核を担うべき存在として、企業の生産性と持続可能性を支える鍵となる。長期化する職業キャリアの中で、50代・60代の働き方は大きな転換期を迎えている。再雇用後の処遇や報酬が低下する中、自らの役割をどのように再構築し、価値を発揮するかが問われている。本書では、個人が直面する不安や課題をデータで可視化し、その上でキャリアの再設計に必要な視点と戦略を具体的に提示している。また、企業側の視点としては、ミドルシニアを活かすために必要な三つの要素ーー報酬レンジの拡大、職務の多様化、処遇の柔軟性ーーを軸に、人事制度の見直しや現場マネジメントの課題にも切り込む。本書は、個人と組織の双方にとって、これからの働き方と人材活用の実務的なヒントとなるだろう。「ポストオフ」で得られる新たな経験や学びが、第二のキャリアの質を決める。自らの可能性を再発見し、社会の中で再び役割を果たすことが、ミドルシニアの人生を豊かにし、ひいては日本経済全体を下支えする力となる。ミドルシニアのキャリアに悩むすべての人に届けたい、実践的かつ希望ある一冊である。 【PHP研究所】

筋トレ効果を最大化する タンパク質戦略

筋トレ効果を最大化する タンパク質戦略

岡田隆

青春出版社/2025-09-09

筋トレブームが続く中、トレーニング効果を高めるには筋肉の元となるタンパク質を「いつ、何で、どう」摂るのがいいのか? トレーニング後30分以内にタンパク質を摂る「ゴールデンタイム」は本当に有効なのか? プロテインは誰でも利用すべきなのか? 最新の研究成果をもとに、筋トレ効果を最大化するタンパク質の摂り方を、現役ボディビルダーで日体大教授でもある著者が指南する。

認知戦 悪意のSNS戦略

認知戦 悪意のSNS戦略

イタイ・ヨナト

文藝春秋/2025-08-20

イスラエル国防軍出身者が警鐘を鳴らす 戦場は、スマホと脳だ! 日本に仕掛けられる工作の手口と対策を、元イスラエル諜報部員が暴く! X TikTok Facebook… 中国、ロシア… 炎上、陰謀論… 日本は被害者なのに、世界中から侵略者と認識され、 国際的な支持を得られない立場に追い込まれてしまうーー。 このまま対策をしなければ、このような事態が数年後に起こる。 誰もがスマホでソーシャルメディアを使っているなか、 人間の脳や心をターゲットにした「認知戦」や「影響力工作」の脅威が増している。 イスラエルの諜報機関で実務経験を重ねた第一人者が、中国やロシアなどによる工作の手口と対抗策を初めて明かす。 ・中国とロシアは「ALPS処理水」を悪用した ・トランプ大統領が再選のために使った手法とは? ・中国は自動車業界でもキャンペーンを展開 ・「反原発」をソ連、ロシアが支援していた理由 ・アフリカで「政権転覆」したロシアの次の標的は? ・中ロにとって「役に立つ馬鹿」 ・TikTokやタクシーアプリに警戒せよ! ・日本、ルーマニア…選挙で極右が台頭する背景 ■目次 序  日本は認知戦に備えよ 奥山真司 第1章 これが認知戦だ  第2章 クレイジーだけが生き残る、イスラエルの諜報機関 第3章 中国 日本にいちばん近い脅威  第4章 ロシア コミンテルンの謀略の系譜  第5章 認知戦への対抗措置 終章  残された時間は少ない おわりに  日本は「マインドセット」の入れ替えを 奥山真司

太平洋戦争

太平洋戦争

大木毅

PHP研究所/2025-08-13

真珠湾攻撃、ミッドウェイ海戦、レイテ沖海戦、天一号作戦……太平洋戦争を「戦略・作戦・戦術」の視点から再検証。「太平洋戦争の諸戦役を、主として戦略・作戦次元に注目しつつ検討してきた。そこでの彼我の成功と失敗、明断と誤断をみれば、ありふれてはいるが、今日なお深刻な問題である結論がみちびかれるように思う」(本書「結びにかえて」より) 成功と失敗を分けたものとは? 日本陸海軍の明断と誤断とは? ベストセラー『独ソ戦』の著者による決定版! 【目次】●第一章 海原と密林の戦場へーー陸海軍の攻勢戦略 ・昭和陸軍の栄光と悲劇ーー南方攻略の絶頂からインパールの奈落へ ・連合艦隊司令長官山本五十六ーーその戦略 ・「戦略戦闘機」ーー零戦の真価はどこにあったか ●第二章 南溟に疾風走るーー南方攻略の戦略と作戦 ・「戦略」の要求に応えるためにーーシンガポールへの突進 ・点で面を制すーー三次元からの蘭印攻略 ・歯車に入り込んだ砂ーーフィリピン作戦の「重点」誤認 ●第三章 過信と暗転の太平洋ーー勝機を逸した攻勢 ・ポート・モレスビー遥かなりーーなぜニューギニア戦線は地獄と化したか ・昭和海軍の宿痾ーー二兎を追ったミッドウェイ作戦 ・ソロモン海の転回点ーーガダルカナルで露呈した昭和陸海軍の欠陥 ・敗勢に抗するーー山本五十六最後の戦略 ●第四章 勝者と敗者を分かつものーー日米両軍の戦略と戦術 ・一九四三年の知られざる敗戦ーー戦略次元で王手をかけたアメリカ ・戦術的努力で戦略的劣勢を覆すことはできないーーマリアナ沖海戦の致命的誤断 ・より錯誤の少ない側が勝つーーレイテ沖海戦の逆説 ・ターゲット東京ーーアメリカの日本本土空襲における戦略と戦術 ・「天一号作戦」ーー沖縄「決戦」の蹉跌を招いた政戦略の不一致 【PHP研究所】

太平洋戦争

太平洋戦争

大木毅

PHP研究所/2025-08-13

真珠湾攻撃、ミッドウェイ海戦、レイテ沖海戦、天一号作戦……太平洋戦争を「戦略・作戦・戦術」の視点から再検証。「太平洋戦争の諸戦役を、主として戦略・作戦次元に注目しつつ検討してきた。そこでの彼我の成功と失敗、明断と誤断をみれば、ありふれてはいるが、今日なお深刻な問題である結論がみちびかれるように思う」(本書「結びにかえて」より) 成功と失敗を分けたものとは? 日本陸海軍の明断と誤断とは? ベストセラー『独ソ戦』の著者による決定版! 【目次】●第一章 海原と密林の戦場へーー陸海軍の攻勢戦略 ・昭和陸軍の栄光と悲劇ーー南方攻略の絶頂からインパールの奈落へ ・連合艦隊司令長官山本五十六ーーその戦略 ・「戦略戦闘機」ーー零戦の真価はどこにあったか ●第二章 南溟に疾風走るーー南方攻略の戦略と作戦 ・「戦略」の要求に応えるためにーーシンガポールへの突進 ・点で面を制すーー三次元からの蘭印攻略 ・歯車に入り込んだ砂ーーフィリピン作戦の「重点」誤認 ●第三章 過信と暗転の太平洋ーー勝機を逸した攻勢 ・ポート・モレスビー遥かなりーーなぜニューギニア戦線は地獄と化したか ・昭和海軍の宿痾ーー二兎を追ったミッドウェイ作戦 ・ソロモン海の転回点ーーガダルカナルで露呈した昭和陸海軍の欠陥 ・敗勢に抗するーー山本五十六最後の戦略 ●第四章 勝者と敗者を分かつものーー日米両軍の戦略と戦術 ・一九四三年の知られざる敗戦ーー戦略次元で王手をかけたアメリカ ・戦術的努力で戦略的劣勢を覆すことはできないーーマリアナ沖海戦の致命的誤断 ・より錯誤の少ない側が勝つーーレイテ沖海戦の逆説 ・ターゲット東京ーーアメリカの日本本土空襲における戦略と戦術 ・「天一号作戦」ーー沖縄「決戦」の蹉跌を招いた政戦略の不一致 【PHP研究所】

「稼ぐ小国」の戦略〜世界で沈む日本が成功した6つの国に学べること〜

「稼ぐ小国」の戦略〜世界で沈む日本が成功した6つの国に学べること〜

光文社/2025-05-21

ルクセンブルク、アイルランド、スイス、シンガポール、アイスランド、デンマーク。「小国」にもかかわらず、生活水準などを示す「一人あたりGDP」ランキング(IMF、2023年)で世界トップ10にランクインしたこれらの国々。一方で日本は世界34位と低迷、アジア内では韓国に抜かれている。人手不足や少資源、大国の影響に晒されやすいなどの共通点がある中、世界トップの生産性と競争力を築いた6つの小国から成長戦略を学ぶ一冊。

なぜ看板のない店に人が集まるのか ーースモールビジネスという生存戦略

なぜ看板のない店に人が集まるのか ーースモールビジネスという生存戦略

田中森士

祥伝社/2025-04-02

「成長」「拡大」「競争」の呪縛から抜け出すヒントがここにーー AI時代を生き延びるビジネスに共通する、経営戦略の新常識 ・看板が出ていない路地裏の居酒屋が、なぜかいつも賑わっている。 ・辺鄙な場所にポツンと建つ雑貨屋に全国からファンが訪れる。 ・週1日、たった2時間だけオープンする店。営業日には、長蛇の列ができる。 近年、このように「間口を狭めた」スモールビジネスが注目を集めている。 一見すると不可解な戦略だが、成功の秘訣はどこにあるのだろうか。 現在、人口減少やAIの台頭、先行き不透明な経済状況のため、 一般的にはビジネスを持続させる難度が上がっている。 そのいっぽうで、従来の「成長」「拡大」ありきの方針を早々に手放し、 安定を手に入れ、小さくとも着実にビジネスを続ける人たちが存在する。 彼らは、自分のやりたいこと、大切にしたいことを実践しながら、 広告やSNSに頼ることもなく、自然と客に支持され、スモールビジネスの経営を続けている。 本書は、スモールビジネスの成功事例に共通する、 持続可能な経営の秘訣を読み解く一冊。 著者が長年にわたって取材した国内外の最新事例を 多数取り上げながら、スモールビジネスを持続させる 10のポイント+究極の差別化戦略を紹介する。 起業や副業、店舗経営のみならず、企業の新規事業開発や ブランディングに役立つ視点が満載。 【目次】 第1章 スモールビジネスとは 第2章 なぜ今、スモールビジネスなのか? 第3章 成功に導く10の基本戦略 第4章 究極の差別化戦略 第5章 スモールビジネスの未来

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