#植物 の新書一覧

人間とは何だろうか

人間とは何だろうか

酒井 邦嘉

河出書房新社/2025-12-24

「人は人工知能と対話ができているのか?」「花や鳥は、言葉が分かるのか?」「人はどこまで進歩するのか?」……言語によって自身や他者と対話し、思考を深める私たちは、生物や機械とどのように違うのか。言語能力や創造性の解明を目指す言語脳科学者がユニークな思考実験による物語を通して、根源的な謎に迫る。人間の本性について科学的な解明が進む今、その心と言葉の特性に焦点を当て、まったく新しい視点を提供する。 ・ 目次 ・ はじめに ・ 第1章 花をめぐる対話──人は植物と何が違うか  プロローグ 花屋の話/植物と動物/呼吸の問題/植物の多様性/花と墓 ・ 第2章 鳥をめぐる対話──人は動物と何が違うか  プロローグ 楽器の話/おしゃべりなインコ/鳥の習性と鳴き方/歌の分析と再生/タイミングの問題/コミュニケーションの問題/人間の言語とは ・ 第3章 犬をめぐる対話──人は犬と心が通うか  プロローグ 公園の話/犬の心に寄り添う/地図を描く能力/犬の性格とは/犬は言葉を理解するか/犬は心を持つか/犬の本能も脳から ・ 第4章 古代人をめぐる対話──人はいつ芸術を始めたか  プロローグ 古代エジプト展の話/芸術の起源を求めて/言語と芸術の密接な関係/人類の進化と脳/芸術とスケール不変/考古学の大発見/文字と音符の限界/古代エジプトでの革新 ・ 第5章 現代人をめぐる対話──人はなぜ言葉を話すか プロローグ 彫刻作品の話/言語は人間の本性/言語の能力とは/自然科学としての言語学/事実と意見の違い/言語の自然法則/脳言語とは/円空の心/絵文字に託された心/多言語へのまなざし ・ 第6章 人工知能をめぐる対話──人は機械と何が違うか プロローグ 将棋とチェスの話/AIの今昔/人とAIの違いとは/AIと人間の対話?/AIというブラックボックス/AIのその先「スーパーインテリジェンス」/SIに必要なスーパーマインド/AIによる自動運転のリスク/シンギュラリティは起こらない/捨て去られたロボット工学の三原則 ・ 第7章 スーパーインテリジェンスをめぐる対話──人はどこまで進歩するか プロローグ 茶の話/スーパーインテリジェンスとは/スーパーインテリジェンスと科学/神とスーパーインテリジェンス/死生観について/心の進歩について 第7章 補足と解説 ・ おわりに

雑草教室 図鑑が教えてくれない植物たちのひみつ

雑草教室 図鑑が教えてくれない植物たちのひみつ

稲垣栄洋

中央公論新社/2025-07-08

雑草について調べる「雑草サークル」を立ち上げた学生たちと植物学者の大学教授によるエッセイ風ミステリー。 本書で書かれている植物に関するデータは、実際の実験によるもの。研究などで解明されることのない“身近な疑問”について、学生たちが自ら試すことでたどり着いた「図鑑や論文では書かれることのない特性」を取り上げる。 ------ 植物図鑑に書かれていることは、 人間が限られた観察で書いているに過ぎない。 言わば、一方的な決めつけに過ぎないかもしれない。 図鑑に書かれた姿が、 「こうあるべき」と人間の勝手に過ぎないとしたら、 それに囚われることなく、自在に変化する雑草の、 何と自由なことだろう。(本文より) ------ 『生き物の死にざま』『はずれ者が進化をつくる』など数々のベストセラーで知られる人気生物学者が描く「雑草サークルミステリー」の世界へようこそ。

雑草散策 四季折々、植物の個性と生きぬく力

雑草散策 四季折々、植物の個性と生きぬく力

田中修

中央公論新社/2025-06-20

電子版は本文中の写真をすべてカラー写真に差し替えて掲載。 歩道の隙間、建物の陰、水面……街を歩くとあちこちで雑草に出会う。ひっそりと、ときには堂々と生きている雑草には、どんな「生きぬく力」があるのだろう? 小さな隙間に入り込むスミレ、子孫を残す工夫を幾重にも凝らしたタンポポ、生命力溢れるドクダミ、タネは出来ないがたくましく生き続けるヒガンバナ、ひっそりと冬を越すセイタカアワダチソウ。四季折々の身近な雑草を案内役に個性豊かな植物の生きぬく力を紹介。 ◆◇◆目次◆◇◆ はじめに 第1章 春の野や水田で、季節の訪れを告げる植物たち (1)なぜこんなところに?ーースミレ(スミレ科)  春の訪れを告げる花とは?/隙間に咲くスミレ/スミレの名前の由来/巧みな繁殖方法/園芸品種としての特性 (2)1日しか咲かない小さな花ーーオオイヌノフグリ(オオバコ科)  一面に咲く花の正体/口はばかられる名前の意味とは?/口はばかられる名前をもつ仲間は?/ヒマラヤスギにも松ぼっくり/松ぼっくりの閉じ開きはどうやって?/メシベは、他の株に咲く花の花粉をほしがっているのか? (3)在来タンポポはほんとうにひよわか?ーータンポポ(キク科)  「ライオンの歯」とよばれる理由は?/ネバネバする乳液がからだを守る/セイヨウタンポポの繁殖力/在来種は、ひよわな植物ではない! (4)水上の小さな驚異ーーウキクサ(サトイモ科)  水面に浮いて漂う/驚くべき増殖力/ウキクサが秘めた、命をつなぐ“しくみ” コラム 気になる名前の植物たち 第2章 夏の野や庭、池で、季節を満喫する植物たち (1)これもランの仲間ーーネジバナ(ラン科)  右にねじれるか、左にねじれるか/ネジバナの学名/新種が発見されて、話題に!/花が、日本では「蝶」、外国では「蛾」に、たとえられるのは?/ラン科の植物たち (2)夜に眠る葉ーーカタバミ(カタバミ科)  ハート形の小さな3枚の葉/カタバミの仲間たち/植物は、夜に眠るのか? (3)植物も汗をかく?ーーツユクサ(ツユクサ科)  涼やかな青い花/1日の間にメシベが移動する/夏の暑さに負けない“しくみ”を教えてくれる (4)匂いで撃退ーーヘクソカズラ(アカネ科)  よく見るけれども名を知らない植物/草花も匂いでからだを守る/アカネ科の植物たち (5)似た名前の植物たちーーヒルガオ(ヒルガオ科)  巻きつく草/ヒルガオの生存戦略とは/ヒルガオの仲間と思われる植物は? (6)旺盛な繁殖力ーーホテイアオイ(ミズアオイ科)  布袋尊のお腹/置かれた場所にふさわしく生きる! コラム 食べられる「夏の七草」とは? 第3章 夏の野で、暑さに負けない植物たち (1)巻きひげのすごい能力ーーヤブガラシ(ブドウ科)  鳥の脚のような5枚の葉/巻きひげの力と花に秘められた巧みな工夫 (2)群生して育つーードクダミ(ドクダミ科)  毒が溜まるか、毒を矯めるか/半夏生か半化粧か/ドクダミの生存戦略/地下茎の威力/“フィトクロム”とは? (3)日本から世界へーーイタドリ(タデ科)  痛みが取れる?/イギリスでは、嫌われ者の帰化植物/イタドリの生きぬく力/シーボルトがヨーロッパに紹介した意外な植物 (4)したたか? ずるい?ーーイヌビエ(イネ科)  水田で生きぬいてきた雑草/水田で気配を消しても、“脱粒性”だけは残す! (5)寄生植物の苦労ーーネナシカズラ(ヒルガオ科)  全寄生? 半寄生?/夜をどこで感じるのか/ストリゴラクトンによる「魔女の雑草」の“自殺発芽” コラム 歌に詠まれる「夏の七草」とは? 第4章 秋の野で、季節を魅せる花を咲かせる植物たち (1)日本では有用植物、アメリカでは?ーークズ(マメ科)  花も根も身近/クズのすごい成長力を支えるのは?/アメリカで、“侵略者”とよばれても! (2)花だけがポツンと咲くーーヒガンバナ(ヒガンバナ科)  同じ時期、同じ場所で咲く花/「ハミズハナミズ」とは?/土地と光の奪いあいを避けて、生きる!/長くたくましく生きている秘訣とは?/なぜ、お墓に多くあるのか?/競争を避けても、負け組ではない!/なぜ、ヒガンバナにはタネができないのか?/どうして、ヒガンバナの花は、秋の彼岸に咲くか? (3)嫌われ者も今ではーーセイタカアワダチソウ(キク科)  帰化植物の代表/大繁茂する生存戦略とは?/“ロゼット”の利点とは? コラム なぜ、植物の名前はカタカナで書くのか? 第5章 秋の野で、季節を演出する植物たち (1)生き物の姿に学ぶーーオナモミ(キク科)  ひっつき虫の代表/バイオミメティクス (2)秋の野に揺れるーーエノコログサ(イネ科)  子イヌの尻尾/「C4植物」とは? (3)秋を象徴する草ーーススキ(イネ科)  スクスク伸びる/生きた証「プラント・オパール」 コラム イチョウの学名 第6章 冬の野や庭で、寒さに負けない植物たち (1)風雪に耐えるーータケ(イネ科)とササ(イネ科)  タケが枯れるとき/ネザサの全面開花/タケとササの生きる力 (2)意外なシダ植物ーースギナ(トクサ科)  早春に伸びてくるもの/地下茎の恩恵を受ける植物/トクサもシダ植物 (3)日本産のヤシーーシュロ(ヤシ科)  高く高く伸びる/無駄のない植物 コラム 運をもたらす“冬至の七草(種)” おわりに

カラー版 スキマの植物図鑑

カラー版 スキマの植物図鑑

塚谷裕一

中央公論新社/2025-05-30

街を歩けば、アスファルトの割れ目、電柱の根元、ブロック塀の穴、石垣など、あちこちのスキマから芽生え、花開いている植物が見つかる。 一見、窮屈で居心地の悪い場所に思えるが、こうしたスキマはじつは植物たちの「楽園」なのだ。 タンポポやスミレなど春の花から、クロマツやナンテンなど冬の木まで、都会のスキマで見つけられる代表的な植物110種をカラーで紹介。 季節の植物図鑑として、通勤通学や散策のお供に。

カラー版 スキマの植物の世界

カラー版 スキマの植物の世界

塚谷裕一

中央公論新社/2025-05-30

スキマには植物が満ちている。 駅のホームのはじっこ、ビルの窓枠、車道の割れ目……。 「なんでこんなところに?」と思うような場所にも旺盛に成長している。 じつは植物たちにとってスキマは窮屈な住みかなどではなく、のびのびと暮らせる「楽園」なのだ。 タンポポやミズヒキなど身近な植物から、ケヤキやポプラなど意外な植物、さらに里山や海辺、高山植物まで、百種類以上のスキマ植物をカラーで紹介。散歩のお供にぜひ。

植物の謎 60のQ&Aから見える、強くて緻密な生きざま

植物の謎 60のQ&Aから見える、強くて緻密な生きざま

日本植物生理学会

講談社/2024-03-20

知っているようで実は知らないことだらけ。 植物にまつわる60のナゾに、専門家集団が最新の研究成果をもとに徹底回答! ・ダイコンの辛さが場所によって違うのはなぜか? ・吉田兼好の『徒然草』に出てくる落葉の描写は正しいのか? ・葉の縁のギザギザにはどんな役割があるのか? ・植物細胞で世界最大のものはなにか? ・樹木の根がアスファルトを持ち上げられるのはなぜか?  ・大気中の二酸化炭素濃度の上昇は、植物にどんな影響を及ぼすのか? 日本植物生理学会のWEBサイト(https://jspp.org/)の人気コンテンツ「植物Q&A」には日々様々な植物にまつわる質問が寄せられ、植物科学の研究者がボランティアで回答しています。 本書では小学生から大学院生、趣味で植物を育てるひとから植物に関わる職業のひとまで、幅広い人からこれまでに寄せられた3000を超える質問とその回答の中から60問を厳選。 植物に興味がある大人の方はもちろん、小中学生の自由研究のテーマ探しにもピッタリです。 ※本書には2007年刊行の『これでナットク! 植物の謎』および2013年刊行の『これでナットク! 植物の謎 Part2』の内容も一部抜粋、改訂のうえ盛り込みました。

「植物の香り」のサイエンス なぜ心と体が整うのか

「植物の香り」のサイエンス なぜ心と体が整うのか

塩田清二/竹ノ谷文子

NHK出版/2024-03-16

最新研究でここまでわかった、おどろきの「香り」の力! ストレスや不安の軽減から脳機能の向上、治りづらい疾患の緩和・予防まで。植物の香りはなぜ、そしていかにして私たちの心身のコンディションに良い影響を与えるのか? 昨今のめざましい研究から解明され、医療現場でも取り入れられているその具体的な効能を、第一人者がわかりやすく解説。ロングセラー『〈香り〉はなぜ脳に効くのか』に次ぐ、「香り」の科学の決定版!

牧野富太郎の植物愛

牧野富太郎の植物愛

大場秀章

朝日新聞出版/2023-04-13

幕末に生まれて94年。無類の植物学者、牧野富太郎が生涯を懸けて進めた研究は、分類学と呼ばれる、多様性を可視化させる研究だ。多種多様な植物が地球上に生息することを知らしめ、物言わぬ命の豊饒さを書物に残したその存在を、植物分類学の第一人者が悠々たる筆致で照らす書き下ろし。2023年度NHK連続テレビ小説「らんまん」モデルを知るための絶好の書!

牧野富太郎の植物学

牧野富太郎の植物学

田中伸幸

NHK出版/2023-03-29

「天才植物学者」の真の業績とは? 牧野富太郎は、「日本の植物学の父」と呼ばれ、貧窮の中にあって独学で植物分類学を修め、アカデミズムと対峙しつつも、偉大な業績を残し、植物知識の普及に尽力したとされる。しかし、そうした人物像や人間ドラマばかりが脚光を浴び、研究者としての業績はこれまで十分に顧みられてこなかった。命名した植物数や集めた標本の数が定まらないのはなぜか? 研究、普及活動の真価とは? 2023年度前期の連続テレビ小説「らんまん」の植物監修者が、「天才植物学者」の足跡を追いながら明らかにしていく。

日本の高山植物〜どうやって生きているの?〜

日本の高山植物〜どうやって生きているの?〜

工藤岳

光文社/2022-09-14

時には雲よりも高い場所で咲く高山植物。その可憐な姿には、登山中どんなに疲れていても目を留めてしまう。ただ生育環境は過酷そのもの。氷点下をはるかに下回る極寒に、吹き荒れる強風。生育シーズンは3ヶ月もない。そんな厳しい世界で、高山植物はどうやって次世代に命を繋いでいるのかーー。可愛らしい花たちの強かな生存戦略の秘密を、この道30年の植物学者が鮮やかに描く。読めば“高嶺の花”を求めて山に出かけたくなる!

植物のいのち

植物のいのち

田中 修

中央公論新社/2021-05-20

946

森の中で巨樹を伐る。轟音を立てて倒れ、生命が絶たれたように見える。だがしばらくすると切り株から小さな芽が生まれてくる。死んだと思った木は生きていたのだろうか?植物の「いのち」は、わたしたち動物とはずいぶん違って見える。動かず、しゃべらず、食べない。一方で、栄養を自分で作る、体の一部が失われても復活するなど、動物には真似できない能力も持つ。ユニークな「いのち」の形と仕組みをやさしく解説。

植物はなぜ毒があるのか 草・木・花のしたたかな生存戦略

植物はなぜ毒があるのか 草・木・花のしたたかな生存戦略

田中修/丹治邦和

幻冬舎/2020-03-26

トリカブトのようなよく知られたものだけではなく、じつは多くの植物が毒をもつ。例えばジャガイモは芽のみならず、未熟な状態や緑化した状態で毒をもち、毎年食中毒被害がおきる。それらは、芽や、成長に必要な部分を食べられないための植物のしたたかな生存戦略だった。過去10年の食中毒被害データを中心に、生き残るために植物がつくり出す様々な毒と特徴を紹介。また、古より植物の毒を薬に転じてきた人間の知恵と最新の医学情報まで、有毒植物と人間の関わりを楽しく解説。

日本の品種はすごい

日本の品種はすごい

竹下 大学

中央公論新社/2019-12-18

990

より美味で、かつ丈夫、収穫量が多く、栽培しやすい品種をー。誰もが夢見る新品種を生むべく、自然と格闘する仕事が育種家だ。りんごの「ふじ」のように歴史に名を刻む有名種や、競争に敗れて頂点から転落した梨の「長十郎」など、品種改良をめぐる歴史は、育種家たちの情熱の結晶である。本書では、じゃがいもや大豆、大根、わさびなど7つの身近な食用植物を取り上げ、その進化と普及にいたるドラマを描き出す。

植物はすごい 七不思議篇 知ってびっくり、緑の秘密

植物はすごい 七不思議篇 知ってびっくり、緑の秘密

田中修(植物学)

中央公論新社/2019-10-11

アサガオの花はなぜ夕方になると赤紫になるの? どうしてゴーヤの実は熟すと爆発するの? トマトのタネはなぜぬるぬるに包まれているの? トウモロコシの黄色い粒と白い粒の比率が3対1って本当? イチゴの種はどこにあるの? チューリップの花はなぜだんだん大きくなるの? ソメイヨシノはなぜ暖かい九州よりも寒い東京で先に咲くの? 7つの身近な植物に秘められた「すごさ」から学ぶ、生き方の工夫と知恵。

植物はおいしい

植物はおいしい

田中 修

筑摩書房/2019-08-05

私たちは、毎日、いろいろな野菜や果物、穀物を食べています。本書では季節ごとの旬の食材植物から、驚きの新品種、香りの効能、認知症予防まで「食べる植物」について「すごい」「おもしろい」「ふしぎ」と感じる「おいしい話題」を豊富に紹介します。植物たちのかしこさ、生きるためのしくみの巧みさ、私たちの健康にもたらす効能など、食材植物たちがもつ楽しい資質を、ラジオなどでおなじみの植物博士が、平明にやさしく解説する一冊です。

コケはなぜに美しい

コケはなぜに美しい

大石善隆

NHK出版/2019-06-28

静寂と風情をつくる植物の、たくましく奥深い生き方。新進気鋭の研究者がユーモラスかつ真面目に綴る、コケ入門の決定版! 初期の陸上植物の面影を残す植物、コケ。花を咲かせず地味な存在と思われがちだが、その清楚でみずみずしい姿は「わび・さび」に代表される日本の美意識に深く関係し、生き方に目を凝らせば、環境に応じて変幻自在にスタイルを変える知恵が満載だ。 岩や樹木になぜ生える?「苔のむすまで」はどれくらい? コケを愛してやまない気鋭の研究者が、200点以上の美しいカラー写真とともに語る、小さなコケの壮大な物語。各章間の小話も充実! [内容] 序章   なぜにコケは美しい 都市の章 健気に、時にしたたかに 庭園の章 コケが醸し出す「わび・さび」の風情 農村の章 のどかな土地の熾烈な戦い 里山の章 運命に抗わず、コツコツと生きる 深山の章 細く長く生き、森の主役に 高山の章 厳しさがコケを強くする 水辺の章 柳のようにしなやかに 味わう章 五感でコケを感じる 終章   小さなコケが教えてくれること

植物たちの戦争 病原体との5億年サバイバルレース

植物たちの戦争 病原体との5億年サバイバルレース

日本植物病理学会

講談社/2019-03-13

陸上植物が生まれてから約5億年といわれるが、その長い時間、植物と病原菌は生死をかけた「果てしなき戦争」を繰り広げてきた。スパイさながらの防諜戦、大量破壊兵器とそれを迎撃するミサイル、感染すると細胞がアポトーシスする「自爆機構」など、植物と病原体の分子レベルの闘いは、きわめてダイナミックである。本書では、そんな植物と病原菌の関係にフォーカスを合わせ、その驚くべき攻防の舞台裏を解説する。

植物のひみつ

植物のひみつ

田中修

中央公論新社/2018-06-21

946

なぜウメはサクラより早く開花するのか、タンポポの茎はどうして空洞なのか、イネの根が水に浸かっても生きていられるのはなぜか、緑色のアジサイの花を見かけたら何に注意すればよいのか、ヒマワリはどこまで背が伸びるか、ジャガイモの食べる部分は根か茎か、バナナの皮は滑りやすいというのは本当か…。学校や家庭でよく目にする植物10種の“ひみつ”を紹介し、身近な植物たちに秘められた驚きの能力を解説する。

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