2026年NHK連続テレビ小説『ブラッサム』のモデル・宇野千代。仕事や恋愛に情熱的に生きた98年の生涯から紡がれた名言集。
#ことば の新書一覧
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自己の欲望と好奇心を どうするか? 「道」「平常心」「自力」とは── こころの解像度を上げる禅的思考の本質とは。 答はない、あるのは自己のみ。 理屈を超えた、命がけのことばのバトルを味わう。 唐代の『趙州録』から、11の禅問答を抜粋して解説。 本書に登場するキーワード ……平常心 自力 道 明暗 作為 是非 自由 目指さない 意識 無意識 聖者 凡夫 具体 抽象 自己陶冶…… 禅問答は、ことばを使っておこなう、地に足のついた禅僧同士の、ガチな対話の記録である。 唐代の名僧・趙州は、ことばで相手の基盤を揺さぶる達人で、師である南泉との問答には、「道」「平常心」「我欲」「自力」といった禅的思考の本質が凝縮されている。 決してわかりやすいものではないそれは、禅のスタート地点にあるもので、つまずきながら読み込む先に、おもしろさという値打ちがある。 この世で自力で生きていくためのヒントに満ちた11の問答を味わう一冊。 イラストレーション=越井隆 【目次】 まえがき 問答という対話のかたち/自己を言語化することの極み/他人とともにことばを使いあう/ことばの自己対象化のはたらき/禅問答とはいかなる問答か/AIに禅問答はできるだろうか/なぜ11の禅問答を読むのか 第1の問答 平常心がそれだ──なにも隠されていない 現実をありのままに認識する/ことばの意味を理解する/よく生きることを意識する/自由であることはむずかしい/こころを汚れに染まらせない/一切の意識をなくすべきなのか/目指さずして意識できるのか 第2の問答 言語化なくして明暗なし 言語化せずに答えられるのか/たれが打たれるべきだったのか/知覚し思考するところを言語化せよ/言語化しないのは甘えだ 第3の問答 なにが有ることを知っているのか 知るべきことを知っている/ウシはそれを知っているのか/異類はよく生きているのか/死んだらどこにゆくのか 第4の問答 火事だ!火事だ! 師と弟子とが火花を散らす/なにごとも自力でやるべし/なぜ鍵を投げ入れたのか/自力とは、自己とは…… 第5の問答 助けて!助けて! ただ助けるふりをするだけ/ちゃんと助けられている 第6の問答 命がけの一言をよこせ──しからずんば諦めよ ほんとうの本末転倒はなにか/本末転倒にもいろいろある/かさねがさねの筋ちがい/我欲をどうやって捨てるか/ヘタな有言は無言にひとしいのか 第7の問答 くやしい!くやしい! 「ことば」がやっていること/ことばは行動についてくる/ズバリと異類になってみせる/ほんとうに問いたったこと/生きることと言語化すること 第8の問答 手綱はもってきたか──それでも自己は捨てきれない その行為はみられている/主体性はどこへいったんだ/いまひとつ噛みあわない 第9の問答 理屈にかかずらうな──けれども言語化はサボれない 無言であることはゆるされない/理屈をはなれる仕方もいろいろある/ふたつの仕方のわかりかた/象徴とそれが象徴するもの/ことばで示さないでどうする 第10の問答 なんてこったい! どうして門を開けたのか/ことばは経験にささえられている/ことばは行為をあらわしている/禅問答という特殊空間 第11の問答 ことばは生きている──仏をもとめ、汚れを捨てよ 言語化する隙もあらばこそ/馬祖はなんといっているか/心はただちに仏でありうるか/仏に近づき、汚れを捨てる/「ありのまま」じゃいけない/自覚なくして成仏はない/ほかならぬ自己が成仏するのだ/熟した梅の実は落っこちる/ことばは生のなかに息づく あとがき 参考文献
毎日の会話を記録すれば、あなたの最高の武器になる! あなたが毎日何気なく交わしている会話をすべて記録し、AIに分析させるーーこの簡単な行為の積み重ねが、ビジネスに驚くべき変革をもたらします。会話のアーカイブさえあれば、従来あなたが独力で立ち向かっていた問題も、過去の類似事例と照らし合わせての集合知や、マニュアル化されていない職人の暗黙知の助けを得て簡単に解決できるようになります。会話データベースの集積によるこの革命は、「会話資本主義」と呼ぶべき新時代の幕開けです。AIがもたらした会話の集積・分析・活用の変革を最大限に活用するのが、本書で説く会話資本主義です。 *以下、本書目次より抜粋 まえがき 毎日、あなたの会社では「黄金」がドブに捨てられている 第1章 会話資本主義の理論的基盤 言葉・行動・思考の資本化 第2章 実証プロジェクト:会話採掘のインフラ コモディティ化する「魔法」 第3章 論理編:会話資本主義の科学的根拠 経営学が証明する「必然」 第4章 会話資本を育てる組織デザイン 第5章 実践編:ログ経営の現場 ストーリーで見る資本化の威力 終 章 会話から全行動へーー日本再興のラストチャンス あとがき
外国語の学習は、多くの人に「良いこと」と信じられているが、正しい発音や流暢さ至上主義、ネイティブ志向、努力神話……等、学習者に劣等感や罪悪感を生む「呪い」も孕んでいる。本書はそうした言語学習の副作用を指摘し、言語やことばをインストールできるシステムではなく、社会的な活動のための人間らしい営みとして捉えなおす。ことばは硬直したものではなく、流動的で柔らかく、世界の見え方を歪めも解放もする存在である。学習者が自由に、そして幸せに学び、より豊かな世界をつくるための方法論を探る。
一度しか経験できない「老い」や「死」について,私たちは先人が残したことばから,その思いや経験を学ぶことができる.古典は,さまざまな知恵をもたらし,前に進むための励ましを与えてくれる.古代から近世まで,日本の古典文学を幅広い視野から読み解くことで,「老い」や「死」との向き合い方が,多彩に浮かび上がる.
【「AIでよくない?」と思っているあなたに】 言語学で考える 「英語を学ぶ」とはどういうことか AIで翻訳も通訳もできるこの時代。英語力は必要だけど、もう勉強する必要なくない? AIでよくない? ーーそんな疑問が出てくるのは当然だろう。しかし、ことばが持つ機能はコミュニケーションの道具としてだけではない。忘れてならないのは、ことばは思考の道具でもあるということだ。もしそれが、私たちのものの見方や世界の捉え方を形作っているとしたら。 今後AIがいかに発展しようとも決して失われない、英語を、外国語を学ぶ意義とは。本書は「認知言語学」に基づき、言語と思考、言語と文化に焦点を当てながら、ことばの興味深い側面を見ていく。 ●目次 はじめに 第一章「再興バベルの塔」 第二章「ことばは心を映す鏡」 第三章「話すために考える」 第四章「過程を重視する日本語文化」 第五章「情に心を寄せる日本文化」 第六章「自己中心的な日本語文化」 第七章「AI時代だからこそ外国語教育を」 おわりに 本書のトピック → 容疑者は「男」で、被害者は「男性」 →「回らない寿司」における概念基層 →「週休二日」と "five-day workweek" → ウサギ・アヒルの図、恒常仮定の罠 → 風呂上がりのタオル 「拭く」か "dry" か →『雪国』冒頭部の日・英語間の違い etc.
バイリンガルの人が羨ましい? 子どもはバイリンガルにしたい? けれどもそこにはさまざまな「壁」が立ちふさがっている.内外の研究の最新成果をもとに,乳幼児期に子どもが母語や第二言語をうまく獲得するために必要不可欠な環境とは何かを問う.周囲の大人にできること,すべきこととは? 大人の外国語学習の驚くべき効能も!
思想家・中村天風は、「心持ちひとつで、人はどんな逆境にも打ち克てる」と説き、インドでの修行で得た悟りや禅の思想などを融合させて“天風哲学”を築き上げた。 その教えは、呼吸法で精神を鍛え、正しい姿勢で気を整え、前向きで強い言葉による暗示で潜在能力を引き出す実践的なもので、運命すらも切り拓けるようになる。 本書では、天風会の理事も務めた最後の愛弟子が、師、天風のことばを40個厳選し、マンガとともにやさしく解説。 松下幸之助や稲盛和夫らを成功に導き、大谷翔平も学んだ最強の成功哲学が、自然と身につく一冊。
読み終えると、なぜか「書ける自分」に変わっている! 37年間、書くことで生きてきた著者が明かす、技術よりも大事な思考と実践。 書くことは考えることーーあなたはなぜ「書けない」のか? 千葉雅也氏、推薦! 「より自由に書くための基礎理論がここにある。 僕も何度も読み返すことになるだろう。 何かを書こうとするすべての人にお薦めする」 <本書の内容> 第一部 「書けなさ」から脱出するためのマインドセット/マインドハック 第一講 日本語を「外国語」として学びなおすこと 第二講 「ことばにできないもの」はどこにあるのか? 第三講 書いてはならない? 第四講 上手な文章、下手な文章 第五講 ことばの多様性 第六講 ロジックとレトリック 第七講 話し言葉と書き言葉 第八講 反射神経について 第九講 スローライティング 第十講 ことばと思考 第二部 書き終えるまで 第十一講 書き始めるまえに 第十二講 書き始めるために 第十三講 書き進めるために 第十四講 書き続けるために 第十五講 書き終えるために 第十六講 書き終えたあとに 補講一 人称について 補講二 外国語について 「書くこと」の倫理について──あとがきを兼ねた補講三
無宗教であったとしても、さまざまな信仰に 生きた人々が作りあげたものは信じることができる。 今の時代、今の日本では、宗教を信仰する人はそう多くはない。それでも、信仰に生きた人々が作りあげたものの大きさは、宗教を頼みにしていない身にも感じることはできるのではないか。その圧倒的な迫力、その恐ろしさ、あるいは、優しさ、悲しさ、そして美しさに囚われてしまったとき、ちっぽけな自分などもうどうでもよくなる。私たちは特定の宗教を信じることはなくても、信仰によって作られたもの、書かれたもの、なされたことを通じて、宗教の力を実感できるのではないか。キリスト教、ユダヤ教、イスラーム、仏教、儒教、道教。様々な宗教を研究してきた著者が人生で出合った心に深く響く信仰のことばをここに。 *本書目次より抜粋 はじめに 一 儒教のことば 二 道教のことば 三 仏教のことば 四 ユダヤ教のことば 五 イスラームのことば 六 キリスト教のことば おわりに
古代の中国から伝わった漢字は,日本語の内部に深く入りこんだ.はなしことばを視覚化することを超え,漢字は日本語そのものに影響を与えつづけてきた.『万葉集』から近代まで,漢字に光をあてて歴史をたどろう.漢字がつくるさまざまなかたちを楽しみながら,文字化の選択肢が複数ある,魅力的なことばを再発見する.
「文学作品はもういい! 実社会で使われるような文章を読ませるべきだ!」 そんな声に押され、国語教育の大改造が始まった。 文科省が重視したのは実用性。 文学はこの枠には入らないという。 しかし、この考え方は正しいのか? 文章を読む際に大事なのはことばの「形」を見極める力だと著者は言う。 そこを鍛えるトレーニングをしたい。 その助けになるのが文学作品を読む技術なのだ。 本書では契約書、料理本のレシピ、広告、ワクチン接種の注意書き、小説、詩など幅広い実例を用いて「形」を読む方法を指南する。 それは、生成AIが生み出す「文章」と渡り合う際にも格好の助けになるだろう。 画期的な日本語読本の誕生! 【目次】 第1章 学習指導要領を読む 第2章 料理本を読む 第3章 広告を読む 第4章 断片を読む 第5章 注意書きを読む 第6章 挨拶を読む 第7章 契約書を読む(1) 第8章 契約書を読む(2) 第9章 小説を読む 第10章 詩を読む
ことばが世界をつくるのか。世界がことばをつくるのか。 元オリンピアンで著作も多く、「走る哲学者」とも呼ばれる為末大氏。 為末氏が現役時代から興味をもっていたというこの問いを、言語習得研究の第一人者である今井むつみ氏が受け止める。 私たちが意識せず使いこなしている「ことば」とは何だろうか。 「言語能力が高い」、「運動神経がいい」とはどういう状態を指すのだろうか。 スポーツでも言語の習得でも、繰り返しながらやさしいことから難しいことへ、段階をふんだ「学び」が必要になる。しかし、「学び」とは単なる知識の獲得ではなく、新しい知識を生み出す「発見と創造」こそが本質であると今井氏は言う。その究極のかたちを為末氏は、調整力の高さ、すなわち「熟達」と呼ぶ。 私たちはどのように学ぶのか、そこに身体がどのようにかかわってくるのか。 「ことばと身体」を専門にする話題のふたりが、異なる立場から「学び」にアプローチする。 ◆目次案 1章 ことばは世界をカテゴライズする 2章 ことばと身体 3章 言語能力が高いとは何か 4章 熟達とは 5章 学びの過程は直線ではない
日本語の「女ことば」。それは日本人に根付く「性別の美学」の申し子である。翻訳家としてドイツ語・英語に長年接してきた著者が、女ことばの歴史や役割を考察し、性差の呪縛を解き放つ。
日常生活の必需品であり、知性や芸術の源である言語。なぜヒトはことばを持つのか?子どもはいかにしてことばを覚えるのか?巨大システムの言語の起源とは?ヒトとAIや動物の違いは?言語の本質を問うことは、人間とは何かを考えることである。鍵は、オノマトペと、アブダクション(仮説形成)推論という人間特有の学ぶ力だ。認知科学者と言語学者が力を合わせ、言語の誕生と進化の謎を紐解き、ヒトの根源に迫る。
毎週金曜、“夜開く学校”として高い人気を誇るNHKのラジオ番組「飛ぶ教室」。その冒頭数分間のオープニング・エッセイ最初の二年分を収める。コロナが流行り出し、誰もが不安にうち沈んでいた時期に贈られた、時に切なく、滋味あふれる温かなメッセージ。書き下ろしの作品「さよならラジオ」も初収録。
作詞家50周年、松本隆へのインタビュー。作詞家、松本隆に50年のキャリアのすべてを聞く。はっぴいえんどの「日本語ロック」や松田聖子など多くのアーティストたちに提供した歌詞の背景から浮かび上がってくるのは日本語という言葉のおもしろさと可能性だ。松本隆は古事記やシューベルトの「訳」も手がける。そうした唯一無二の「ことばとの関わり」をアーカイブするとともに、歌詞にこめられた時代、思い、人、街、そして風…も未来に伝える。
いまの日本語に何が起きているのか、じっくり観察してみよう。ことばはうつりゆくものだから、かつてと違っているように感じられる語があらわれても心配いらない。しかし、安定した言語生活を脅かす危機が、そこかしこにみられるとしたらー。日本語の危機が照らし出す私たちの現在を語り、未来へ向けた提言をする。