大工、電気工事士、配管工……。 新しい億万長者が続々誕生! 戦争×AI×人材不足で富のルールが変わった アメリカで始まり、日本にも迫る! 「ブルーカラービリオネア」とは、アメリカで生まれた、電気工事や配管といった現場仕事で富を築いた人々を指す言葉だ。地政学リスクを回避するための製造業の国内回帰とAIの発展による肉体労働の再評価が熟練工の争奪戦へつながり、その収益性に目をつけた投資マネーがブルーカラーの資産を倍増させる。政治、技術、資本が交差するなかで生まれた新しい富裕層は、日本にも現れるのか。そこにホワイトカラーが生き残る道はあるのか。世界と日本の労働市場の激変を見据え、その構造を徹底的に読み解く。 ・テスラは「汚れ仕事」を国内に引き戻し、熟練工の価値を引き上げた ・ブルーカラーは国益を生む人材、政治の権力者たちが奪い合う最強の主役 ・AIがホワイトカラーを無価値化する一方、データセンター建設、冷却装置の保守でブルーカラー需要をますます高める ・巨大マネーが町工場や設備会社を買収し、労働者をビリオネアへ押し上げる ・日本の排外主義と制度の壁が世界の人材争奪戦から後れをとる原因に ・日本の職人からビリオネアは生まれるか? 実現のための提案
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AI、ジェンダー、ポピュリズム、 パンデミック、薬物問題ーー 迷走する世界の課題を一望する 政治は人間のためのものであるにもかかわらず、かつては人の多様性をあまり考慮することなく論じられ、実践されていた。だが今や世界各国でジェンダーやマイノリティの存在が前提とされ、多様性を重視した制度設計や政策などが求められている。ジェンダー平等、福祉や財政をめぐる排外主義、政治の司法化、AI、パンデミックなど現代政治の諸問題に、世界各国はどう対処しているのか。各国の政治を丁寧に比較し、その根底を流れる政治の普遍性を考察していくシリーズ最終巻。 === 【目次】 序章 新たな政治の課題を考えるために(岩崎正洋) 第1章 ジェンダーをめぐる政治対立ーー右傾化する政治と平等への希求(三浦まり) 1 ジェンダー平等をめぐる政治対立 2 日本におけるバックラッシュ 3 反ジェンダー攻勢の世界潮流 4 右傾化する政治と保守女性政治家の役割 5 ジェンダー秩序を問い直す 第2章 女性政党の可能性ーー女性の政治代表性を高めるもう一つの挑戦(申キ榮) 1 女性政党とは何か、なぜ現れるのか 2 女性政党は何を代表するのかーー類型と争点 3 日本の生活者ネットワークーー女性政党の日本的実践 4 女性政党の意義と展望 第3章 女性の政治参画は何を変えるのかーーメキシコの事例(馬場香織) 1 女性の政治参画の比較政治学 2 実体的代表をめぐる実証研究の展開 3 メキシコにおける女性に対する暴力対策の事例 第4章 福祉国家はどこへ向かうのかーーポピュリズム時代の福祉と財政の政治(西岡晋) 1 ポピュリズム時代の福祉国家 2 なぜ福祉は批判されるのか 3 なぜ減税は支持されるのか 4 福祉国家はどこへ向かい、どこへ向かうべきか 第5章 政治権力としての裁判所ーー権力分立は生き残れるか(井関竜也) 1 政治権力としての司法 2 裁判官の行動原理 3 世論と司法 4 危機に晒される司法 第6章 フィリピンにおける違法薬物と民主主義(日下渉) 1 麻薬に依拠する民主主義 2 麻薬王の地方首長と大統領の麻薬戦争 3 麻薬をめぐって円環する民主主義 第7章 ロックダウンからの逃走(小松志朗) 1 封鎖する国、しない国 2 感染症対策のパラダイム転換 3 ロックダウンの国際比較 4 コロナ後の感染症対策 第8章 政治体制の差異がパンデミック対策にもたらす影響(安中進) 1 民主主義国家と権威主義国家 2 政治体制とコロナ死者数 3 政治的動機とデータ操作 4 民主主義国家日本のコロナ 第9章 AIは民主主義をどう変えようとしているのか(山本達也) 1 AIが揺さぶる民主主義社会の基盤 2 情報空間の変容と揺さぶられる民主主義への信頼 3 公共圏と「共有された現実」 4 AI倫理へのアプローチ 第10章 電子投票は復活するのか(岩崎正洋) 1 変わる選挙・代わる民主主義 2 電子投票とは何か 3 電子投票の実態と課題 4 電子投票とネット投票 コラム1 ジェンダー主流化の観点から議会を変革する(左高慎也) コラム2 LGBTをめぐる政治(日下渉) コラム3 福祉国家の「三つの世界」への招待(西岡晋) コラム4 難民の移動ルート(小松志朗) コラム5 デジタル権威主義における統治とリーダーシップ(大澤傑) コラム6 SNS時代の世論操作(小林哲郎) 【各章・コラム執筆者】 三浦まり 上智大学法学部教授 申キ榮 お茶の水女子大学人間文化創生科学研究科教授 馬場香織 東京大学大学院法学政治学研究科教授 西岡晋 東北大学大学院法学研究科教授 井関竜也 東京大学社会科学研究所助教 日下渉 東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授 小松志朗 山梨大学大学院総合研究部准教授 安中進 早稲田大学社会科学総合学術院准教授 山本達也 清泉女子大学学長 左高慎也 名古屋大学ジェンダーダイバーシティセンター特任助教 大澤傑 愛知大学国際コミュニケーション学部准教授 小林哲郎 早稲田大学政治経済学術院教授
生成AIは英語学習の常識を根底から覆した。 AIは24時間365日、あなた専属の無料英語コーチとして無限に質問・添削・会話に付き合い、マニアックな趣味や関心事にも応えてくれる。 本書では、英語力ゼロでもAIと英会話を続けられる方法、自分専用の英語教材「マイテキスト」の作り方、無限添削を活用したライティング上達法、リスニングとスピーキングを同時に鍛える実践法など、「話す・聞く・書く・読む」の最新メソッドを徹底解説。 英会話、資格試験、読書、ビジネスまで、最短・最強の英語学習法。
AIと共に生きるなかで、私たちは自己の再定義と社会の再設計を迫られている。AIが知の領域に組み込まれるなかで、仕事や教育のあり方はどのように変化し、経済や文化の枠組みはいかに再編されるのか。そしてヒトという存在の何が変わり、何が変わらないのか。AIが前提となる時代の見取り図を第一人者が提示する。
「学歴フィルター」は終わったーー 日本経済復活の処方を示す、意欲作! なぜ日本では、能力や努力が正しく評価されないのか。 受験を勝ち抜き、学歴を手に入れれば将来は安泰ーーそう信じられてきた日本型能力主義は、いま明らかに機能不全に陥っている。 学校では学びが形式化し、企業では人材が活かされず、個人は努力しても報われない。その原因は能力そのものではなく、「能力をどう測り、どう評価してきたか」という制度の側にある。 本書は、教育・雇用・評価という三つの制度を横断し、日本型能力主義がどのように成立し、なぜ限界に達したのかを解き明かす。学歴が能力の代替物として使われ、新卒一括採用と年功的処遇がそれを補強してきた結果、学びは入試で止まり、企業は人材を固定化し、日本社会全体の活力は失われていった。 さらにAI時代を迎え、従来の評価基準が通用しなくなりつつある現実も浮かび上がる。 豊富なデータと冷静な制度分析を通じて、「実力をどう可視化し、どう評価するのか」という根本問題に向き合う。 学歴社会の先にある、実力が正当に評価され、何度でも学び直せる社会は可能なのか。停滞する日本社会を読み解き、未来を構想するための一冊。
〈著書累計200万部! 人工知能研究の第一人者が今いちばん伝えたいこと〉 ◎極論や嘘を言うAIの回答は鵜呑みにしない! ◎阿部慎之助監督の辞任は、どうしたら防げたのか? ◎AIには“身体性”というセンスが絶望的に欠けている ◎決定満足度の高い意思決定ができるのは人間のプロだけ ◎前頭前野が未発達な13歳未満のAI使用は禁止すべき AIは、人間の感情を煽る感情ブースター。 ちょっとアクセルを踏み込んだら時速300kmになるスポーツカーのようなもの。 翻弄されずに乗りこなすには、ちょっとしたセンスがいる。 AIは人の居場所は奪わない。 AIは人類を支配することはない。 恐いのは「私はどうしたらいい?」と聞いて、最初の答えにそのまましたがうこと。 子どもにも伝えたい人工知能との付き合い方! 【目次】 はじめに 〜AIはうなずかない 第1章 AIの正体を見極める 生成AIはことばのモンスターである AIに恋をする? 人間のプロが無意識にやってきたこと ブルーカラーがゴールデンカラーへ 第2章 AIとの付き合い方 AIを悩み相談の相手にしていい? AIの心理的安全性は抜群 AIは、嫌悪や憎悪の増幅器になることがある 子どもたちに伝えたいこと 〜AIがあるのに人が勉強する理由 第3章 AI時代に身に付けるべき「生きる力」 AIに勝たない、媚びない、平気でいる AI社会が抱えるジレンマーー若手の勘をどう育てるか AIに仕事を奪われたら、消費することが仕事になる 完全AI社会なら、人はただ幸せになればいい おわりに 〜1983年からのタイムスリップ
ビジネスエリート必読の最新地政学講義! 激化する米中対立、AI・スマホが戦場にーー。 元国家安全保障局長・北村滋氏の最新作は、インテリジェンスの核心に迫ったビジネスエリート必読の1冊です。 ●第1章 「見えない戦争」ーーインテリジェンスが戦争を決める 《現実を直視する第一歩として、先ずは現代の戦場で何が生起しているのかを明らかにしなければならない。火力の応酬などのキネティック(物理的、動力学的)な戦闘に先立ち、勝敗を決しているのは「知」の攻防である。本章では、ウクライナ、ベネズエラ、ガザ、そしてイランにおける最新の戦訓からインテリジェンスが現代戦をいかに駆動しているかを描き出す。》 ●第2章 勢力圏思想の復活ーー米中大国間競争の本質 《インテリジェンスによる「見えない戦争」における優位は、単なる戦術的勝利にとどまらない。それは国家自らの生存空間、すなわち勢力圏を確保し、維持するための前提と言える。本章では、大国間競争の深層に踏み込み、スパイクマン的リアリズムへ回帰した米中両国による勢力圏再編の力学を分析する。》 ●第3章 経済安全保障と企業インテリジェンス 《我が国が戦後最も厳しい安全保障環境に直面する中、有事と平時の境界は曖昧となり、安全保障の主体は国家から民間へと拡大している。世界経済がグローバリゼーションからデリスキング経済へと移行することに伴い、国家の安全保障政策はミクロ経済の主体である企業にまで深く浸透しつつある。本章では、このマクロの構造転換が、企業の構造や行動に具体的に如何なるインパクトを与えるのかという現代的課題について、企業とインテリジェンス、グリーン経済安全保障、M&Aという多角的視点から論ずる。》 ●第4章 テクノロジーと主権ーー決定の自律性 《企業がインテリジェンス能力を涵養すべき対象は、M&Aやサプライチェーン領域に限定されない。国家と企業の意思決定を根底から支え、一方において最大の脆弱性をもたらしかねないのが、サイバー空間とAIである。本章では、我々の掌にあるからスマートフォンから国家中枢を与るガバメントクラウドに至るまで、テクノロジーがいかに「主権」概念を再定義しているかを説き明かす。》 ●最終章 日本はこの大競争の時代をどう生き延びるかーーレアルポリティークと我が国に求められる戦略性 《インテリジェンス、勢力圏、企業防衛、そしてAI。これら「見えない戦争」の全貌を俯瞰したとき、我が国に突きつけられているのは、決定の自律性という「主権」をいかに維持するかという重い問いである。本章では、これまでの議論を総括するとともに、「縁辺部(リムランド)における紛争の時代」に我が国が「戦略国家」として生き残るための道筋を呈示したい。》 この「見えない戦争」の時代を、いかに戦略的に生き抜くか。本書はその羅針盤となるはずです。
毎日の会話を記録すれば、あなたの最高の武器になる! あなたが毎日何気なく交わしている会話をすべて記録し、AIに分析させるーーこの簡単な行為の積み重ねが、ビジネスに驚くべき変革をもたらします。会話のアーカイブさえあれば、従来あなたが独力で立ち向かっていた問題も、過去の類似事例と照らし合わせての集合知や、マニュアル化されていない職人の暗黙知の助けを得て簡単に解決できるようになります。会話データベースの集積によるこの革命は、「会話資本主義」と呼ぶべき新時代の幕開けです。AIがもたらした会話の集積・分析・活用の変革を最大限に活用するのが、本書で説く会話資本主義です。 *以下、本書目次より抜粋 まえがき 毎日、あなたの会社では「黄金」がドブに捨てられている 第1章 会話資本主義の理論的基盤 言葉・行動・思考の資本化 第2章 実証プロジェクト:会話採掘のインフラ コモディティ化する「魔法」 第3章 論理編:会話資本主義の科学的根拠 経営学が証明する「必然」 第4章 会話資本を育てる組織デザイン 第5章 実践編:ログ経営の現場 ストーリーで見る資本化の威力 終 章 会話から全行動へーー日本再興のラストチャンス あとがき
情報があふれ膨大な数の選択を迫られる現代社会。「選ぶことから解放されたい」という感覚は、音楽のストリーミングやファッションのサブスクサービス、生成AIによる最適解の形をとって、若者だけでなく全世代に波及している。シンクタンクで消費者行動に関する調査・研究に取り組む著者は、このように主体性を手放す消費行動を「選ばない消費」と名付けた。なぜ私たちは「選ばない」ことを選ぶようになったのか。「選ばない消費」にはどんな可能性があるのか。その実態と背景を、統計データや社会背景を交えて多角的に解き明かし、私たちの暮らしや価値観のゆくえを考察する。
グーグルやアップル、OpenAIなど、世界を牽引する巨大企業がひしめくシリコンバレー。そこで生み出されるテクノロジーは「人類の福音」か「黙示録」か。「アメリカのリアル」を余すことなく伝え切る、元朝日新聞サンフランシスコ支局長による渾身のルポ。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。 アート思考はアーティストやデザイナーだけのものではありません。 人生も仕事も一種の創造行為であり、だからこそアート思考はすべての人に求められるものなのです。 ー山口周氏 なぜ、今アートなのか? アート思考とはなんなのか? なぜ「アート思考」が仕事にも必要なのか? 2019年に発売した『ハウ・トゥ アート・シンキング』を‘超’加筆&修正。 AI時代を面白おかしく生きていくための考え方ー効率や正論の先にある、人間にしかできない「いびつな創造性」を解き放つ! 【本書「はじめに」より】 『超・アート思考』─タイトルの「超」には3つの意味を込めました。 一つはAIが急速に進化する時代を踏まえてアート思考をアップデートすること。 そしてもう一つには、アート思考単体ではなく他の思考や社会との関係まで改めて俯瞰し、その射程を拡張すること。 そして最後に、「アート」という西洋的概念を日本や東洋の視点から相対化し、西洋的思考を超えて人間の創造性とは何かを問い直すこと。 (中略) AIが一瞬にして情報を集め、思考だけでなくエージェントとしてタスクをこなし、クリエイティブの「生成」までしてくれるようになりました。 これまで人間が行っていたことをどんどんAIが代替していきます。もはや人間に残された仕事はなくなってしまうのでしょうか? そんなことはありません。むしろAIの時代だからこそ、本質的な人間の創造性が重要になる、僕はそう考えています。 19世紀、現代のAIを巡る議論とよく似た議論が西洋で起こりました。きっかけは「写真」技術の登場です。 ポール・ドラローシュは1839年に写真を見て「今日から絵画は死んだ!」と叫び、 ドミニク・アングルは写真が「画家の生活を脅かす」としてフランス政府に禁止するよう抗議しました。 しかしご存じのように、今でも絵画は死んでいませんし、画家という職業はなくなっていません。 写真は、絵画を殺すどころかむしろ美術を「再現性」というパラダイムへの囚われから解放 するきっかけとなり、印象派や野獣派、表現主義にキュビズム、シュルレアリスム、抽象主義など、むしろ絵画の可能性を花開かせ、美の多様性を増しました。 AI時代にはたしかに、多くの人間の活動や労働が代替されていくでしょう。 これまで人間にしかできないと信じられていた、「思考」や「創作」すら、AIが代替していくようにも思えます。 しかしむしろ、AIという技術に「挑発」され、人間は創造性を増していくにちがいないと僕は期待しています。 ※本書は「ハウ・トゥ アート・シンキング」に加筆修正したものになります。ご購入の際はご注意ください。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「AI任せ」で書くと、必ず失敗する! AI翻訳の能力を最大限に引き出す3つのポイントを伝授! ChatGPTやDeepL、GeminiやClaudeなど、急速に進歩したAI翻訳を使えば「破綻のない英語」を書くのは簡単です。 しかし、「破綻がない」=「理系英語として正確」かつ「世界に通用する」ではありません。 AI翻訳による「破綻のない英語」を「正確な理系英語」に整える力とはどのようなものか。 「正確な理系英語」を出力させるための、日本語原稿作りの重要ポイントとは? 全理系人に必須の考え方とテクニックを、豊富な実例を交えて懇切丁寧に解説します。 入門書にして決定版! 著者: 1961年、東京都生まれ。東京都立大学教授。慶應義塾大学大学院理工学研究科より博士号(理学)を取得。広島大学、インディアナ大学、東京都立科学技術大学、首都大学東京を経て現職。専門は物性理論および機械学習の物理学への応用。著書に『2つの粒子で世界がわかる』(講談社ブルーバックス)、『元素紀行』(オーム社)、『入門 熱力学・統計力学』(森北出版)、『朝倉物理学大系 10統計物理学』(共著、朝倉書店)。翻訳書に『デモクリトスと量子計算』(森北出版)、『量子論が試されるとき』(みすず書房)、『スタンフォード物理学再入門』シリーズ(日経BP)他多数。自身の英語論文執筆に加え、20年ほど前からは学術論文や産業分野の技術文書の英訳を手がけてきた。大学院生向けに科学英語の講義も担当している。
なぜ人は芸術に巨額を投じるのか。 なぜビジネスの最前線で、アートが求められるのか。 市場は何に反応しているのか。 そして、芸術の真価とは何か。 「ベネッセアートサイト直島」のプロジェクトを成功に導き、金沢21世紀美術館館長、東京藝術大学大学美術館長を歴任。 アートの真価を問い続ける伝説の美術評論家が、アートを読み解くための「見取り図」を提示する。 AIがすべてを奪ってゆく時代だからこそ、アートに意味がある。
山口周氏 推薦! 「自分がやってきたことが言語化されていて驚きました。」 限られた時間で、効率的に本を読み、自分の血肉とし、成長につなげるには? 本を読んだままにせず、読書を通じて主体的に思考し、アウトプットとして外部に発信できる形にする──そのための実践的な技法は、トレーニングで誰もが手にすることができます。 生成AIの力も効果的に借りながら、知的生産の起点としての読書という営みを高めていきましょう。 なぜ、何を、どう読むかを明確化すれば、メモから仮説へ、発信できる意見へと、誰でもクリティカルな読書ができる!働いていても「本が読める」方法が、ここに。
知られざる被害の実態に迫る。共存のためにできことは? サカナAI COO伊藤錬氏へのインタビューあり! ◆気づかないうちにAIに支配されていた オンラインショッピングで不当な買い物をさせられていたり、ローンを借りにくい状況に陥れられたり、採用面接で不利な状況に立たされたり……。仕事、日常生活、買い物、趣味、教育現場、創作活動など、知らない間にAIが我々の生活に巧妙に入り込み、被害を生んでいる。そして「バーチャルスラム」「ダークパターン」「心理的依存」「プロファイリング」「視覚的汚染」といった問題が表面化しつつある。本書では取材を通じて得た課題の実態を紹介する。 ◆「機械学習パラダイス」日本で生きていくための知恵 日本は「機械学習パラダイス」と呼ばれており、規制が先進国に比べ遅れている。AIにだまされないためにも、有効に活用するためにも、必要とされる知識とは? 本書では日本の規制の課題についても触れる。米欧の先駆的取り組みや、日本の規制の動向を踏まえ、共存のための適切なルールを模索する。 第1章 AIに雇われる人、働かされる人 第2章 プロファイリングの時代 第3章 ダークパターンが奪う自由意思 第4章 食われるクリエーター 第5章 創作における新秩序 第6章 「ルール巧者」への道 第7章 日本のAIけん引者たちの素顔
インターネットを使った選挙運動が解禁されてから10年余り、有権者が候補者の情報を得る手段としてSNSやYouTubeなどの重要度が年々高まっている。しかし、ネットは簡単に情報を拡散できることもあり、偽情報が広がりやすい。さらに今後はAIの活用も進んでいき、やがて政策決定に大きな影響を与えることが予想される。 選挙、そして民主主義に多大な影響を与えるSNSやAIをどう扱うべきか。ネットと選挙の健全な在り方を提示する。
本書は、「自由意志」という私たちの根深い信念に疑問を投げかけ、脳科学とAI技術の観点からその幻想を解き明かすことを目的としている。私たちは日々、自分の意志で自由に判断していると信じて疑わないが、実はその「自由意志」こそが脳が作り出した幻想に過ぎない可能性がある。自由意志の正体を解明するために、脳の働きや無意識の作用がどのように私たちの「決定」を形作っているのかを深掘りしていく。はじめにでは、まず「自由意志は脳がつくった幻想である」という立場が提起される。私たちが自分の意志で判断していると感じる一方で、実際にはその「意志」は脳内の無意識的な過程や外的な要因によって作り出されている。さらに、近年の生成AIの進歩が、この問題に新たな視点を加え、私たちの「選択」が本当に自由であるのかを問う契機となる。第一章では、自由意志が本当に存在するのか、それとも単なる幻想であるのかという問いに迫る。特に、ベンジャミン・リベットによる実験が取り上げられる。この実験は、意識的な決定が脳内で無意識的な準備が整った後に生じるという驚くべき事実を明らかにした。また、人間の「意識」の働きが無意識に従属していること、さらには私たちの意識が無意識の情報処理に基づいて動いているという「受動意識仮説」に触れ、自由意志の幻想がどのように形成されるのかを考察する。第二章では、無意識が私たちの日常的な行動にどのように影響を与えているのかを解説する。意識的な判断が無意識に支配される比率や、無意識下で行われる自動化された行動について説明される。スポーツ選手やアーティストが無意識のうちに優れたパフォーマンスを発揮するメカニズムにも触れ、脳が九割以上の機能を無意識に任せている理由を探る。第三章では、人間が自由意志を信じたがる心理について探る。私たちの脳が都合よく時間をひずませ、後から理由をつける「後付けの説明」や「作話」などの心理的メカニズムを紹介する。また、自由意志という概念が文化や時代によってどのように形成されてきたのか、特に日本における自由意志の概念がどのように異なるのかについても考察する。第四章では、無意識の働きとそのコントロールについて論じる。無意識は遺伝や学習によって形成され、日々の行動や経験が無意識に影響を与えている。無意識の強化方法や、AIが学習に用いる「教師あり学習」の概念が人間の無意識にも応用できることが示され、これからの時代におけるAIとの共生について考えさせられる。第五章では、自由意志が幻想であると認識した上で、どのように幸せを追求すべきかという問題を掘り下げる。自由意志がないからこそ、「私は私である」という感覚を持つことができるのか、そしてその認識がどのように幸せに結びつくのか。幸福学の視点から、無意識の決断がどのように人間の行動に影響を与えているかを探り、シンギュラリティの時代に向けて人間とAIがどのように共存していくべきかを考察する。本書を通じて、読者は自由意志という概念を再定義し、私たちがどのように選択を行い、どのように幸せを感じるのかを新たな視点から理解することができるだろう。自由意志が幻想であっても、私たちがどのように生きるべきかを考える重要な手がかりを得ることができるに違いない。 【PHP研究所】
生成AIが爆発的な進化を遂げるなか、人間の存在意義や学問・教育の意味が問われつつある。長年大学教育の現場に携わり続けている社会学者・吉見俊哉は、自らの著作・論文をすべてAIに学習させ、「AI吉見くん」を制作。人工知能の「もうひとりの自分」と、「社会学」「大学」「日本の都市」「世界情勢」をめぐる対話を敢行し、現代社会の構造的な課題を考察する。そこから見えてきた、人間にしかできないこととは何か? 前代未聞の試みを通して、AI時代に人間が身に着けるべき知性を明らかにする。