「脳の疲れ」をとれば奪われた集中力は取り戻せる! 最近、こんなことはありませんか? ・やる気が出ない ・集中力が続かない ・些細なことでイライラする ・しっかり寝ても疲れが取れない その不調、もしかしたら「脳の疲労」が原因かもしれません。脳の疲労は、頭を使いすぎたときだけでなく、ストレスや情報過多によっても引き起こされます。とくにスマホやSNS、ネットニュースなどから絶えず流れ込む情報は、私たちの脳を知らず知らずのうちに疲れさせています。 しかし厄介なことに、脳の疲労は自分では気づきにくいもの。放置すると、気分の落ち込みや集中力の低下、睡眠の質の悪化、さらには心身の不調へとつながっていきます。 本書では、脳トレの第一人者である川島隆太氏が、脳疲労の正体とクタクタな脳を回復させる科学的な習慣を紹介します。 ・脳には「良い疲労」と「悪い疲労」がある ・現代人の注意持続時間は金魚並み ・なぜ脳はすぐにバッテリー切れを起こすのか? ・「スイッチング」のクセがこらえ性のない脳をつくる ・「マインドフルネス」が脳の疲労を回復させる ・「ニューロ・フォードバック」で自分の脳をコントロール ・「脳が疲れたら甘いもの」は実は逆効果 ・最新研究でわかった「ブレインフード」 ・筋トレは脳の疲労耐性もアップさせる 情報に追われる毎日から抜け出し、「脳の疲労回復」と「脳の疲労耐性アップ」を通じて、本来の集中力やひらめきを取り戻すための一冊です。
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謝罪すべきところで謝罪しない 報じない理由を説明しないマスコミ 知事に忖度し続けた側近たち 守られないプライバシー 過熱報道を生み出した調査 事実かどうかは二の次 自分の非を認めないこの国の体質! 一通の告発からはじまった兵庫県の文書問題。元々は県の内部の課題を指摘したものだったが、不適切な会見や対応がくり返される中、歯車が狂いだし収拾がつかなくなる。国の制度まで巻き込んだ騒ぎの中で、メディアはなぜ報じなかったのか、テレビは何を過剰演出したのか、SNSこそが真実なのか。この国の体質をあぶりだし、これからの国の形につながるこの問題、どこに「失敗」があったのかを掘り下げる。 === 【目次】 第一章 告発文書ーー知事とメディアの対応 第二章 情報発信に失敗した会見 第三章 反論から公益通報へーー高まる知事への不信 第四章 懲戒処分ーーくり返された誤ったメッセージ発信 第五章 “黒幕”とされた県議と疑惑追及報道 第六章 百条委員会設置へーー“政局”はなぜ生まれたか 第七章 初の釈明会見ーー説明責任は果たされたか 第八章 告発者の死と情報漏洩ーー書かなかったメディア 第九章 報道することで失われた信頼 第十章 メディアはなぜ誤情報を放置したのか ===
元・国連専門機関職員の著者が忖度なしで書く 60万部突破の大人気シリーズ 特別版ーー 「世界はそんなことになってたのか!」 日本のメディアが報道しない 驚きの激レア&ディープ情報が満載 (内容紹介[一部]) ●中国の若者に“邪悪”なライフハックが流行 ●カニエ・ウェストが清朝貴族になるドラマで大バズり ●スペインの「悪魔が赤子の上を飛び跳ねる奇祭」 ●日本人が知らないビジュタージュの恐ろしい実態 ●ヒッピー、ペンタゴンを空中浮遊させようとしていた! ●スウェーデンのヒットマンは小学生だらけ ●芋を捨てた農家に支援金3万ユーロ! ●結婚生活に悩みまくるインド人 ●マナー講師がついにピザの食べ方に最終通告を出し涙 ●イタリアの病気禁止令:ベルカストロ村の奇妙な条例 ●欧州インフルエンサーがドバイでパニックに! ●日系アメリカ人が主人公のPixerのビーバーアニメ ●世界の「マイナー&ローカルニュース」を知る方法 ーーなど 世界を見る目が“ガラッ”と変わる! 衝撃の体験をあなたに。 【著者プロフィール】 谷本真由美(たにもと・まゆみ) 著述家。元国連職員。 1975年、神奈川県生まれ。 シラキュース大学大学院にて国際関係論および情報管理学修士を取得。 ITベンチャー、コンサルティングファーム、国連専門機関、外資系金融会社を経て、現在はロンドン在住。 日本、イギリス、アメリカ、イタリアなど世界各国での就労経験がある。 X上では、「May_Roma」(めいろま)として舌鋒鋭いポストで好評を博する。 趣味はハードロック/ヘビーメタル鑑賞、漫画、料理。 著書に『キャリアポルノは人生の無駄だ』(朝日新聞出版)、『日本人の働き方の9割がヤバい件について』(PHP研究所)、『不寛容社会』(ワニブックスPLUS新書)、『激安ニッポン』(マガジンハウス新書)など多数。
2026年2月20日、衆院選後の施政方針演説で高市総理が明らかにした「国家情報局」の設置。いわゆるインテリジェンス機関である。敗戦後、司令塔のないまま80年以上も漂流していた日本のインテリジェンスに、待望の組織が設けられることになる。敗戦後事実上途絶えていた日本のインテリジェンス機能を効率よく復活させるには、歴史と伝統を見直す必要がある。日露戦争を勝利に導いた明石元二郎をはじめ、先の大戦で的確なインテリジェンス戦を展開し、世界的に高く評価されている陸軍中野学校の卒業生たち。彼らの思想と行動にこそ把握すべきエッセンスがある。なかでも、諜報と防諜(カウンターインテリジェンス)の思想と実践は、国家情報局が機能するための基盤となり得るーー防衛駐在官として情報の世界に身を置いた著者が、懇切丁寧に解説する。 【著者プロフィール】 福山隆(ふくやま・たかし) 元陸将。昭和22(1947)年、長崎県生まれ。防衛大学校卒業後、陸上自衛隊に入隊。平成2(1990)年、外務省に出向。その後、大韓民国防衛駐在官として朝鮮半島のインテリジェンスに関わる。平成7年、連隊長として地下鉄サリン事件の除染作戦を指揮。九州補給処処長時には九州の防衛を担当する西部方面隊の兵站を担った。その後、西部方面総監部幕僚長・陸将で平成17年に退官。ハーバード大学アジアセンター上級客員研究員を経て、現在は執筆・講演活動を続けている。 おもな著書に、『兵站』(扶桑社新書)、『防衛駐在官という任務』『トランプ帝国の「ネオ・パクス・アメリカーナ」』(ともにワニブックスPLUS新書)がある。 発行:ワニ・プラス 発売:ワニブックス
インターネットを使った選挙運動が解禁されてから10年余り、有権者が候補者の情報を得る手段としてSNSやYouTubeなどの重要度が年々高まっている。しかし、ネットは簡単に情報を拡散できることもあり、偽情報が広がりやすい。さらに今後はAIの活用も進んでいき、やがて政策決定に大きな影響を与えることが予想される。 選挙、そして民主主義に多大な影響を与えるSNSやAIをどう扱うべきか。ネットと選挙の健全な在り方を提示する。
加速し、混迷する情報社会を生き抜くための「デジタル黙示録」! フェイクニュースの蔓延、陰謀論の跋扈、世界情勢の急速な不安定化。生成AIの進化もあいまって、私たちを取り囲む「不安」は多様化し加速しているかに見える。しかしその不安はどのような意味で危険で、どこまでが対策すべき事象なのか。たとえば偽情報・誤情報を「ファクトチェック」すればするほど、悪意を持った発信者たちの思う壺になるのだとしたら……? 「偽情報・誤情報問題の現状」「日本の偽情報・誤情報対策」「暴力と紛争の増加」「医療とサイバー防衛」「移民兵器」という最新論点を専門家5名が徹底解説する本書は、加速し混迷する社会の実像を明るみにし、生き抜くための来るべき「デジタル黙示録」である! *以下、本書目次より抜粋 はじめに 「デジタル黙示録」 真偽を問う意味もない コロナ禍を契機にデジタル黙示録の時代が始まった 各章の内容 第1章 情報の半分以上が偽・誤情報になる 一田和樹 第2章 日本の偽情報・誤情報対策の見取り図 石井大智 第3章 暴力と紛争の増加 安全保障上の新論点と新展開 黒井文太郎 第4章 医療を守るサイバー防衛 国家と現場をつなぐ防衛戦略 岩井博樹 第5章 移民兵器:人道と安全保障の狭間で 石川雄介 おわりに
サイバー攻撃による情報や技術の流出、サプライチェーンの分散やBCP策定で有事に備える企業、水・医薬品・ワクチン・農作物・スマホアプリなど日常の暮らしに潜む脅威ーービジネス視点で見た日本の安全保障の現実と危機の実相を日経記者が徹底取材。 能動的サイバー防御とは何か? 通信の秘密が公共の福祉の観点から制限 日本は産業スパイ天国? 狙われたJAXA 大量ファイル流出か? 偽情報流布 巧妙化する「影響力工作」 台湾有事に危機感 沖縄経済 中国支援のハッカー集団「ボルト・タイフーン」の脅威 軍民両用「デュアルユース」に商機 トランプ流「ディール外交」にらみ造船で協力 【目次】 第1章 企業情報を守る安全保障 海底ケーブルに盗聴装置? 各国警戒/能動的サイバー防御が可能に 誰が何をするの?/横須賀市がサイバータウンに/セキュリティー・クリアランス制度って何だ? 25年5月施行 ほか 第2章 企業経営を守る安全保障 「安保コンサル」に相談続々 社員とビジネスどう守る/育て防衛ユニコーン/ビジネス視点の途上国支援 地雷除去にAI活用/「ビジネスと人権」、大きな経営リスク ほか 第3章 暮らしを守る安全保障 健康アプリもターゲット? 問われる威圧耐性/「薬がない!」 医療安全保障に中国依存のリスク/減る農家と令和の米騒動 食料安保のリスク顕在化/知財を守れ フードテック「海賊版」防ぐ ほか 第4章 経済・外交を守る安全保障 経済安全保障って何だ? 日本有事のアキレス腱/防衛産業に安全保障関連3文書「特需」/防衛費確保に円安の逆風、計算上は3割「消失」/Z世代を国防人材に 米国に根付く軍への敬意 ほか
尹前大統領の戒厳令宣布にも関与 強大な権力を持ち、政治を動かす 秘密組織の全容に迫る! 大統領直轄の情報機関・秘密警察であり、強大な権力を持つ、韓国・国家情報院。 前身のKCIA、安全企画部時代には、北朝鮮に関する情報収集・工作活動を最大の任務としながらも、大統領と結託し、政敵を陥れ、民主化運動を弾圧してきた。 国家情報院として改組され、政治的中立を掲げるようになってからも、世論操作や大統領選挙での暗躍など、政治介入の疑惑は絶えない。 韓国現代史の裏側で何をしてきたのか? 予算・組織・活動の実態とは? 韓国国内でも謎に包まれた国家情報院の全容に迫る。
日本の内閣情報機構は公的情報が少なく、内部証言も断片的だったため、これまで実態が未解明だった。本書は一九三六年に情報委員会が設置される前夜から、動揺する国際秩序への対応を迫られた一九七二年頃までの実態を、この間の情報機関に深く関わった三人のキーパーソン、横溝光暉、吉原公一郎、志垣民郎が残した資料と証言をもとに描く。政府寄りの世論形成に取り組み、時には他省庁の取り組みにくい政策課題に自らの存在価値を見いだした内閣情報機構の実像に初めて迫る。
「この健康食品は80%の人に効果があった」と表示があると、その商品には高い効果があると感じるものだ。しかし、実際には「たった10人を調査して8人に効果があった」だけかもしれない。医療の定説や広告、健康食品の表示など、「情報」の正誤や信頼性を見極めること、それは自らの健康を守るための意思決定において重要だ。「ヘルスリテラシー」とは、「自分に適切な医療・健康情報を探し、理解して活用する能力」である。その身につけ方や正確な医療情報へのアクセス法について、エビデンス研究の専門家医師が詳細に解説する。
どのように遺伝情報を伝えるのか? なぜ遺伝情報を担う物質に選ばれたのか? 本当に「生命の設計図」か? 生命最大の謎に迫る!
戦後のジャーナリズム研究で、鈴木庫三は最も悪名高い軍人である。戦時中、非協力的な出版社を恫喝し、用紙配給を盾に言論統制を行った張本人とされる。超人的な勉励の末、陸軍から東京帝国大学に派遣された鈴木は、戦争指導の柱となる国防国家の理論を生み出した教育将校でもあった。「悪名」成立のプロセスを追うと、通説を覆す事実が続出。言論弾圧史に大きな変更を迫った旧版に、その後発掘された新事実・新資料を増補。
「その飼い方、古いんですけど!」 この本の内容を知らずに「愛犬を幸せにできている」なんて、それはたんなる妄想です! 犬にかんする100の最新知識を【人と犬の関係学】の第一人者が厳選。 すぐに実践できて、なにより面白い! 目からウロコの情報をわかりやすくご紹介します。 「遊び」「散歩」「食事」「排泄」「留守番」「健康管理」「しつけ・問題行動」「特性・能力」など 愛犬を幸せにしたい方、もっともっと仲良くなりたい方、必読です! (著者より) この本の前著となる『犬にウケる飼い方』では、犬に関する総合的な情報を幅広くご紹介し好評の声をいただきました。 本書ではその内容をさらに一歩深め、飼い主さんが愛犬と関わるうえで知っておくべき 「犬の行動や特性、認知に関する最新情報」のみを科学的な研究結果を交えてご紹介しております。 犬のプロの目で厳選した「目から鱗の情報100個」を1見開きで1項目ずつ、日常の愛犬との生活に絡めながらわかりやすく書くように心がけたつもりです。 きっと楽しく共感しながら読んでいただけると思います。 【著者プロフィール】 鹿野正顕(かの・まさあき) 1977年、千葉県生まれ。 スタディ・ドッグ・スクール代表。学術博士(人と犬の関係学)。 2000年、獣医大学の名門・麻布大学入学後、主に犬の問題行動やトレーニング方法を研究。 「人と犬の関係学」の分野で日本初の博士号を取得する。 卒業後、人と動物のより良い共生を目指す専門家、ドッグトレーナーの育成を目指し、株式会社Animal Life Solutionsを設立。 犬の飼い主教育を目的とした、しつけ方教室「スタディ・ドッグ・スクール」の企画・運営を行いながら、みずからもドッグトレーナーとして指導に携わっている。 2009年には世界的なドッグトレーナーの資格であるCPDT-KAを取得。 日本ペットドッグトレーナーズ協会理事長も務める。 プロのドッグトレーナーが教えを乞う「犬の行動学のスペシャリスト」として、テレビ出演や書籍・雑誌の監修など、メディアでも活躍中。
パンデミックによって感染症や免疫に関する情報を目にすることが多くなり、私たちの知識も増えたように見える。ただ、そこで出てきた情報は、曖昧なものや誤った情報、感情的なものなどもあり、玉石混淆ともいえる。本書ではあらためて、ウイルスなどの病原体がどのように感染を起こし、免疫がどのように働くのか、その複雑なしくみを、基本から正しくわかりやすく解説する。 また、身体を守るための免疫が、アレルギーの原因となるなど、ときには自分に攻撃的にもなるメカニズムについて解説。免疫が低い場合についてはもちろん、過剰な場合の脅威にも触れる。後半では、さまざまな病気との関連、特にがんとの関係について、期待される免疫療法を軸に展開する。 さらに、免疫は、老化と脳にも深く関わっているという研究が進んでおり、今後の医療への応用も期待できる。認知症や脳梗塞などを、免疫という視点からひもといていく。
行政が押し進める理不尽な政策。そこに共通するのは、意思決定過程が不透明で結論や負担だけを市民に押しつける点だ。真実を知り、民主主義を守るためには、私たち一人ひとりが行政を監視し、政策をチェックすることが求められる。役所の不正に立ち向かうとき、強力な武器となるのが情報公開制度だ。これまでに千件もの情報公開請求を行い、数々のスクープを伝えてきた調査報道記者が、長年の経験をもとに、そのしくみとテクニックをわかりやすく伝授する。
まだ見ぬ「神」を探してーー岡潔×小林秀雄の名著『人間の建設』の現代版がここに誕生! 話者のひとりはカオス理論の確立者であり、複雑系科学の第一人者の数学者、物理学者の津田一郎。もうひとりは、「編集工学」を掲げ、情報を生む世界観を追究してきた博覧強記の松岡正剛。1980年代初頭、新しい生命科学と数学が生まれつつある胎動に胸躍らせていた松岡氏は、津田氏と出会い、科学に物語性を接続するその才に触れ、心打たれたという。 それから数十年。ChatGPTをはじめとするAI技術や情報技術の進展、ゲノム解析を含む分子生物学や脳科学研究の進化により、「生命と情報」をめぐるボキャブラリーは増え、その起源と原理の解明への道筋は遥かに整いつつあるように見える。 これまでいったい科学は何を解き明かしてきたのか。はたして生命原理を解き明かす「神の方程式」はあるのか? ヒトの意識と自己の行方はーー。 湯川秀樹、南部陽一郎らとも科学の最先端をめぐって議論を交わし、人文知と科学の知を架橋してきた松岡氏が、その「言葉」で、科学の諸ジャンルに通じた津田氏に丁々発止の質問を投げかける。切っ先鋭くもユーモア交え、「科学と生命と言語の秘密」に迫りゆく(ときに謎が深まりゆく)スリリングな対話が開幕。 第1章 カオスと複雑系の時代で 第2章 「情報」の起源 第3章 編集という方法 第4章 生命の物語を科学する 第5章 脳と情報 第6章 言語の秘密/科学の謎 第7章 「見えないもの」の数学 第8章 「逸れていくもの」への関心 第9章 意識は数式で書けるのか 第10章 集合知と共生の条件 第11章 神とデーモンと変分原理
デジタル情報の総量はこの20年で1万6000倍になったが、権力者に都合の悪い事実は隠され、SNS上にはデマや誤情報が氾濫する。私たちが民主主義の「お客様」でなく「運営者」として、社会問題を議論し、解決するのに必要な情報を得るのは、難しくなる一方だ。記者はどうやって権力の不正に迫るのか。SNSと報道メディアは何が違うのか。事件・事故報道に、実名は必要なのか。ジャーナリズムのあり方を、現場の声を踏まえてリアルに解説。ニュースの見方が深まり、重要な情報を見極められるようになる一冊。
DNAという言葉は誰でも知っているし、日常会話のなかでもよく口にする言葉です。しかし、DNAが生命の設計図であることはなんとなくわかっていても、それが具体的にどんな形で私たちの体の構造の「情報」になっているのか、想像するのは簡単ではありません。また、ニュースで毎日のように取り上げられる、PCR検査やゲノム編集、遺伝子組換え、クローンといった話題が、DNAとどう結びついているのかを正確に理解している人も少ないでしょう。 本書では、中学や高校で習う原子や分子といった知識があれば理解可能なように、DNAに基づく生命科学の大枠を、DNAに書かれた生命情報という観点から解説を試みました。少ない予備知識の読者でも最初から順を追って読めば基本を理解でき、少し知識がある読者なら、基本を確認しながら最新の解析技術まで深めることができる1冊。 第1章 生命の情報〜なぜDNAという分子が重要なのか 1生命の単位としての細胞 /2原核細胞と真核細胞 /3細胞の多様性と分化 /4クローン生物とはなにか /5ES細胞、iPS細胞と再生医療 /6すべての細胞に同じ「ゲノム情報」 /7DNAの構造 第2章 遺伝子とはなにか 1遺伝子という概念の変遷 /2RNAとセントラル・ドグマ /3転写ーーRNA合成/4mRNAを成熟させるRNAプロセシング /5タンパク質の基本構造 /6タンパク質の多様性 /7翻訳ーータンパク質の生合成/8翻訳後のタンパク質の成熟 /9非コードRNA遺伝子 /10 DNAの複製 第3章 ゲノムDNAの全体像 1ヒトゲノム計画 /2いろいろな生物のゲノム /3すべての生命に必要な代謝システム /4ヒトゲノムDNA の中身をのぞいてみると/5 トランスポゾン とはなにか/6 ウイルスとゲノム /7 遺伝情報システムとしてのゲノム /8ゲノムの不安定化とDNA修復/9ヒトゲノムの個人差と多様性 第4章 クロマチンとエピゲノム〜ゲノムに追記される情報 1DNAのヌクレオソームとクロマチン構造 /2細胞記憶を担うエピジェネティクス /3エピゲノムの片腕ーーDNAメチル化/4もう一方の片腕ーーヒストンコード /5遺伝子のスイッチ /6転写を増やす働きをするエンハンサー /7エンハンサーの謎 /8インスレーター の二つの構造/9核構造と相分離 第5章 生命科学を大きく発展させるDNA解析技術 1 DNAを扱う基本操作 /2遺伝子のクローニング /3すっかりおなじみになったPCR /4DNA塩基配列決定法の基本/5「次世代」のDNA塩基配列決定法 /6遺伝子の発現解析法 /7クロマチン構造の解析法/8DNA解析に変革をもたらすゲノム編集技術/9新次元のゲノム情報をもたらすメタゲノム解析