地下アイドル、ホスト、アニメ…暴走する「推し活」 なぜ彼らは苦しくても「推し」続けるのか AKB、ホスト、VTuber、アニメキャラ、ゲーム、地下アイドル、AV女優、ビジュアル系バンド… 当事者への取材を重ねた「推し活」の現在地 「推し」という言葉は、「好きなものを応援する」ポジティブな言葉として使われることが多い。 だが、アニメグッズを購入したり、アイドルのコンサートに参加したりすることだけでなく、たとえば地下アイドルライブでのチェキの大量購入、ホストクラブやメンズ・コンセプトカフェでの過激な売り掛けなどを表す際にもこの言葉は使われている。 少なくとも、言葉のうえでは、学生のささやかな「推し」と、身を滅ぼすほどの出費をともなう「推し」は地続きだ。 「高田馬場ライバー刺殺事件」をはじめ、「推し」を端緒とした刑事事件も発生している。その精神性の根が同じであるならば、私たちは「推し」とは何かを慎重に見極める必要がある。 実際に「推し」によって人生を大きく変える選択をした人々の言葉に耳を傾けることで、「推し」の何が人々を病的なまでにエスカレートさせていくのかを探る。
#アニメ の新書一覧
2016年にヒットした映画『君の名は。』以降、アニメの舞台になった場所を巡るアニメ“聖地巡礼”は社会に広く知られるようになり、“聖地巡礼”はファンによる活動の一ジャンルとして定着した。さらに近年、巡礼にとどまらず、その土地の魅力に惹かれて移住する人が増えている。この“聖地移住”が、現代人のライフスタイルや地域再生においてどのような意味をもつのか、その実態に迫る。
読めば読むほど アニメ鑑賞レベルが上がる! 魔法の書 『HUNTER×HUNTER』(新)、『はじめの一歩』、『しろくまカフェ』、『ポケットモンスター メガボルテージ』など。 20年以上にわたり、作画・演出を100本以上担当してきた著者だからわかった、アニメをよりおもしろく観るための鑑賞法を紹介。 【目次より】 ●「作画の手抜きがひどい!」は本当か? ●視聴者の感情をコントロールする方法 ●最悪な状況の主人公が画面左側にいる理由 ●原作とアニメで変えざるを得ない裏事情 ●「注目されるキャラクター」は意図的につくられる ●上手な演出とは? ●アニメ演出事件簿 〜やりがいとつらいところ〜 ●上手と下手がわかるとアニメがよりおもしろくなる など 制作現場の舞台裏&【ジャンル別】オススメの観方もたっぷり収録しました! 【本文より】 突然ですが、問題です。 超大型の巨人が突如あらわれ、人々の暮らす街を襲うーー その瞬間を、テレビアニメで恐怖を煽るのに最も効果的な見せ方はどれでしょうか。 ※人々の居住する街には巨人対策用の高い壁が築かれているものとします (1)いきなり超大型巨人の全体像を見せ、視聴者を圧倒させる (2)壁の上に超大型巨人の指だけを見せ、その後巨人の影を捉えてから顔を映す (3)超大型巨人の各パーツを個別に見せてから、全体像を映し出す ーーー正解は(2)です! 本書ではその理由を詳細に記載しております。 【本文の一部】 アニメにおいて画面に映るものは、すべてに意味があります。 何気ない風景のカットでも、実は主人公が心を整理したり、考えたりするためのつなぎの目的があったりします。 画面を揺らしながらキャラクターを遠くから映すことで、犯人が狙いを定めているような雰囲気を出すこともできます。 演出によって、なんでもないただの石ころを、あたかもすごく重要なアイテムのように見せることもできるのですね。 この本で紹介する“演出意図”を素早く読み取ることができれば、いままでとはまた違ったよりおもしろいアニメの観方ができるはず。 それを隅々までお伝えしようというのが本書の目的です。ーー「はじめに」より 【著者プロフィール】 鈴(すず) アニメ演出家・アニメーター 東京デザイナー学院アニメーション科卒業後、アニメの動画、原画制作を経て、演出・絵コンテをはじめる。 作画では「ルパン三世」「クレヨンしんちゃん」「精霊の守り人」、演出・絵コンテでは「HUNTER×HUNTER」(新)、「はじめの一歩」、「しろくまカフェ」、「ポケットモンスター メガボルテージ」などを担当。 現在はゲーム会社においてゲーム内アニメーションの監修を行うかたわら、フリーのアニメ演出家・アニメーターとしても活動している。 X:@gyakusanenshutu ブログ:「逆算の演出」
レジェンドが語る「音響監督」の黎明期から現代まで! 『鉄腕アトム』でアニメーションの世界に入り、1967年に『リボンの騎士』で音響監督デビュー。「音響監督」という言葉がなかった時代からアニメとともに歩み、音づくりの現場に立ち続ける著者が、いま音響監督の仕事を語る。本書を織りなす三つの〈音物語〉では「オーディション」や「アフレコ」、「声の芝居」といった役者たちが集う現場での考え方や、著者が関わった数々の名作の舞台裏、そして『鉄腕アトム』の頃の虫プロにまで遡る歴史が語られている。本書は、アニメを創り上げる数多くの人のつながりを記録する貴重なオーラルヒストリーであると同時に、アニメの音響の素晴らしさを次代に伝える一冊である。 *以下、本書目次より抜粋 まえがき アニメハック編集部 音物語1 音響監督が考えていること 音物語2 音響監督クロニクル 音物語3 音響監督はどう生まれたか あとがき 明田川進 明田川進フィルモグラフィー 原口正宏(リスト制作委員会)
アニメーションの最前線を支える頭脳は「世界観」をこう考える! アニメや漫画、小説や映画といった創作に必要不可欠な「世界観」の設定・考証ーー本書は、アニメーションの現場を支える第一人者による画期的な「世界観」入門である。「大きな噓を一つだけ/始めに地図ありき/リアルと心のリアル」といった数々の鉄則にもとづき、作品世界を整合的に創りあげる「思考の流れ」を詳述。キャラクターや物語・ジャンルの魅力を引き出し、監督や脚本家のクリエイティビティを加速させ、納期や予算といった条件さえも味方につけるプロフェッショナルの流儀を語り尽くした本書は、次代のクリエイター必読の書であると同時に、「架空世界」という真髄を味わい直すための一冊である。 *本書目次 序・はじめに 第1章 世界観と世界観考証 1・1 哲学における「世界観」と創作作品における「世界観」の違い 第2章 制作スタッフに与える指針 2・1 アニメスタッフの仕事の役割 2・2 オリジナル作品の企画開発 2・3 オリジナル作品のためのヒントを用意する 2・4 世界の作り方 第3章 神は細部に宿る 3・1 キャラクターの感情線と世界設定のリアリティライン 3・2 本物と心のリアリティ 3・3 現実の物語を扱う時 3・4 ネタ元を知る 3・5 原作のコマとコマの間を埋める 第4章 アニメ業界の分業 4・1 脚本作成のアイデア出し 4・2 資料を探す 4・3 外付け頭脳としての鉄則 4・4 オーダーと納期と予算 第5章 考証の歴史と考証家のなり方 5・1 設定考証の役割と誕生 5・2 どうやってなるか 付録 世界設定を愛する人のための書籍リスト 参考文献
軍事の専門家が熱く語るアニメ・特撮の戦争 「『機動警察パトレイバー』首都防空通信は実際に自衛官の目にどう映ったのか」 「『新世紀エヴァンゲリオン』の世界ではソ連は崩壊していない」 「『風の谷ナウシカ』のバカガラスはナチスドイツで開発されたギガントと同様の運用がなされている」 「『宇宙戦艦ヤマト』の多層式航宙母艦の運用構想は、日本海軍の三段式時代の空母「赤城」と同じなのか」 「『シン・ゴジラ』で使用が検討される核兵器は、名前が違う?」……。 アニメや特撮を、軍事や各ジャンルの専門家が本気で語る。 “虚構”と“現実”、戦争の本質は変わらないーー。
「多様性」の時代のヒーローとはーー 【おもな内容】 世界を救う、「正義」の象徴たるヒーローは、圧倒的な“マジョリティ”として表象されてきた。 しかし21世紀を迎え、ジェンダー、加齢、障害、新自由主義といった様々な観点への理解・変化から、留保なしでその存在は認められなくなった。 では、ヒーローたちはどのように「多様性」と向き合うのか? そして、「ポスト真実の時代」とどう対峙していくのか? 本書は、ヒーローの誕生から発展までの歴史的視座を参照し、アメリカと日本のポップカルチャーに登場、活躍する《新しいヒーロー像》を縦横無尽に論じる。 ヒーローを考えることは社会を考えることだ! 【目次】 序章 多様性の時代の正義 第一章 法の外のヒーローたち 第二章 二つのアメリカと現代のテーレマコス 第三章 トランプ時代の「お隣のヒーロー」 第四章 多様性の時代に「悪」はどこにいるのか? 第五章 「オレはまだまだやれる!」ーー中年ヒーローの分かれ道 第六章 障害、加齢とスーパーヒーロー 第七章 日本のヒーローの昔と今 第八章 正義のパロディとニヒリズムとの戦い 第九章 デスゲームと「市場」という正義、そしてケアの倫理へ 第十章 ポストフェミニズムと新たな「ヒーロー」 終章 私たちの現在地 おわりに 正義はどこへ行くのか?
名作を紐解く鍵は「妖精」にあり! 日本を代表するゲームやアニメ、マンガといったさまざまなコンテンツには必ずと言っていいほど妖精キャラクターが登場する。それは妖精が、「運命を左右する」存在であるためだ。本書は、妖精譚で有名なアイルランドと日本を行き来する妖精の語り部が、FGOやツイステといった日本を代表するさまざまなサブカルチャー作品の本質を「妖精」から深掘りするとともに、作品を通じて妖精の本質を問う妖精×日本×サブカルチャー文化論である。 はじめに ドラえもんも妖精の仲間? 第1章 妖精たちが回す運命 Fate/Grand Order 第2章 名作童話のダークコラージュ ツイステッドワンダーランド 第3章 電子から召喚されたもの 女神転生・ペルソナ 第4章 茨と夜の愛し仔の行く末 魔法使いの嫁 第5章 巨大メカと小さな妖精 聖戦士ダンバイン・重戦機エルガイムと美少女アニメ 第6章 三角帽子を被った妖精たち とんがり帽子のメモル、銀曜日のおとぎばなし……女児向け作品における妖精愛 第7章 草木百花に見え隠れする物語 スタジオジブリ作品 第8章 世界を席巻する妖精譚たち ディズニーアニメ 第9章 森からやって来た魔法戦士 TRPGの妖精たち 第10章 ドラえもんはなぜ妖精と言えるのか プリキュアシリーズ、魔女っ子シリーズ、ドラえもん 終 章 これからも広がる妖精郷
100万円単位が当たり前でありながらも、一度“沼”にハマると抜け出せなくなると言われている高級時計の世界。 どのブランドも魅力的で、国内外でその人気はどんどん高まっています。 こうした中、実際にその高級時計にハマり過ぎて、5000万円のローンを抱えることになったマンガ家がいた! ・デイトナマラソン? ・レア時計のための「実績」? ・資産価値ってどうなの? 『アホガール』、『カノジョも彼女』などの代表作があり、2023年現在4作品がアニメ化されているマンガ家・ヒロユキによる、衝撃のお買い物エッセイ。 オメガ、ロレックス、A.ランゲ&ゾーネ……そしてたどり着いた先は!?
日本人のメンタルヘルスの問題は深刻だ。周りに助けてくれる人がいなくて相談できず、精神科へは怖くて行けないと思い悩み、日々苦しんでいる。アニメ、ゲーム、漫画、小説といったストーリーを語る作品によって、誰でも気軽に心をケアすることは可能だろうか。イタリア人オタク精神科医が精神医学や臨床心理学の知見をベースに、日本のアニメ文化を融合させた独自の物語療法である「アニメ療法」を提唱する。
日本のアニメは世界でどう戦ってきたのか? 2011年には2669億円だった海外での日本アニメの関連市場規模は、2020年にはなんと4倍の1兆2394億円に達しました。今や日本のカルチャービジネスの中核となったアニメは、いかにしてグローバルな人気を得てきたのでしょうか。世界的ブランドと化したスタジオジブリを支えた宮崎駿と高畑勲。国内以上に海外で評価される今敏と湯浅政明。国際映画祭へ戦略的に繰り出す細田守。若者の熱狂を人気の基盤とする新海誠。不朽のシリーズコンテンツを築いた富野由悠季と庵野秀明など、本書ではアニメ報道の最前線を駆け続けるジャーナリストが日本のアニメ監督たちの世界進出の軌跡を最新動向まで丹念に辿り、日本のアニメの今こそ知るべき現在地を解き明かします! *本書目次 はじめに 第1章 宮崎駿はいかに世界の巨匠になったか コラム1 世界4大映画祭とは? 第2章 高畑勲、監督から学術、教育まで「知の巨人」 第3章 なぜ今 敏は海外で人気なのか 第4章 湯浅政明 クリエイターを熱狂させるクリエイター コラム2 アヌシー国際アニメーション映画祭とは? 第5章 細田守はグローバルスタンダードを目指す コラム3 アカデミー賞と日本のアニメーション 第6章 新海誠はオンリーワンで輝く コラム4 世界で一番稼いだ日本アニメは「宮崎駿」か「新海誠」か 第7章 無冠の巨匠・富野由悠季 第8章 80年代、90年年代に大友克洋、押井守が切り拓いた道 第9章 世界のアニメ史を彩ったOVA 『銃夢』、『獣兵衛忍風帖』、『うろつき童子』 第10章 荒牧伸志、海外プロジェクトで好かれる大物監督 第11章 新世代の監督は何を引き継ぎ、どう変わっていくのか 山田尚子、伊藤智彦、石田祐康、外崎春雄、朴性厚ら コラム5 ロッテントマトとIMDb 批評サイトの役割 終 章 変わる世界 2022年以降の日本アニメを取り巻く状況 おわりに
【「個人作家」としての新海誠の特異性が明らかに】 『君の名は。』と『天気の子』が大ヒットを記録し、日本を代表するクリエイターになった新海誠。 11月11日には最新作『すずめの戸締まり』が公開予定であり、大きなヒットが期待されている。 しかし新海は宮崎駿や庵野秀明とは異なり、大きなスタジオに所属したことがない異端児であった。 その彼がなぜ、「国民的作家」になり得たのか。 評論家であり海外アニメーション作品の紹介者として活躍する著者が、新海誠作品の魅力を世界のアニメーションの歴史や潮流と照らし合わせながら分析。 新海作品のみならず、あらゆるアニメーションの見方が変わる1冊。 【主な内容】 ■新海誠が目指す「絆創膏」としてのアニメ ■100年に渡る「個人作家」の歴史から見る新海誠 ■国民的作家になる予兆は新海誠が手掛けた「Z会のCM」にあった ■観客の感情移入を生む新海作品の「棒線画性」とインタラクティブ性 ■新海作品の「現実の肯定」と21世紀のアニメーションの文脈 ■ディズニーと真逆の方法で「感動」を生み出す ■エイゼンシュテイン・ディズニー・新海誠 ■新海誠はあえて人間を描かない ■人間よりも背景が生きている ■人間を動物として捉える ■「文芸作家」としての新海誠 ■新海作品とオカルト ■20世紀のアニメーションの常識を覆した『彼女と彼女の猫』 ■現代の寓話としての『ほしのこえ』 ■『秒速5センチメートル』の「人間不在」と「過剰なまでの一体化」 ■『言の葉の庭』の「キャラっぽさ」の不在 ■『君の名は。』に見る新海作品の人間観 ■『天気の子』のポピュリズム性
アニメ大国の軌跡。
「すべてはビジネスのために。だがそれだけではない。決して。」ーー作家・月村了衛氏推薦! 第一人者による、ロボットアニメと、その玩具・模型に関する進行形のビジネス史。マーチャンダイジングがなければ、マジンガーZもガンダムもマクロスも存在しなかった?
アニメーションとは何か。いつ、どこで、誰がどんな作品を創ったのか。今や全盛のデジタルアニメーションや著作権問題など最新事情を踏まえた、アニメーション学の新定番。
非日常的な空間である聖地ー。観光地として名高い聖地には、信仰心とは無縁の人々が数多く足を運んでいる。さらに近年では、宗教と直接関係のない場も聖地と呼ばれ、関心を集めている。人は何を求めて、そこへ向かうのか?それは、どのような意味を持つのか?サンティアゴ巡礼や四国遍路、B級観光地、パワースポット、アニメの舞台など、多様な事例から21世紀の新たな宗教観や信仰のあり方が見えてくる。
制作進行を知れば、アニメがわかる! 50年の歴史を積重ね、週に50本以上の作品が放送されるまでになった、世界一のアニメ大国日本。作品評価やビジネス的価値についての議論は数あれど、その制作工程について詳しく説明がされる機会はありません。本書は、アニメがどのようにして作られているかを、作品制作の全工程に関わる唯一の役職「制作進行」の視点からお伝えします。お届け元は、『キルラキル』、『リトルウィッチアカデミア』等を制作し、アニメファンの気持ちを鷲掴みにしている制作会社TRIGGER。事例に不足はありません。アニメを見るのはもちろん楽しいけど、作るのはもっともっともっと楽しい!(そしてしんどい!)
長編映画からの引退を宣言した、宮崎駿最後の作品『風立ちぬ』。初めて作られた大人向けアニメをめぐり、賛否両論巻き起こっている。アニメ会社ガイナックス創設者、オタク評論家で知られる岡田斗司夫は、本作品をどう読み解いたかーー。その他ジブリ作品も交え、宮崎駿という人間、アニメ作家としての巧みな技術力、今後のジブリの展望に迫る。