#ドル の新書一覧

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女性たちの定年後 お金・仕事・暮らしのリアル

女性たちの定年後 お金・仕事・暮らしのリアル

坊美生子

祥伝社/2026-03-02

男女雇用機会均等法から40年ーー ロールモデルなき定年後に、どう向き合うか 「定年」は、誰にとっても人生の大きな節目です。 しかし女性の場合、その姿は男性以上に見えにくいのが現実です。結婚、出産、介護など、さまざまなライフステージを経て働いてきた結果、キャリアの道筋は一人ひとり異なり、「定年後」を具体的に思い描くことが難しいからです。 実際、60代前半女性の約7割、60代後半でも約4割が就業しています。この先、定年を迎えるミドル世代女性の就業率は、さらに上昇していくと考えられます。それでも、定年を扱った多くの書籍は、仕事一筋で働いてきた男性像を前提としてきました。女性たちの定年後の現実は、十分に語られてきたとは言えません。 また、65歳以上の女性の2人に1人はシングルです。未婚率の上昇に加え、平均寿命が延びる中、誰もがシングルになる可能性があります。その前提に立って、人生設計を考える必要があるのではないでしょうか。 本書は、ニッセイ基礎研究所で中高年女性のライフデザインを研究してきた著者が、豊富なデータと11人の当事者への取材をもとに、女性の定年前後の仕事・お金・暮らしのリアルを描き出します。給料と年金、健康問題、介護、ひとり暮らし、人間関係や居場所ーー「長寿・おひとりさま時代」の課題を具体的に考えます。 もうすぐ定年を迎えるミドルシニア女性はもちろん、キャリアを積みたいと考える若年層の女性にとっても、漠然とした不安を整理し、自分らしい働き方と暮らしを考えるための手がかりが詰まっています。 さらに、働くミドルシニア女性の活躍は、人手不足に悩む企業にとっても重要なテーマです。女性活躍推進に向き合う経営層や管理職・人事担当者にも、多くの示唆を与える一冊です。

「推し」という病

「推し」という病

加山竜司

文藝春秋/2026-01-16

地下アイドル、ホスト、アニメ…暴走する「推し活」 なぜ彼らは苦しくても「推し」続けるのか AKB、ホスト、VTuber、アニメキャラ、ゲーム、地下アイドル、AV女優、ビジュアル系バンド… 当事者への取材を重ねた「推し活」の現在地 「推し」という言葉は、「好きなものを応援する」ポジティブな言葉として使われることが多い。 だが、アニメグッズを購入したり、アイドルのコンサートに参加したりすることだけでなく、たとえば地下アイドルライブでのチェキの大量購入、ホストクラブやメンズ・コンセプトカフェでの過激な売り掛けなどを表す際にもこの言葉は使われている。 少なくとも、言葉のうえでは、学生のささやかな「推し」と、身を滅ぼすほどの出費をともなう「推し」は地続きだ。 「高田馬場ライバー刺殺事件」をはじめ、「推し」を端緒とした刑事事件も発生している。その精神性の根が同じであるならば、私たちは「推し」とは何かを慎重に見極める必要がある。 実際に「推し」によって人生を大きく変える選択をした人々の言葉に耳を傾けることで、「推し」の何が人々を病的なまでにエスカレートさせていくのかを探る。

再雇用という働き方

再雇用という働き方

坂本貴志/松雄茂

PHP研究所/2025-09-17

50歳から備え、70歳まで働く時代に突入している。日本社会は急速な人口減少と少子高齢化に直面し、企業は若手人材の確保に苦戦を強いられている。採用競争の激化や離職率の上昇により、もはや若手中心の戦略は限界を迎えており、経験とスキルを備えたミドルシニア層への期待がかつてなく高まっている。本書『再雇用という働き方ーーミドルシニアのキャリア戦略』は、そうした社会的背景のもと、再雇用という選択肢がいかに個人と組織にとって重要なテーマとなっているかを明らかにするものである。ミドルシニアは単なる“補完戦力”ではなく、組織の中核を担うべき存在として、企業の生産性と持続可能性を支える鍵となる。長期化する職業キャリアの中で、50代・60代の働き方は大きな転換期を迎えている。再雇用後の処遇や報酬が低下する中、自らの役割をどのように再構築し、価値を発揮するかが問われている。本書では、個人が直面する不安や課題をデータで可視化し、その上でキャリアの再設計に必要な視点と戦略を具体的に提示している。また、企業側の視点としては、ミドルシニアを活かすために必要な三つの要素ーー報酬レンジの拡大、職務の多様化、処遇の柔軟性ーーを軸に、人事制度の見直しや現場マネジメントの課題にも切り込む。本書は、個人と組織の双方にとって、これからの働き方と人材活用の実務的なヒントとなるだろう。「ポストオフ」で得られる新たな経験や学びが、第二のキャリアの質を決める。自らの可能性を再発見し、社会の中で再び役割を果たすことが、ミドルシニアの人生を豊かにし、ひいては日本経済全体を下支えする力となる。ミドルシニアのキャリアに悩むすべての人に届けたい、実践的かつ希望ある一冊である。 【PHP研究所】

松田聖子と中森明菜 1980年代に起きたアイドル革命

松田聖子と中森明菜 1980年代に起きたアイドル革命

中川右介

朝日新聞出版/2025-09-12

80年代を代表する2人の歌姫は相反する思想と戦略で、1980年代消費社会を代表するアイドルとなった。当時最前線の作詞家・作曲家たちに触発されて生み出した楽曲を論じ、芸能界にうごめく欲望を見事にかいくぐった2人の闘いを描く傑作評伝に大幅加筆した決定版。

基軸通貨ドルの落日 トランプ・ショックの本質を読み解く

基軸通貨ドルの落日 トランプ・ショックの本質を読み解く

中野剛志

文藝春秋/2025-07-18

トランプ関税の本当の狙いを徹底解明 世界を揺るがせた「トランプ・ショック」。 この唐突な関税措置に対して、こう考えている人は少なくないだろう。 <自由貿易というリベラルな国際経済秩序は、アメリカを含む世界各国に利益をもたらしており、堅持すべきだ> <トランプは「取引」によって、短期的な利益を上げることしか考えていない> <リベラルな国際経済秩序に反するトランプ政権の行動は、ドルの急落を招く。経済指標が悪化すれば、アメリカは翻意するかもしれない> 本書で示されているのは、これらとはまったく違う認識である。 まず言えるのは、既存の国際経済システムには致命的な欠陥があるということだーー 「通貨」という視点から、世界経済の歴史的な構造変化を徹底分析。 本書を読むことで、世界経済についての解像度が上がる!

アイドルホース列伝 超 1949-2024

アイドルホース列伝 超 1949-2024

小川 隆行/ウマフリ

星海社/2024-09-26

永遠に色褪せない名馬たちの記憶 無傷の10連勝でダービーを制し、その17日後に急死した「幻の馬」トキノミノルから70余年。父譲りの美しい栗毛をなびかせ大レースに挑み続けたナリタトップロード、人気薄から何度も勝利を重ねた“奇跡”のステイヤー・ヒシミラクル、爆発的な末脚で二冠を達成して引退すると、わずか5年の種牡馬生活で活躍馬を輩出、早すぎる死が惜しまれるドゥラメンテ、世界ランク1位を獲得した新時代の史上最強馬イクイノックス、名手との絆で不運と挫折を乗り越えた現役トップのドウデュースなど。昭和の名馬から現役世代まで、時代を超えて愛される156頭の名馬たちの蹄跡をこの1冊に! *目次より 第1章 その走りが伝説になる 2O2O年代 イクイノックス パンサラッサ ドウデュース リバティアイランド など25頭 第2章 忘れたくないあのときの夢 2O1O年代 ヴィクトワールピサ キズナ モーリス ドゥラメンテ など42頭 第3章 色褪せない新時代の記憶 2OOO年代 クロフネ ヒシミラクル ドリームジャーニー スティルインラブ など35頭 第4章 黄金時代のスターたち 199O年代 サクラローレル ナリタトップロード ノースフライト ヤマニンゼファー など28頭 第5章 遙かなる伝説の蹄音 昭和の名馬 トキノミノル カツラギエース メジロラモーヌ シンザン など26頭

アイドル声優の何が悪いのか? アイドル声優マネジメント

アイドル声優の何が悪いのか? アイドル声優マネジメント

たかみ ゆきひさ

星海社/2023-11-22

アイドル声優の何が悪いのか? アイドル声優事務所の社長が“アイドル声優の何が悪い”と言い出すなんて、「ナニゴト!?」と驚かれた方もいることでしょう。いまやアイドル化/タレント化した声優は当たり前の時代となりました。しかし声優の急速なアイドル化/タレント化に声優業界の体制が追いついておらず、大きな問題に直面しています。そこで本書では、小倉唯、石原夏織、伊藤美来、豊田萌絵ら、新世代のアイドル声優をプロデュース/マネジメントしてきた過程を振り返り、「声優業界への提案」であったそのテーマを語り、アイドル声優という観点からこれからの声優業界に必要なことに迫ります。声優志望の方、声優を支えたい方、目指すべき声優像と声優業界の姿を僕と一緒に探りましょう! *本書目次より抜粋 はじめに 現代はアイドル/タレント化した声優の時代 声優の活動休止はなぜ続くのか? 声優業界のシステムエラー 新しい声優業界のために 声優/マネージャーになりたい人へ 第1章 アイドル化/タレント化した声優と業界の現在地 第2章 スタイルキューブが考える「アイドル声優」とは 第3章 声優/声優事務所のお仕事案内 第4章 声優志望者向け新人研修! 第5章 新たな声優像を求めて おわりに

推す力 人生をかけたアイドル論

推す力 人生をかけたアイドル論

中森明夫

集英社/2023-11-17

なぜ私たちは「推す」のか? 秘蔵エピソード満載のアイドル人生論! 篠山紀信さん(写真家)推薦! アイドルを論じ続けて40年超。 「推す」という生き方を貫き、時代とそのアイコンを見つめてきた稀代の評論家が〈アイドル×ニッポン〉の半世紀を描き出す。 彼女たちはどこからやってきたのか? あのブームは何だったのか? 推しの未来はどうなるのか? 芸能界のキーパーソン、とっておきのディープな会話、いま初めて明かされる真相ーーそのエピソードのどれもが悶絶級の懐かしさと新鮮な発見に満ちている。 戦後日本を彩った光と闇の文化史とともに、“虚構”の正体が浮かびあがるアイドル批評の決定版! 【目次】 まえがきーー「推す力」を生きて 序章  それは南沙織から始まった 第一章 1970年代のアイドル体験  note 天皇陛下のアイドル論 第二章 山口百恵から松田聖子へーー1980年の女王位継承 第三章 小泉今日子と中森明菜ーー1982年組の二つの星  note 後藤久美子と宮沢りえ 第四章 〈チャイドル〉ブーム始末記 第五章 さらば、沖縄の光  note 加護亜依は勝新太郎である 第六章 『時をかける少女』の40年 第七章 竹内結子の肖像  note アイドルの未来 第八章 2010年代のアイドル復活 第九章 あいみょんと「下降する時代」  note 平手友梨奈とは何だったのか? 終章  アイドルを「推す」ということ

フランクフルト学派 ホルクハイマー、アドルノから21世紀の「批判理論」へ

フランクフルト学派 ホルクハイマー、アドルノから21世紀の「批判理論」へ

細見和之

中央公論新社/2023-09-29

ホルクハイマー、アドルノ、ベンヤミン、フロム、マルクーゼ……。一九二三年に設立された社会研究所に結集した一群の思想家たちを「フランクフルト学派」とよぶ。彼らは反ユダヤ主義と対決し、マルクスとフロイトの思想を統合して独自の「批判理論」を構築した。その始まりからナチ台頭後のアメリカ亡命期、戦後ドイツにおける活躍を描き、第二世代ハーバーマスによる新たな展開、さらに多様な思想像の未来まで展望する。

商社マン、エルサルバドル大使になる(インターナショナル新書)

商社マン、エルサルバドル大使になる(インターナショナル新書)

樋口和喜

集英社/2023-02-22

「大使になりませんか?」ーー退職間近の商社マンに思いもよらぬ第二の人生が! 赴任先は「中米の日本」とも呼ばれる小国、エルサルバドル共和国。民間企業出身の日本大使となった著者の3年半の奮闘記!ーー認証式では天皇陛下の御前で大緊張、着任すると前例踏襲主義に毒された大使館スタッフと闘い、絶大な人気の新大統領政権の無理難題に頭を悩ませ、てんてこ舞いの日々! 大使とはどんな仕事? 公邸会食、ODAってどんなもの? 大使は休日何をしている?……情報満載の「お仕事本」!

競馬ノンフィクション 1998年世代

競馬ノンフィクション 1998年世代

江面 弘也

星海社/2022-09-22

競馬最強世代のひとつ「一九九八年世代」の競走馬たちの激闘録。 一九九五年にうまれ、日本競馬史上唯一無二のJRA平地G1完全制覇を達成。競馬の本場・欧州でもG1を勝ち取った「一九九八年世代」のサラブレッドたちーースペシャルウィーク、グラスワンダー、エルコンドルパサー、セイウンスカイ、キングヘイロー、エアジハード、マイネルラヴ、アグネスワールド、ファレノプシス、ウイングアロー……国際化を進める日本競馬の重要な転換期に誕生し、日本と欧州で数多の名勝負を繰り広げた優駿たちの三年半の軌跡。競馬の「最強世代」候補として必ず挙がる一九九八年世代の競走馬と、馬たちの育成と真剣勝負に人生を捧げたホースマンたちの記録と証言を紡ぐ、競馬ノンフィクション。 「ナンボかかってもいいから、絶対に買ってこい」 「連れていかないように、お願いしてください」 「もちろん、うちの馬に乗ってくれるよな」 「なにもしないで終わるな。自分から鈴をつけにいってくれ」 「五馬身差をつけて勝つ」 「強いものは強い!」 「グラスワンダーが負けたんじゃなく、エアジハードが勝ったんです。まずは勝者を称えるのが筋ではないですか」 文中のQRコードをスマートフォンで読み取り、レース映像(YouTube)を観ながら読める! *本書目次 はじめに 最強世代、それぞれ 序 章 一九九七年 アメリカの血 バブルの遺産 世界的な名血馬 グラスワンダーの衝撃 第一章 一九九八年春 三強のクラシック クラシックの主役、現る 皐月賞 セイウンスカイの奇跡 NHKマイルカップ もうひとつの頂上決戦 日本ダービー 三強の戦い 第二章 一九九八年秋 最強への挑戦 毎日王冠 サイレンススズカの背中 天皇賞(秋) 悲劇と歓喜の二〇〇〇メートル 菊花賞 三冠最終決戦 ジャパンカップ コンドルは飛んで行く スプリンターズステークス 大金星 有馬記念 グラスワンダー、復活! 第三章 一九九九年春 それぞれのチャンピオンロード スペシャルウィークの春 安田記念 世代最強のマイラーは フランスのエルコンドルパサー 宝塚記念 初対決 第四章 一九九九年秋 大決戦 凱旋門賞 日本競馬史上もっとも偉大な二着 天皇賞(秋) 日本産馬、最終決戦 短距離馬たちの秋 ジャパンカップ スペシャルウィークと日本の意地 有馬記念 奇跡の鼻差 終章 二〇〇〇年 最強世代の証明 高松宮記念 坂口正大の涙 平地G1完全制覇 おわりに 二〇二二年

小説読解入門

小説読解入門

廣野 由美子

中央公論新社/2021-04-20

読書に正解はないかもしれないが、小説世界を味わうコツは存在する。本書は、19世紀英国の地方都市を舞台としたジョージ・エリオットの傑作長編『ミドルマーチ』を実例に、「小説技法篇」で作家の用いるテクニックを解説。続く「小説読解篇」では、歴史や宗教、科学、芸術などの“教養”を深める11の着眼点で、小説の愉しみ方を伝授する。知性と感性を研ぎ澄まし、文学の奥深くに潜むものを読み取るために。

働かないおじさんが御社をダメにする

働かないおじさんが御社をダメにする

白河桃子

PHP研究所/2021-02-17

●成果を出せなくなった人を、あの企業はどう変えた? ●「ミドル活躍で伸びる会社」の共通点を徹底解説! 長年、企業を悩ませている「働かないおじさん=成果を出せないミドル社員」問題。テレワークが進んだ昨今は、成果を出せる社員とそうでない社員に二極化し、企業側も、年功序列でパフォーマンス以上に高い給与をもらっている彼らにどう対応すべきか、判断を迫られている。しかし、政府の働き方改革実現会議で有識者議員を務めた著者は、働かないおじさんの本質は「“変化に対応できないこと”にある」と言う。そのため、企業が変化に強い社員・風土を育てられなければ、今いる働かないおじさんをリストラしても、第二第三の「働かないおじさん」が生まれ続けるだけだと言う。そこで本書では、ミドルシニア層を活用しながら、働き方改革や業務改善に成功している各種企業の事例を解説。読めば「ミドル活躍で伸びるすごい会社」の共通点が見えてくる! 【PHP研究所】

英文法再入門

英文法再入門

澤井 康佑

中央公論新社/2021-01-19

中学・高校の英語を10の講義で身につける。「英語は苦手、でも得意になりたい」と思っている人に!英語が難しい原因は次の2つです。1つは英語が日本語と全く別の言語だから、もう1つは中学・高校で正しい方法と順番で学ばなかったからです。この2点を意識しながら、中学・高校の英文法をもう一度学んでみましょう。本書は、名詞の用法から基本の5文型、誰もがつまずく不定詞句や関係詞まで、工夫を凝らした10の講義で解説。

円相場の終わり

円相場の終わり

小栗太

日経BP/2020-04-10

●円・ドル相場は最小の値幅を毎年更新 為替は、国力を映す鏡とされる。1ドル=360円の固定相場の時代から1973年に変動相場制になり、2011年には75円の最高値をつけた時代もあった。 この円・ドルの年始・年末の値幅が毎年小さくなっている。運用のうまみは確実に減っている。 円高になれば、輸出国日本の企業業績が悪くなるというのも、いまや昔。生産のグローバル化は確実に進み、ヘッジは容易になっている。 グローバル化・IT化が国際的な物価の平準化を招き、どこかもかしこも低成長・低金利のオンパレード。モノの価格差がつかないなか、トランプ米大統領が「政治的脅し」で自国を有利に導こうという意図もそこにある。 ●低温経済における金融政策の役割とは 各国がおしなべて通貨安戦争に入り込み、金利は低く張り付いたまま。各国で金融政策が行き詰まり、中央銀行の役割が改めて問われている。 もし、為替相場が動かず、決済の役割だけでよいのであれば、「リブラ」だけで機能するという話も十分なりたつ。ビットコインのような急激な価格変動もなく、まさに理想の「(仮想)通貨」に近い役割を果たすことになるだろう。 その一方で、カーニー英イングランド銀行総裁の「デジタル通貨」構想も波紋を呼ぶ。中央銀行が積極的に関与して、新たな制度を作り出すものだ。 我々が当たり前のものと受け入れている変動相場制もたかだか50年にも満たない歴史しかない。急速に変わるマネー経済の本質的な変化を伝える。

ドル化とは何か

ドル化とは何か

土田 陽介

筑摩書房/2019-10-07

ドル化とは、日々の経済活動において、国内通貨のみならず米ドルなど信用力が高い外国通貨が使われる経済現象である。財政破綻を迎えた新興国においてその動きが顕著だが、いまや先進国最悪の財政を抱える日本でも、人々が資産防衛の為に預金を米ドルに交換し、日々の決済を米ドルで行う日がやってくるかもしれない。本書では歴史的なドル高の裏で世界的に進んだドル化の分析を通じて、日本で行われている経済運営の見直しを提言する。

職業としての地下アイドル

職業としての地下アイドル

姫乃たま

朝日新聞出版/2017-09-15

AKB、ももクロ、Perfumeを夢見て増殖するテレビに出ないアイドル=地下アイドル。彼女たちを取り巻く経済や人間関係は、日本の社会問題の「縮図」である。現役地下アイドルでもある著者が赤裸々に明かす「身近な偶像」に群がるヒトとカネ。

SMAPと平成ニッポン〜不安の時代のエンターテインメント〜

SMAPと平成ニッポン〜不安の時代のエンターテインメント〜

太田省一

光文社/2016-12-16

四半世紀にわたり、誰からも愛されながら活動を続ける国民的グループ・SMAP。彼らが活動した平成という時代は、日本そのもの、そして私たちの暮らしが先行きの見えない不安にさらされた時代でもあった。こうした時代に、SMAPひいてはアイドルは、社会とどのように関わったのか? そして社会の側はSMAP、アイドルをどう受け入れたのか? 2016年、今一番読むべきアイドル、エンターテインメント論!

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