#平成 の新書一覧

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安倍晋三 平成・令和の光と闇

安倍晋三 平成・令和の光と闇

服部龍二

中央公論新社/2026-06-22

戦後最年少52歳で首相に就任、8年8ヵ月の史上最長政権を誇った安倍晋三。祖父に岸信介を持つサラブレットは、自民党最右派として憲法改正を掲げたが一次政権では挫折する。  しかし政権復帰後、「アベノミクス」など経済政策により支持を獲得、6度の国政選挙に連勝し「安倍一強」体制を築く。彼の威光はG7でも際立ち、トランプ米大統領への対応など国際的評価も高かった。だが、安保法制など敵と味方を峻別する政治姿勢や、森友・加計学園、桜を見る会など権力の私物化への批判が付きまとった。  本書は波乱と毀誉褒貶に満ちた安倍の生涯を辿り、彼の政治を総括する。

界隈経済圏 「平成女児」「風呂キャンセル」から「伊能忠敬」「皇居ラン」まで

界隈経済圏 「平成女児」「風呂キャンセル」から「伊能忠敬」「皇居ラン」まで

牧口松二

日経BP/2026-05-08

SNSを眺めていると目に入る「#〇〇界隈」。 界隈はヒット商品や新市場を生み出す仕組みとしても機能している。本書は、マーケティングやブランディングの実務に長年かかわってきた著者が、「界隈」を経済圏として捉え、そこでの市場開拓を成功させるポイントを解説する。 界隈経済圏の形成メカニズム、状況の読み取り方、従来のコミュニティとの共通点と相違点、商品やサービスが「界隈の必須アイテム」へと押し上げられていく流れ、マーケティングの新理論として注目されるCEP(カテゴリー・エントリー・ポイント)による界隈経済圏の攻略法などを事例とともに紹介する。 ●目次 第1章 「界隈」の正体 「銀座界隈」から「推し界隈」へ ・ファンダムは「作品」、ファンベースは「ブランド」、界隈は「テーマ」 ほか 第2章 界隈経済圏の形成メカニズム 「小さな共通体験」から「市場シフト」へ ・誕生から成長に至る4つのステップ ほか 第3章 界隈を測る “ざわめき”の聞き方と判断のKPI ・「きっかけの瞬間」を測る ほか 第4章 コミュニティ論から界隈を考察する ・界隈とコミュニティの違い ほか 第5章 界隈民からのヒット商品 小さな輪が「定番」をつくるまで ・「なんで最近、この商品がやたら並んでるの?」 ・オイコス:筋トレ界隈の冷蔵庫を席巻する“白いプロテイン神話” ・たまごっち:平成女児界隈の“世話焼きセラピー” ほか 第6章 界隈とうまく付き合っている好調企業 ・ドン・キホーテ:界隈が交差する“雑多の楽園” ・アシックス:皇居ラン界隈を支え、海外で「オニツカ」を育てる ほか 第7章 CEP(カテゴリー・エントリー・ポイント)で界隈熱をつかまえる ・マーケティングの基本STPの理想と限界 ほか 第8章 小説「界隈経済圏をCEPで攻略せよ」 第1幕:「勝ちパターンを見つけろ」と言われても ほか

新プロジェクトX 挑戦者たち 6 ゴジラ、アカデミー賞 姫路城平成の大修理 車いすラグビー金メダル ひきこもりゼロの町 カーリングの町・常呂

新プロジェクトX 挑戦者たち 6 ゴジラ、アカデミー賞 姫路城平成の大修理 車いすラグビー金メダル ひきこもりゼロの町 カーリングの町・常呂

NHK「新プロジェクトX」制作班

NHK出版/2025-07-10

不屈の信念が、まだ見ぬ道を切り拓く。人気シリーズの書籍化第6弾! 本場ハリウッドを驚かせた「ゴジラ-1.0」の映像美、会社の垣根を越えて成し遂げた「姫路城」の大修理、悲願の金メダルを獲得した「車いすラグビー」、「ひきこもり」をなくす元専業主婦の挑戦、過疎の町に熱狂をもたらした「カーリング」物語……思わず胸が熱くなる5つのドラマを収載。 【内容】 1 ゴジラ、アカデミー賞を喰うーーVFXに人生をかけた精鋭たち 2 白鷺城はよみがえったーー世界遺産・姫路城 平成の大修理 3 車いすラグビー 執念の金メダルーー仲間を信じて ひとつに 4 人生は何度でもやり直せるーーひきこもりゼロを実現した町 5 カーリング 極寒の町に熱狂をーーじっちゃんが夢をくれた

戦国史の新論点 平成・令和の新研究から何がわかったか?

戦国史の新論点 平成・令和の新研究から何がわかったか?

渡邊 大門

星海社/2024-07-24

戦国史の見方が変わる15の論点 歴史研究で新しい説が提起され、新説をめぐって論争となる場合、同時代に成立した書状、日記などの一次史料による裏付けを欠くことが多い。最近はテレビの歴史番組ではおもしろおかしい「トンデモ説」が唱えられ、批判も検証もされないまま世間に広まっていくことも増えてきた。原因は歴史研究のトレーニングを受けていない読者にとって、史料の中身はブラックボックスだからである。本書は、古くから言われてきた誤謬から、間違ったことが明らかになった新説、あるいは新説であっても明確に結論が出ないケース、さらに検討が必要なものまで、戦国史の15のテーマを掲げて、気鋭の執筆陣がその検証に挑んだものである。 *本書目次より はじめに 論点1 「大名」論を問う 今岡典和 論点2 天文十二年に鉄砲が伝来したという説への疑問 長屋隆幸 論点3 松永久秀は足利義輝の殺害にかかわっていなかった 天野忠幸 論点4 武田信玄はなぜ父の信虎を追放したのか 須藤茂樹 論点5 明智光秀は医師だったのか 太田浩司 論点6 出雲尼子氏家臣の山中鹿介は忠臣だったのか 渡邊大門 論点7 織田信長と正親町天皇は対立していたのか 秦野裕介 論点8 三木城落城後、秀吉によるジェノサイドは行われたのか 金松誠 論点9 秀吉による中国大返しと「御座所システム」 渡邊大門 論点10 宗像才鶴女性説は正しいのか 花岡興史 論点11 千利休は切腹せず、生き長らえたのか 八尾嘉男 論点12 直江兼続は越後から年貢米を持ち去ったのか 田嶋悠佑 論点13 家康による前田利長の討伐計画は虚説なのか 水野伍貴 論点14 関ヶ原合戦の戦場は、「山中」か「関ヶ原」か 水野伍貴 論点15 戦国時代の蝦夷地は「日本」に含まれるのか 新藤透 おわりに

ミステリーで読む平成時代

ミステリーで読む平成時代

古橋信孝

平凡社/2024-04-17

バブルの崩壊、リーマン・ショック、阪神淡路大震災……。社会や世相を反映することの多いミステリーを通して平成時代を振り返る。

道をひらく言葉 昭和・平成を生き抜いた22人

道をひらく言葉 昭和・平成を生き抜いた22人

NHK「あの人に会いたい」制作班

NHK出版/2023-02-25

選択に迷ったとき、挫けそうになったとき、「あの人」が語りかける。 瀬戸内寂聴、高倉健、樹木希林、立花隆など、22人の先達はどんなメッセージを残したか。苦しいとき自らを奮い立たせた一言、一生かけて辿りついた境地を示すフレーズなど、懐かしい人物の珠玉の言葉が、懸命に生きる現代人を癒し、励ますアンソロジー。明日を生きる力が湧いてくる。NHK「あの人に会いたい」を書籍化。 【本書で紹介する人物と言葉】 瀬戸内寂聴、なかにし礼、宮城まり子、福本清三、酒井雄哉、高倉健、橋田壽賀子、高畑勲、鈴木登紀子、佐伯チズ、米沢富美子、樹木希林、赤塚不二夫、田辺聖子、坂上二郎、立川談志、立花隆、古賀稔彦、さいとう・たかを、永六輔、半藤一利、緒方貞子(※掲載順)

沈鬱の平成政治史 なぜ日本人は報われないのか?

沈鬱の平成政治史 なぜ日本人は報われないのか?

倉山満

扶桑社/2022-09-30

失われ続けた31年。 日本を小国に叩き落とした政治家の大罪とは? 知っているようで知らない 平成政治史の大事なコト。 本書は、日本の政治がなぜダメなのか、ひいては日本人が如何に落ちぶれたのかの原因をこれでもかと抉り出す本です。どの頁を開いても、不愉快な話しかないでしょう。 では、なぜそんな本を書くのか。 悔しがってほしいからです。 かつて、日本は大国でした。ところが、たった一回だけ戦争に負けたくらいで、立ち上がれないくらい打ちのめされている。もはやもう一度強くなる意思すら持てなくなっている。すべての周辺諸国の靴の裏を舐め、「殴らないでください」と懇願するだけの情けない国に落ちぶれてしまいました。 そして取り柄の経済も、「失われた三十年」「日本病」と呼ばれるデフレ不況で、何の自慢もできなくなりました。経済大国が経済力を失えば、大国ではなく単なる小国です。 昭和期はまだ経済大国でいられましたが、今やすっかり中国に抜かれてしまいました。一体、原因は何なのでしょう。 その原因を探り、適切な処方箋を見つける。 本書はそんな人に向けて書きました。 どの頁を開いても不愉快な話だらけですが、我慢してお読みください。 <本書の構成> 第一章 本当は怖い竹下登 第二章 平成の政治改革と挫折 第三章 経済大国なのに取り柄が経済ではなくなる 第四章 小泉政治とは何だったのか 第五章 地獄絵図の自民党 第六章 民主党政権の罪と闇と暗黒と絶望 第七章 みんな大好き安倍晋三♪ 終 章 パニックに翻弄される令和の日本政治

博報堂生活総研のキラーデータで語るリアル平成史

博報堂生活総研のキラーデータで語るリアル平成史

博報堂生活総合研究所/為末 大/大木 亜希子/田村 淳/斎藤 哲也/中川 淳一郎

星海社/2021-12-24

唯一無二の巨大データから見る平成の実像と日本の未来! 博報堂が誇るシンクタンク・博報堂生活総合研究所による、世界に類のない広汎な生活調査「生活定点」。本書では、信仰から好きな料理まで多岐にわたるそのデータを19人の識者が考察し、調査期間がほぼカバーする平成という時代の変化を多彩な切り口で分析します。そこから見えてくるのは、生活者の視点に立ったリアルな平成史です。さらに強調しておきたいのは、このデータは過去の分析だけでなく、その先の未来の指針にもなるということ。「生活定点」は博報堂の広告現場で、未来を創造する武器として使われています。読者の皆さんも、平成とはどんな時代だったか、未来はどうなるのかをデータとともに考えてみてください。 <寄稿陣>*五十音順 家田荘子 石山蓮華 大木亜希子 小川さやか 熊代亨 倉田真由美 近藤那央 斎藤哲也 サヘル・ローズ 高橋弘樹 棚橋弘至 田村淳 為末大 常見陽平 鳥羽周作 豊田啓介 中川淳一郎 西田宗千佳 藤田結子 *以下、本書目次より抜粋 為末大 信じる理由を求める時代 大木亜希子 あのマウンティング男に今、愛と感謝のキスを 田村淳 いつも常識をアップデートしていきたい 斎藤哲也 リベラル・アーツよ、どこへ行く? 中川淳一郎 平成の人間関係を一変させたインターネット 鳥羽周作 インターネットとコロナ禍が変えた、伝達 「届けきる」をどう実現するか 高橋弘樹 恥ずかしさで逃げ出したくなる、「野菜の煮物」なき社会 藤田結子 「女性の手作り=愛情」はいつまで続く? 棚橋弘至 プロレスに見る平成の考察 倉田真由美 いくつになっても恋愛したい 熊代亨 平成30年間の時代の変化とメンタルヘルス 常見陽平 私たちは自由な働き方ができたのか 豊田啓介 離散と流動 石山蓮華 電線目線で折れ線を見る 近藤那央 人の心をほぐし、繋げる”いきものらしいロボット” 西田宗千佳 黄金期から苦難の時代、 世界に翻弄された「ゲーム」というビジネス 家田荘子 災害とスマートフォン。平成社会が心をどう変えたか? サヘル・ローズ 心に育む、豊かなアナタを 小川さやか 苦手な人びと、親しくない人びとに贈り物をしよう

平成のヒット曲(新潮新書)

平成のヒット曲(新潮新書)

柴那典

新潮社/2021-11-17

平成とは、どんな時代だったのかーー。「川の流れのように」から「Lemon」まで、各年を象徴する30のヒット曲から時代の実像に迫る。ミリオンセラー連発の90年代、音楽産業が大きく変化した00年代、新たな流行の法則が生まれた10年代……。小室哲哉からミスチル、宇多田ヒカル、SMAP、星野源まで、いかにしてヒット曲は生まれ、それは社会に何をもたらしたのか。ヒットの構造を分析し、その未来をも占う画期的評論。

我が愛しの歌謡曲 - 昭和、平成、令和のヒット・パレード -

我が愛しの歌謡曲 - 昭和、平成、令和のヒット・パレード -

吉川 潮

ワニ・プラス/2021-07-21

演芸評論家にして、歌謡曲をこよなく愛する著者が、「近ごろの紅白は知らない歌ばかりで」とお嘆きの読者に贈る「昭和・平成・令和」の歌謡曲偏愛論。日本を代表する作詞家である西城八十の評伝『流行歌 西城八十物語』を執筆した作家として、音楽評論家とは全く異なる視点で、同時代を生きてきた読者の共感を呼ぶ歌謡曲評論を書き上げた。 「歌は聴く者の記憶を呼び起こす。歌が流行ったころ、自分は何をしていたのかを思い出させるのだ」(本書より)。本書のページをめくりながらしばし、自らの大切な思い出にひたって下さい。 第1章 戦後の流行歌時代 第2章 ムード歌謡というジャンル 第3章 団塊世代の人気歌手とヒット曲を論ずる 第4章 グループサウンズにおける歌謡曲性 第5章 ニューミュージックのシンガーソングライターたち   第6章 アイドルたちの名曲 第7章 平成・令和の歌謡曲歌手を論じる

何が食べたいの、日本人? 平成・令和食ブーム総ざらい

何が食べたいの、日本人? 平成・令和食ブーム総ざらい

阿古 真理

集英社インターナショナル/2020-10-07

1億総グルメへと突っ走った平成ニッポン、そして令和へ バブル景気にも後押しされて、身も心も満腹状態を求めて突っ走った平成ニッポン。雑誌『Hanako』や『dancyu』が先導し、『ミシュラン・ガイド』が立ち上がれば一億総グルメ状態へ。 日本人は何を思い、何を食べたのか? 美味しい歴史と思い出を振りかえりつつ、分析。 そして令和。タピオカドリンク店に行列したのはなぜ? 人気の理由はプニュプニュの食感だけではなかった!? コロナウイルス感染でベーキングパウダーが品切れを起こした理由まで、グルメブームを総ざらい。 ●「イタ飯」が教えてくれたティラミスの斬新さ ●マカロンでピークを迎えた平成のスイーツブーム ●じつは何度め? の韓国料理ブーム ●令和のタピオカ人気、お茶そのものの美味しさが立役者!? ●コロナ禍、ステイホーム家庭がお菓子作りの場に 【目次より】 第1章 情報化が進んだ30年 『Hanako』族の誕生/『dancyu』の成立/『料理の鉄人』革命/『夏子の酒』がもたらしたもの/「食べる通信」とは何か/レシピサイトの登場/『孤独のグルメ』の人気ぶり/「インスタ映え」が意味するものは? 第2章 グルメが定着していく時代 デパ地下ブーム/生春巻き大人気/2度の韓国料理ブーム/「チキンライス」で思い浮かべるのは?/スパイスカレーの誕生が意味するもの/ゴーヤーが注目された理由/空弁の登場/赤身肉に注目/ B級グルメの時代/なぜ唐揚げは愛されるのか?/どこの町にも大戸屋 第3章 スイーツ・パン・ドリンク ティラミスブームとは?/マカロン好き/チョコミントはなぜブームになったのか?/ビーン・トゥ・バーの登場/再発見されるバウムクーヘン/アジアの中のかき氷/ 高級食パンはなぜ人気なのか/スタバがある町/2度目のクラフトビール/緑茶ドリンクの成立/タピオカ大ブーム 第4章 時代を映す食文化 平成米騒動とは?/「フード左翼」とは誰か?/「英国一家」大人気/フードロス問題を考える/スローフードブームがもたらしたもの/コロナ禍とベイキング 第5章 家庭料理の世界 在来作物に光を当てる/子ども料理に注目/社会現象化した栗原はるみ/辰巳芳子が注目された理由/土鍋炊きご飯の人気/ル・クルーゼ好き世代/ 時短ブームの背景/ミールキットの誕生/今始まったわけじゃないつくりおきブーム 【著者略歴】 阿古真理(あこ まり) 1968年、兵庫県生まれ。作家、生活史研究家。神戸女学院大学卒業。食を中心に、食にまつわる生活、女性の生き方などの分野で執筆を行う。著書に『小林カツ代と栗原はるみ』『なぜ日本のフランスパンは世界一になったのか』『昭和育ちのおいしい記憶』『「和食」ってなに』などがある。

資本主義と民主主義の終焉ーー平成の政治と経済を読み解く

資本主義と民主主義の終焉ーー平成の政治と経済を読み解く

水野和夫/山口二郎

祥伝社/2020-09-25

平成とはどのような時代だったのか。そして、令和はどのような時代になるのかー。『資本主義の終焉と歴史の危機』で歴史の転換を明示した水野和夫教授と、政権与党時の民主党ブレーンとして政治の内側を見てきた山口二郎教授が語り尽くす。まず、平成三一年間を六つの時代に分けて分析。そのうえで平成を総括し、今後を予測・提言する。見えてきたのは、日本が資本主義を“卒業”していく過程であり、政治が大きく変質・劣化していく様だった。歴史的に未知の領域に入ろうとしている現在の日本。両名の主張に刮目せよ。

平成政治史

平成政治史

大嶽 秀夫

筑摩書房/2020-05-07

冷戦の終焉とともに始まった平成政治。選挙制度改革による政権交代の実現と、自民党一党優位制打破が期待されたが、細川・村山政権や民主党政権に国民が失望する一方で、危機に立たされた自民党は自公連立、小泉改革、安倍政治によって政権の盤石化に成功した。なぜこのような結果になったのか。各政党の動きとその時々の内外の政治課題を巧みに織り交ぜて解説しつつ、SEALDsや脱原発運動、在特会など新しい社会運動の動向にも注目。激動の三〇年を俯瞰する政治史決定版。

平成重大事件の深層

平成重大事件の深層

熊崎 勝彦;鎌田 靖

中央公論新社/2020-01-09

1078

東京地検特捜部。日本の「聖域」、政治と経済の中枢に切り込む「ドブさらい」集団。「巨悪を眠らせない」を使命とする特捜検察が摘発に乗り出した、平成時代の「巨悪」とは何だったのか?バブルに酔いしれた「カネ余り日本」の贈収賄事件、金融・建設業界と政官との構造的癒着。「最強官庁」の汚職に切り込み、日本の市場構造を塗り替えたと言われる大蔵省汚職事件。特捜部長としてこの空前絶後の事件捜査を指揮したキーパーソンが、政官財を巻き込んだ重大事件と激動の平成30年史を検証する。

山口組の平成史

山口組の平成史

山之内 幸夫

筑摩書房/2020-01-06

史上最悪の抗争といわれる山一抗争での山口組四代目組長暗殺。そして平成とともに誕生した五代目山口組。時あたかもバブル経済。その裏仕事を請け負って跳梁跋扈した金満ヤクザ。しかし、その反動は大きく暴力団対策法が制定され、ヤクザ社会は厳しい時代を迎える。ヤクザにとって平成の時代は天国で始まり、地獄で終わったといえる。この間に起きた、宅見若頭暗殺事件、暴力団排除の強化、そして分裂などを、元顧問弁護士の立場から解き明かす。

玉三郎 勘三郎 海老蔵 平成歌舞伎三十年史

玉三郎 勘三郎 海老蔵 平成歌舞伎三十年史

中川右介

文藝春秋/2019-09-20

玉三郎、勘三郎、海老蔵を通して描く歌舞伎現代史。 昭和の名優たちの「神々の黄昏」として始まった平成歌舞伎。歌右衛門が選んだ後継者は玉三郎だった。その玉三郎が、次の阿古屋を発見するまでの物語と並走する、勘三郎の歌舞伎の可能性への奮闘と、その断ち切られた未来。そして、悲劇を乗り越えて團十郎へと向かう海老蔵。 歌舞伎座では舞台に一緒に立つ機会がごくわずかしかなかった三人を、本の上で共演させた、ここにしかない、平成歌舞伎。 【目次】  第一話 神々の黄昏 第二話 二人阿古屋──歌右衛門から玉三郎 第三話 勘九郎の国盗り物語 第四話 若き獅子たち──海老蔵と勘三郎 第五話 歌舞伎座さよなら公演の向こう側 第六話 澤瀉屋の「恩讐の彼方」 第七話 三つの悲劇

ルポ 平成ネット犯罪

ルポ 平成ネット犯罪

渋井 哲也

筑摩書房/2019-09-05

平成の30年間で日常生活に欠かせないものになったインターネットだが、アンダーグラウンドな世界も広がっている。出会い系サイトやSNSによる売買春、ネットストーカー、仲間を募った集団自殺。裏サイトの誹謗中傷やいじめ、闇サイトの違法・脱法ドラッグ売買。しかし孤独の沼に沈む人にとって、そこはライフラインでもある。誰が読むともしれない日記をつづり、自殺志願者が語り合う。顔が見えないからこそ、本音をさらけ出せる居場所になる。新しいメディアと個人のかかわりを取材するジャーナリストが、その背景と変化を追う。

「ことば」の平成論〜天皇、広告、ITをめぐる私社会学〜

「ことば」の平成論〜天皇、広告、ITをめぐる私社会学〜

鈴木洋仁

光文社/2019-06-28

「朧げな『平成』の輪郭と本質を俊英が『私(わたくし)社会学』を駆使して見定める書。」ーー本郷和人氏推薦!/天皇陛下のおことば、ITと広告をめぐる言説、野球とサッカーが辿った道……。茫洋として語り得ない「平成」の形を同時代に語られた「ことば」をもとに探っていく、「令和」の時代に捧げる極私的平成論。

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