#デモクラシー の新書一覧

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民主主義の死角 つくられた高齢者と若者の分断と対立

民主主義の死角 つくられた高齢者と若者の分断と対立

鵜飼健史

朝日新聞出版/2025-10-10

【宇野重規・國分功一郎・白井聡 推薦】 宇野重規「民主主義と年齢の関係を明快に読み解く快著」 國分功一郎「年齢はまさしく『民主主義の死角』 冷静な政治論を導き出すための必読の書」 白井聡「デモクラシーと年齢、タブーなき議論は市民の資格を問い直すことだ」 *   *   * 「高齢者が優遇され、若者が軽視されている」 高齢者の割合がますます高まり、シルバー・デモクラシーに対し、多くの若者が不信感を抱いている。 この問題の根幹にあるものは何か。民主主義と年齢を巡る知の思索がここから始まる。 ◆目次◆ 序論 年齢と政治思想史 第1章 シルバー・デモクラシーの正体 第2章 未成年者不在の政治史 第3章 子どもと尊厳の民主主義  終わりにーー適正年齢とその周辺   あとがき

帝国陸軍ーデモクラシーとの相剋

帝国陸軍ーデモクラシーとの相剋

高杉洋平

中央公論新社/2025-07-23

陰湿、粗暴、狂信的……と語られてきた大日本帝国陸軍。 しかし実際には、建軍当初から、国際的視野を持つ開明的な将校などは多く存在していた。一九四五年の解体までの七十余年で、何が変化したのかーー。 本書は、日露戦争勝利の栄光、大正デモクラシーと軍縮、激しい派閥抗争、急速な政治化の果ての破滅まで、軍と社会が影響を与え合った軌跡を描く。 陸軍という組織を通し、日本の政軍関係を照らす、もう一つの近現代史。 目次 はしがき 第1章 栄光からの転落 第2章 第一次世界大戦の衝撃 第3章 ポスト大戦型陸軍への挑戦 第4章 「大正陸軍」の隘路 第5章 「昭和陸軍」への変貌 第6章 陸軍派閥抗争 第7章 政治干渉の時代 第8章 日中戦争から対米開戦へ 終 章 歴史と誤り あとがき 主要参考文献 関連年表

平等とは何か 運、格差、能力主義を問いなおす

平等とは何か 運、格差、能力主義を問いなおす

田中将人

中央公論新社/2025-03-24

かつて一億総中流といわれた日本。 いまや格差が広がり、社会の分断も進んでいる。 人生が親ガチャ・運しだいでよいのか。 能力主義は正しいか。 そもそも不平等の何がわるいのか。 日本の「失われた30年」を振り返り、政治哲学と思想史の知見から世界を覆う不平等に切り込み、経済・政治・評価上の平等を問いなおす。 支配・抑圧のない、自尊を下支えする社会へ。 財産が公平にいきわたるデモクラシーの構想を示す。 ■目次 はじめに 第1章 不平等の何がわるいのか? 本書の特徴  前口上ーーなぜ平等・不平等を考えるのか  不平等から考えるーー不平等に反対する四つの理由  1剥奪ーー貧窮ゆえの苦しみ  2スティグマ化ーー傲りと卑屈、そして差別  3不公平なゲームーー人生の難易度の変化  4支配ーー非対称的な関係の固定化  みえやすい不平等・みえにくい不平等  窮民問題ーー貧困にあえぐ社会  寡頭制問題ーー少数が牛耳る社会  健康格差問題ーー寿命が短い社会 第2章 平等とは何であるべきか? 平等を支持する四つの理由  1生存・生活の保障ーー充分主義  2恵まれない立場への優先的な配慮ーー優先主義  3影響の中立化ーー運の平等主義  4支配関係がないことーー関係の平等主義  平等の要点ーー「局所的な平等化」をこえて  三つの不平等の区別ーー差別・格差・差異  格差原理と(不)平等  差異ゆえに平等 第3章 平等と能力主義 アファーマティブ・アクション  AAーー五段階の規範  正義と能力主義  公正な能力主義はゴールか?  能力の測定問題とガラスの天井問題  能力主義の専制  正義と功績をいったん切り離す  機会の平等を見直すーースキャンロンの三段階モデル  まとめーー財産所有のデモクラシーへ 第4章 経済上の平等ーー社会的なもの 『21世紀の資本』のインパクトーーr>g  『資本とイデオロギー』ーー格差はつくられたものである  アンダークラスの出現  財産所有のデモクラシー1ーー社会的なもの  日本型福祉社会の問題  事前分配・当初分配  人的資本のストック  職場環境の正義  ベーシック・インカム  タックス・ジャスティス 第5章 政治上の平等ーー共和主義 誰が統治するのかーー政治家のキャリアパス  なぜ世襲政治家は多いのか  経済力の政治力への転化  徒党の発生をいかに防ぐか  財産所有のデモクラシー2ーー共和主義  政治資金規制とメディア宣伝  パブリック・シングスーー公共性のインフラ  公共財としての仲介機関ーー政党とメディア  政治バウチャー  クオータ制  ロトクラシーーーくじ引き民主制 第6章 評価上の平等ーー複数性 絶望死、遺伝と能力  時間どろぼうーーエンデ『モモ』  財産所有のデモクラシー3ーー複数性  自尊の社会ーー配達員の仮想演説  評価集団の多元化ーー複合的平等  正義と多元性  財産と富  〈自分自身〉であるためのデモクラシー  「自己の内なる体制」 おわりにーー平等についての六つのテーゼ あとがき 注記一覧  図版出典  参考文献  読書案内

台湾のデモクラシー

台湾のデモクラシー

渡辺将人

中央公論新社/2024-05-22

第46回サントリー学芸賞作(社会・風俗部門) 権威主義体制が長く続いた台湾。1996年に総統の直接選挙が始まり、2000年には国民党から民進党への政権交代が実現した。今や「民主主義指数」でアジア首位に立つ。中国の圧力に晒されながら、なぜ台湾の民主主義は強靭なのか。また弱点はどこにあるか。白熱する選挙キャンペーン、特異なメディア環境、多様な言語と文化の複雑さ、そしてあらゆる点で大きな影響を及ぼすアメリカとの関係に注目し、実態を解き明かす。

シルバー・デモクラシー 戦後世代の覚悟と責任

シルバー・デモクラシー 戦後世代の覚悟と責任

寺島実郎

岩波書店/2022-11-24

戦後日本人の先頭として戦後民主主義,高度成長の恩恵を受けてきた団塊の世代.戦後70年を超えた現在,65歳以上人口比重は約3割,2050年には4割となる.全員が高齢者となった団塊の世代はこれから,「与えられた民主主義」を超えることなく私生活主義に堕して終わるのか.1947年生まれの著者が自ら問い直す「後世に何を引き継ぐか」.

〈私〉時代のデモクラシー

〈私〉時代のデモクラシー

宇野重規

岩波書店/2021-04-22

一人ひとりが〈私〉意識を強く持ち,他人とは違う自分らしさを追い求める現代.分断された〈私〉と〈私〉を結びつけ,〈私たち〉の問題を解決するデモクラシーを発展させることは可能なのか.人々の平等意識の変容と新しい個人主義の出現を踏まえた上で,〈私〉と政治の関係をとらえなおし,これからのデモクラシーを構想する.

デモクラシーの整理法

デモクラシーの整理法

空井 護

岩波書店/2020-12-21

政治の主役である私たちは、デモクラシーについて十分に納得できているだろうか。政治の定義から始め、デモクラシーとはいかなる政治の仕組みか、「古典風」と「現代風」という二つのタイプをいかに使い分けるのかを、筋道を立てて解き明かす骨太な一冊。多義的になりがちなデモクラシーをスッキリと理解するコツを伝える。

リベラル・デモクラシーの現在

リベラル・デモクラシーの現在

樋口 陽一

岩波書店/2019-12-22

戦後西側諸国の憲法の共通基準であったリベラル・デモクラシーが、「ネオリベラル」と「イリベラル」の挟撃を受けて、いま、世界的な危機に直面している。トランプ現象、EU離脱をめぐるイギリスの混迷、日本の改憲論議などを前にして、私たちは座標軸をどこに求めたらよいか。戦後知識人たちの言説を手がかりにして考える。

平成デモクラシー史

平成デモクラシー史

清水真人

筑摩書房/2018-01-26

「平成デモクラシー」は、政治の風景をがらりと変えた。九〇年代に進められた一連の改革により、政権交代を懸けた与野党の競争が始まり、首相への権力の集中が進んだ。今世紀に入ると、「小泉劇場」から民主党政権を経て「安倍一強」へ。その果てにーー。「平成」という時代には、どんな意味があったのか? 激動の三十年を構造的に読み解き、「平成デモクラシー」という一筋の航跡をくっきりと描きだす圧倒的な政治ドキュメント。

トランプは世界をどう変えるか? 「デモクラシー」の逆襲

トランプは世界をどう変えるか? 「デモクラシー」の逆襲

エマニュエル・トッド/佐藤優

朝日新聞出版/2016-12-26

トランプ大統領誕生で世界は、日本はどう変わるか? 米・中・露の覇権は? 世界経済は好転するか、保護主義で恐慌に突入か? 日本は自主防衛できるか? 戦争のリスクは増大するか?──反グローバリズムの奔流と新しい世界秩序を最強論客が読み解く!

自由民権運動

自由民権運動

松沢 裕作

岩波書店/2016-06-23

維新後、各地で生まれた民権結社。それはさまざまな理想と幻想が渦巻く“デモクラシー”の拠点であった。新政権への割り込みを狙う人びと、政府に抗い新しい社会を築こうとする人びと。激変する時代への不安と期待が「自由民権」の名のもとに大きな歴史のうねりとなってゆく。激化事件による終焉までを描く。

現代日本の政党デモクラシー

現代日本の政党デモクラシー

中北浩爾

岩波書店/2015-04-25

なぜ日本政治は行き詰まっているのか。1994年の小選挙区制導入から、マニフェスト選挙の開始、2009年の政権交代を経て、現在にいたる政党デモクラシーの構造的変化を解き明かし、これからの政治を考える。

官僚制批判の論理と心理 デモクラシーの友と敵

官僚制批判の論理と心理 デモクラシーの友と敵

野口雅弘

中央公論新社/2014-01-17

多くの人が福祉社会を志向しているにもかかわらず、それを支えるはずの行政への不信が蔓延している。本書では、目まぐるしく変わる政治状況を横目に見ながら、官僚制批判のさまざまな連関が辿られていく。トクヴィル、カフカ、ハーバーマス、シュミット、アーレントら幅広い論者が呼び出され、ウェーバーの官僚制論が現在との関連で検討される。官僚制と戦う強いリーダーが待望される現実と対峙する鋭利な政治思想史。

アメリカン・デモクラシーの逆説

アメリカン・デモクラシーの逆説

渡辺靖(文化人類学)

岩波書店/2010-10-01

恐怖でがんじがらめの自由、負の連鎖にからめとられる公正、他人の心身までも規定してゆく多様性、空洞化してゆく民主主義…。建国の理念を生き抜こうとするアメリカ社会の足下で、さまざまな皮肉な“転倒状況”が起きている。この希有な社会で丹念にフィールドワークを重ねてきた著者が、その実像と向かう先を余すところなく検分する。

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