#関係 の新書一覧

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増補版 嘘だらけの日米近現代史

増補版 嘘だらけの日米近現代史

倉山満

扶桑社/2026-08-01

トランプ再来で揺れる世界を見通すための、日米近現代史 アメリカという国を、われわれ日本人はどう考えればいいのか。好きか嫌いか、親米か反米かーー。そんな単純な二分法では、日米関係の本質は見えてこない。アメリカは、日本にとって切っても切れない存在である。安全保障、外交、経済、そして戦後日本のあり方まで、アメリカとの関係を抜きにして語ることはできない。にもかかわらず、日本人は意外なほどアメリカのことを知らない。 建国神話、ワシントン、モンロー主義、リンカーン、ペリー来航、日米の蜜月、二つの世界大戦、GHQ、朝鮮戦争、冷戦、湾岸戦争、ブッシュ、クリントン、オバマーー。日本人が学校で習い、何となく信じている「アメリカ史」「日米関係史」は、どこまで本当なのか。 本書が描くのは、極端に美化されたアメリカでも、悪魔化されたアメリカでもない。「バカ」「ヘタレ」「でも、やるときはやる」ーーこの三つの視点から、アメリカという国の行動原理と歴史のパターンを読み解き、日本人の対米コンプレックスを解きほぐしていく。 アメリカは最初から世界最強の大国だったわけではない。むしろ、その歴史は、弱さ、失敗、強烈な自己正当化、そしていざというときの底力の積み重ねでもあった。だからこそ、アメリカの「建前」ではなく「本音」と「癖」を知ることが、日本の外交と安全保障を考えるうえで欠かせない。 増補版では、トランプ再来で揺れる世界を見通すための新章を追加。アメリカは再びどこへ向かうのか。そして日本は、そのアメリカとどう向き合うべきなのか。その歴史を知らずに、日米関係は語れない。倉山満が近現代史から現在を読み解く、「嘘だらけ」シリーズの増補決定版。

60歳からの人間関係整理術

60歳からの人間関係整理術

和田秀樹

河出書房新社/2026-05-22

「人付き合い」にも「やめどき」がある! 好きな人とだけ繋がって生きていい! 家族、親族、近所、友人……残された人生を自分らしく過ごすためには人間関係の断捨離も必要。その整理術と実践法を伝授。

利己的な生物がなぜ協力し合えるのか

利己的な生物がなぜ協力し合えるのか

長谷川英祐

PHP研究所/2026-01-16

従来の「進化論」を現実に合わせるための新理論! アリ、アブラムシ、ヒラタアブの幼虫、ヨモギなどは、互いになんらかの役割を担う共生関係を結んでいる。もしこのような共生関係に、自分のすべきことをせず利益だけを受け取る裏切り者が登場すると、共生系は崩壊してしまうのではないか? 従来の「進化論」の枠組みでは解けない難問を、アリの共生関係の研究を行なった進化生物学者が解き明かす。橘玲氏(作家)推薦!「自分勝手な生きものが集まっても共生できるのはなぜ? 画期的なのにわかりやすくて面白い!」 ●ダーウィンが自然選択で説明できなかった生物 ●群れをつくることは「協力」ではない ●進化の単位は「種」ではない ●アブラムシの甘露はアリを攻撃的にする ●なぜ共生関係は滅びないのかーー現実の空間構造に基づいた予測 【PHP研究所】

安倍晋三 ドナルド・トランプ交友録 How to DEAL with Trump

安倍晋三 ドナルド・トランプ交友録 How to DEAL with Trump

梶原 麻衣子

星海社/2025-12-17

安倍晋三とドナルド・トランプ、その比類なき友情の実像に迫る 日本の憲政史上最長の首相・安倍晋三と異例ずくめのアメリカ大統領ドナルド・トランプ、二人は深く複雑な友情で結ばれていた。物議を醸した異例の就任前会談から5回にわたるゴルフ外交、G7サミットでの侃侃諤諤たる議論、そして貿易交渉の壮絶な舞台裏ーーその交友は後世に何を残したのか。日米関係が揺れる今こそ知りたいトランプ外交の真髄、そしてトランプに胸襟を開かせた安倍晋三の人間力をエピソードの数々とともに分析する。安倍晋三や昭恵夫人、政府関係者への取材を重ねた著者が独自のインタビューや公刊資料をふんだんに駆使して描き出す、権力の孤独を知る者同士の唯一無二の交友録。 序 章 第1章 初会談 --2016年11月17日 「あなたはニューヨーク・タイムズと戦った。私は朝日新聞と戦って、勝って再び総理になった」--安倍晋三 第2章 ゴルフと日米同盟 「私とトランプの関係において、私が頼めば必ずアメリカは報復する。その姿を相手に見せる必要がある」--安倍晋三 第3章 国際政治とG7クラブ 「ハッピーバースデー、ディア、シンゾー」--ドナルド・トランプ 第4章 国賓待遇と怒号 「シンゾー、ここからはわれわれは単なる友達じゃすまない」--ドナルド・トランプ 第5章 リベンジと銃弾 「マイ・フレンド、シンゾー」--ドナルド・トランプ 終 章 安倍家への弔問 高市早苗に送られた安倍からの「アドバイス」 「女安倍」高市の対トランプ外交と日本の分断の行方 あとがき 主要参考文献

「気が利く」とはどういうことか ーー対人関係の心理学

「気が利く」とはどういうことか ーー対人関係の心理学

唐沢かおり

筑摩書房/2025-12-10

できることなら「気が利く」人になってみたい。でも、どうしたら良いのかわからないし、上手いコメントのセンスもない。自分も相手も不快にならずに人間関係を築くことがこんなにも難しいなんて……。心をすり減らしてしまうまえに、心理学で問題を整理してみませんか。ネットや書籍のハウツーの一歩手前には、理論があります。私とあなたの心がどう働いたら「気が利く」になるのか。そもそも、誰のための「気が利く」なのか。生きづらい世の中をうまくやりすごすための入門書。

ナショナリズムとは何か 帰属、愛国、排外主義の正体

ナショナリズムとは何か 帰属、愛国、排外主義の正体

中井遼

中央公論新社/2025-11-20

民族や国民をめぐる心の働きを強め、再生産するナショナリズム。 帰属意識、愛国心、排外意識の三つの顔をもつ。 世界で猛威をふるう排外主義・右派躍進の正体とされるが、なぜ同胞愛は憎悪に変わるのか。 なぜ民族紛争は再燃するのか。 経済不安との関係とは。 本書は国民国家誕生からの歴史を一望し、豊富な事例をふまえナショナリズムがいつ生まれ、社会に浸透し、私達の心を動かすかの全容を描く。 俗説を覆し、本質に迫る。 【目次】 まえがき 第1章 ナショナリズムとは何か 議論の概観 1 出現    ネーションはいつからあるのか  近代の社会現象  多様化し日常化するナショナリズム 2 定義 言葉の由来 「生まれ」  1政治の意識として  2政治運動のイデオロギーとして  日常的なナショナリズム 3 源泉 1近代主義  2民族象徴主義  3政治や権力闘争 4 分類 「良いナショナリズム」と「悪いナショナリズム」? ナショナリズムとパトリオティズム 5 まとめーープラスでもマイナスでもなく 第2章 ナショナリズムを構成しているもの 1 三つの意識 2 三つの意識の背景 社会学/政治学/心理学  着目点の違い  諸意識の実態  世界各国の実態  意識は時間とともに変わる 3 意識間の相互連関 愛国心と排外意識はいつ結びつくの?  個人的差異より社会的文脈が重要?  グローバル化の効果?  国のメンバーシップの性格? 4 まとめーーナショナリズムの多次元性 第3章 何が帰属意識を強めるのか 1 ネーションへの帰属意識 地域主義との関係  複数のアイデンティティ 2 近代化と帰属意識の高まり 学校教育、鉄道  出版・印刷の普及  軍隊 3 現代文化と帰属意識 スポーツの祭典  FIFAワールドカップ  アフリカのサッカー選手権  ラグビーワールドカップ 4 帰属意識を高める政治 5 まとめ 第4章 何が愛国心とプライドを強めるのか 1 愛国心の多義性・多様性 愛国心をどう捉えているか  愛国心の国際比較 2 経済格差との関係 格差と貧困  政府の陽動 3 政治的動員・選挙との関係 選挙と動員 4 国際環境の影響 グローバル化の影響  国際紛争と脅威 5 文化表象としての音楽イベント 音楽の力  国歌と祭典 6 まとめ 第5章 何が排外意識と優越感情を強めるのか 1 経済不安よりは向社会性? 経済的な脅威  集団的な脅威  外国人比率の効果 2 政治状況と排外主義 ホモナショナリズム/フェモナショナリズム 3 隠れた反移民感情 文脈によって異なる「望ましい回答」 4 国際政治の影響 外交的緊張 5 まとめ 第6章 政治・経済への効果 1 公共財の分配 福祉への効果  多民族国家は不利なのか 2 シンボル操作の効果 国土・国旗という象徴と寄付  党派的分断を癒す 3 民主的な規範と政治信頼 民主主義を促すか  社会的な信頼と負担 4 経済や資源の開発 資源ナショナリズム  エコ・ナショナリズム/グリーン・ナショナリズム 5 まとめーーナショナリズムの政治経済的効用? 第7章 暴力・紛争への効果 1 ナショナリズムと内戦 貧困と格差  政治的排除の回避  連邦制や選挙制度への効果 2 ナショナリズムと少数派の弾圧 暴力と流血が生まれる理由  東欧でのホロコースト 3 ナショナリズムと国家間戦争 国民国家と戦争の波  失地回復運動  言説枠組みの影響 4 ファシズムとセクシュアリティ 5 まとめーーナショナリズムと暴力 終 章 ナショナリズムの実態を見る 1 何がわかっていて、何がこれからわかるのか 2 政治をめぐる意識の一つとして 3 おわりに あとがき 注記一覧 / 参考文献・出典

Z家族〜データが示す「若者と親」の近すぎる関係〜

Z家族〜データが示す「若者と親」の近すぎる関係〜

博報堂生活総合研究所

光文社/2025-09-18

Z世代は恋人より母親といたい? 博報堂のシンクタンクが30年前と同じ設計で実施した「若者調査」をもとに、今20歳前後のコアZ世代とその親世代を比較分析。見えてきたのは、親世代とは大きく異なるZ世代の人間関係、家族の密接すぎる関係性だった。定量データに加えチャットの親子会話を多数収集し、進化した親たち=「メンターペアレンツ」の実態に迫る。金間大介氏や星友啓氏のインタビューも収録。

関係人口の時代 「観光以上、定住未満」で地域とつながる

関係人口の時代 「観光以上、定住未満」で地域とつながる

田中輝美

中央公論新社/2025-08-21

人口減少が進むなか、政府は地方創生の切り札として、今後、関係人口一千万人の創出を目標に掲げた。関係人口とは、「観光以上、定住未満」で地域とつながる人々を指す。地域間で人材をシェアする考え方が根底にある。関係人口の増加で都市と地方はどのように変わり、個人のライフスタイルにどんな影響があるのか。関係人口研究の第一人者が、全国の事例をもとに、現状と具体的な課題、実践に向けたヒントを示す。

三位一体ー父・子・聖霊をめぐるキリスト教の謎

三位一体ー父・子・聖霊をめぐるキリスト教の謎

土橋茂樹

中央公論新社/2025-07-23

電子版は本文中の写真をすべてカラー写真に差し替えて掲載。 キリスト教の三位一体とは、父なる神、子なるイエス、聖霊の三者は本質的に同一だとする説である。 ユダヤ教から分派したキリスト教が世界宗教へと発展を遂げる過程で、教会は神とイエスの関係の解釈に苦慮した。 教会内の様々な派閥がしのぎを削った異端論争を経て、四世紀後半に三位一体の教義は確立を見る。 初学者が誰しも躓く、この謎の多い教えについて、専門家が丹念に解説。キリスト教の根本思想に迫る。 ■本書の目次 はじめに 序章 キリスト教の成り立ち 原初の信仰形態から一神教へ/ユダヤ教徒によるメシアの待望/民族宗教から世界宗教へ/新約聖書と使徒教父文書/キリスト教の公認から教義の確立へ 第一章 三位一体の起源 1 三位一体という考えの由来 史的イエスとの遭遇/ギリシア哲学の流入/旧約聖書における神の仲介者/再び、イエスとは何者か? 2 旧約と新約の多様な相関 イエスによる旧約の預言理解/終末論的な預言へ/予型論とは何か?/活喩法とは何か?/ペルソナ間で対話する神 第二章 キリストの神性をめぐる議論の始まり 1 ロゴス・キリスト論と「二つのロゴス」 フィロンの「創世記」解釈/「二つのロゴス」説/殉教者ユスティノスと二神論問題/「二つのロゴス」説の位置づけの変容 2 教義史にオリゲネスがもたらしたもの オリゲネスとは何者か?/オリゲネスへの異端宣告の背景/「ヒュポスタシス」とは?/哲学概念「ウーシアー」の神学への転用/本質存在と実質存在/長く困難な議論 第三章 異端論争の只中へ 1 「アレイオス論争」とは何か? 二種類のオリゲネス主義者間の論争/三様のオリゲネス受容/アレイオス論争の発端/背景としてのメレティオス派分裂/論争の真の黒幕は誰? 2 ニカイア公会議とその後の動向 アレイオス派の言い分/ニカイア信条/「ホモウーシオス」とは?/ニカイア以降の新たな論争の布置/アンティオケイアのニカイア支持派 第四章 教義理解の深まり 1 バシレイオスの神理解 カッパドキア教父とは何者か/バシレイオスとエウノミオス/ウーシアーとヒュポスタシスの混用/「不生性」をめぐるエウノミオスの論点/神の不可知性に拠るバシレイオスの論駁/二つのエピノイア論/バシレイオスのウーシアー観の揺らぎ 2 神の本性から神の働きへ プロティノスの影響の有無/若年の習作『霊について』/力動的ウーシアー観への展開 3 ナジアンゾスのグレゴリオス独自の論法 一神論を政治に喩えると/〈本性の言説〉と〈オイコノミアの言説〉/オイコノミアとは何か? 第五章 三位一体論教義の完成 1 ニュッサのグレゴリオスの三位一体理解 兄バシレイオスの志を継いで/なぜ三神ではなく一神なのか/「プロソーポン」概念の諸相/〈顔〉から〈識別相〉へ /グレゴリオス独自の存在論/個体と固有名 2 聖霊論の展開 三位一体のエネルゲイア/キリスト論から聖霊論へ/〈聖霊〉をめぐる論争の布置/コンスタンティノポリス公会議/〈聖霊〉は世界創造に参与していたか?/〈聖霊〉の発出をめぐって/線状的序列から栄光と崇拝の循環へ 第六章 西方ラテン世界における展開 1 ニカイア前後の西方の動向 東西の論争状況の異なり/テルトゥリアヌスの貢献/ヒラリウスによる「同一本質」の再興 2 アウグスティヌスによる伝統継承と刷新 あくまでニカイア支持派として/実体カテゴリーと関係カテゴリー/本質の一性から働きの一性へ/〈聖霊〉の二つの発出/キリストの「受肉」とは何か/キリストの神性と人性をめぐって/ニカイアからカルケドンに至る道/自己の内奥への超越 終章 三位一体論の行方 聖像破壊運動と最後の公会議/教会会議のその後の経緯/教会大分裂と東西関係のその後/新たな展開に向けて あとがき 参考文献

人はなぜ結婚するのか 性愛・親子の変遷からパートナーシップまで

人はなぜ結婚するのか 性愛・親子の変遷からパートナーシップまで

筒井淳也

中央公論新社/2025-06-20

結婚のあり方が大きく揺らいでいる。離婚・再婚、選択的夫婦別姓、共同親権、同性婚、パートナーシップ、事実婚、生殖補助医療、養子縁組……。リベラル派と保守派に分断され、個々の論点についてすれ違う議論がなされがちななか、本書では共同性、性愛関係、親子関係の3点で議論を整理し、一貫した視点から本質とこれからを見通す。結婚をめぐる自由化がもたらす「しんどさ」も指摘する。本質を知りたい人のための羅針盤。 はじめにーー議論の見通しをよくするために 1章 結婚のない社会? 結婚には歴史的にどういう意味があったのか 母子関係と父子関係 結婚制度は消滅するのか 父親のいる社会、いない社会 母系社会における結婚 結婚のない社会は設計可能か 2章 結婚はどう変わってきたのか 結婚の意味を探求してみよう 愛かお金か 生殖から性愛へ 家長の力が強かった時代 家族が会社組織のようだった時代 結婚は社会に埋め込まれていた 性別と性愛をめぐる言語表現 家族から「仕事成分」が抜け出した時代 結婚観の変化と同性婚 結婚を問い直す哲学的な考察 3章 「結婚の法」からみえる結婚の遷り変わり 自由婚はほんとうに自由か 国や支配者が結婚に介入する理由 現代の秩序維持と人口コントロール 法規制は何のためにあるのか 事実婚以上、法律婚未満 結婚の入口要件 婚姻期間中の要件(共同性) 結婚の出口要件(離婚) 有責離婚から無責離婚へ 「内部化」する現代の結婚 同性婚は結婚の法をどう変えたか 結婚と性愛関係の結びつきは強いのか 事実婚と法律婚 4章 同性婚、パートナーシップ、事実婚 結婚とシビルユニオン 分業する核家族 近代的な結婚の意義 保護対象とされた女性と子ども 選択肢としての結婚へ 結婚のベネフィットは何か 相続における法律婚と事実婚の差 政府の方針や民間企業の都合 なぜ性愛関係に基づいた結婚をするのか シビルユニオンの登場 PACSと性愛関係 シビルユニオンの特徴 三つの共同性の違い 制度と実態のギャップ 5章 結婚と親子関係 結婚の争点は親子関係にもある 結婚と父子関係の確立 DNA鑑定はどのような影響を及ぼすか 生殖補助技術と親子関係の複雑化 親の複数性をもたらすパターン 代理懐胎をめぐる課題 養子縁組とブレンドファミリー さまざまな「親子関係」の内実 「親性」を構成する要素とは 一律判断から個別配慮の時代へ 同性婚における親子関係 同性カップルが子を持つ事例 親子関係の制度がめざすところ 6章 乗りこえられるべき課題としての結婚 オプション化する結婚 共同性のコスト 自由という不自由 倫理的問題と行政・司法コスト 保守的な価値観 差別問題の難しさ 厄介な固定観念 選択肢が多いがゆえの悩み リベラルと保守の対立を再考する 同じ方向を向いて議論をするために 7章 残された論点 前近代の結婚 前期近代の結婚 後期近代の結婚 非性愛的共同性はなぜ稀なのか 同類婚の謎 成人親子関係と結婚 姓の問題(選択的夫婦別姓) 複婚の可能性 共同性を広く持てる社会とは

関係人口〜都市と地方を同時並行で生きる〜

関係人口〜都市と地方を同時並行で生きる〜

高橋博之

光文社/2025-03-18

高橋博之、岩手県花巻市出身。「都市と地方をかきまぜる」を旗印に、食べ物付き情報誌『東北食べる通信』を創刊し、産直アプリ『ポケットマルシェ』を手がけ、ついには東証グロース市場に上場を果たした男。「関係人口」という、いまや地方創生の象徴となる言葉を初めて世に広めたのもこの高橋である。地方だけでなく都市も限界を迎えつつある日本にとって、この「関係人口」は救いの哲学となり得るのかーー?

日米首脳会談 政治指導者たちと同盟の70年

日米首脳会談 政治指導者たちと同盟の70年

山口航

中央公論新社/2024-12-23

日本の「参勤交代」「物乞い」とまで当初揶揄された日米首脳会談。 経済面での日本の台頭、米国の翳りから、貿易摩擦や安全保障問題を抱える関係、2国間を超えた国際社会でのパートナーへと変貌。 他国と比しても会談頻度は増している。 トップ同士の対話や人間関係は、何を生み、創ってきたかーー。 本書は、米国14人、日本28人の首脳による約150回に及ぶ会談を追い、70年以上にわたる日米関係を政治指導者を通して描く。 【目 次】 まえがき 序 章  首脳会談とは何かー重層的な拡がり 第1章 「参勤交代」の時代ー日米安保体制の成立 1 幕開けー吉田とトルーマン、アイゼンハワー  2 「日米新時代」と安保改定ー岸とアイゼンハワー  3 「イコール・パートナーシップ」ー 池田とケネディ、ジョンソン 4 沖縄返還と「密約」ー 佐藤とジョンソン、ニクソン 第2章 首脳会談の定例化ー冷戦と負担分担 1 大統領初来日とサミット体制ー田中・三木とニクソン、フォード 2 ガイドラインと「同盟関係」ー福田・大平・伊東・鈴木とカーター、レーガン 3 「ロン・ヤス」関係ー中曽根とレーガン 4 昭和のおわりと冷戦の黄昏ー竹下・宇野とレーガン、ブッシュ 第3章 同盟の漂流と再定義ーポスト冷戦と日米摩擦 1 「湾岸戦争のトラウマ」ー海部とブッシュ 2 通訳不要の首相ー宮澤とブッシュ、クリントン 3 北朝鮮核危機と経済摩擦ー細川・村山とクリントン 第4章 蜜月と短期政権ー「戦時の同盟」 1 アフガニスタン戦争とイラク戦争ー小泉とブッシュ 2 不安定な日本政治ー安倍・福田・麻生とブッシュ、オバマ 3 対等性の模索ー鳩山・菅・野田とオバマ 第5章 安定政権の登場ー自由で開かれた国際秩序を求めて 1 「希望の日米同盟」ー安倍とオバマ 2 揺らぐ国際秩序ー安倍とトランプ 3 「ハブ」としての日米首脳会談へー菅・岸田とバイデン 終 章 変化する首脳会談と日米同盟 あとがき 付 録 日米首脳会談一覧(1951〜2024年)

里親と特別養子縁組 制度と暮らし、家族のかたち

里親と特別養子縁組 制度と暮らし、家族のかたち

林浩康

中央公論新社/2024-10-21

実の親と暮らせない子どもたちはこの国で3万人を超える。彼らの成長を家庭内で支えていくのが、里親や特別養子縁組だ。前者は一時的に育てる公的養育で、後者は生涯にわたり親子関係が持続する。 それぞれの家庭で、親と子はどう暮らし、どんな思いを抱いているのか。血縁なく中途から養育する制度の意義や課題は何か。 子どもの支援のあり方に長年取り組む著者が、当事者へのインタビューなど多くの事例をもとに解説する。 ■本書の目次 まえがき 第1章 暮らしに困難を抱える子どもたち 子どもたちの困難/子どもの思い/親子の支援の充実と社会的養護/里親制度の活用/親との関係形成 第2章 親と別れて暮らす子どもたち 「大人の事情」の内容/子どもたちの育ちづらさ・育てにくさ/成育環境と子どもへの影響/家庭養育の要件/里親・特別養子縁組制度の概要 第3章 里親・養親になる 子どもの受託方法/養親・里親となるには/里親登録後子どもを受託する流れ/里親の種類と想定される家族像/民間機関を通しての受託/不妊治療を経ての受託/子どもを受託した里親/未委託里親の存在とそれへの対応 第4章 里親・養子縁組家庭での暮らし 親元を離れて暮らす子どもたち/里親家庭での安心感/里親の寛容な支え/里親家庭での養育の中断/自身の選択と里親家庭への適応/家庭養育のリスク/里親家庭への固執/生き続けるための思考/里親家庭での過酷な体験/里親夫婦への気遣い/特別養子縁組家庭での体験/養子として育てる意義とその理解/家庭で大切にされた体験/家庭での生い立ちに関する対話/家庭でのさまざまな人生 第5章 「中途養育」の喜びと困難 現代社会における養育の困難/新たな家庭での養育の始まり/実子がいて里親となる場合/「中途養育」への理解/試し行動とそれへの対応/里親養育と養育不調/養育の難しさと里親委託解除/生みの親と里親との間で/生みの親の存在への配慮/過去の関係の維持 第6章 過去とつながる 子どもの出自を知る権利/過去とつながる意義と真実告知/真実告知の内容/養子としての思い/真実告知後の疑問/告知されなかった思い/手記を振り返って/出自を告知されたその先/当事者を支える仕組みの必要性 終 章 里親・特別養子縁組のこれから 子どもの意見表明権の保障/子どもの永続的な暮らしの保障/委託に向けた体制の充実/里親と支援者との信頼関係形成/養育観と養育の社会化/複数の養育者体制の必要性/海外における複数養育体制例/社会的親の創造/これからの取り組み/出自を知る権利保障体制の整備 あとがき

宗教と政治の戦後史 統一教会・日本会議・創価学会の研究

宗教と政治の戦後史 統一教会・日本会議・創価学会の研究

櫻井義秀

朝日新聞出版/2024-10-11

安倍派と蜜月の統一教会、 悲願の改憲をめざす日本会議、 自民党とともに政権を握る公明党=創価学会。 なぜ蜜月関係は続くのか。 「政教分離」はお題目に過ぎないのか。 この国の何がゆがめられてきたのかーー 戦後政治史上、最大のタブーに迫る! 選挙協力、憲法改正、夫婦別姓議論…… 草の根的な活動から始まった“3大団体”はいかに政界に近づき、 “組織票”を駆使して社会を動かし、日本の姿をゆがめてきたのか。 安倍元首相銃撃事件を機にあらためて問われた宗教と政治の関係に、 宗教社会学の第一人者が鋭く迫る。 【目次】 第1章 信教の自由と政教分離 ・公明党=創価学会と政教分離 ・統一教会に対する「違法伝道訴訟」 ・教団のねらいと政治家の思惑 ・安倍元首相銃撃事件以降の動き ……ほか 第2章 統一教会と自民党 ・ジェンダー・バックラッシュの煽動 ・落選議員に近づく教会関係者 ・派閥と組織票 ・コリア・ナショナリズムの支援者 ……ほか 第3章 日本会議と「日本の右傾化」 ・戦死者慰霊の場としての靖国神社 ・民主党政権からの反動 ・安倍政権下で実を結んだキャンペーン ・日本青年会議所の改憲運動 ……ほか 第4章 創価学会と戦後ニッポン ・人間革命と池田大作 ・自民党への利かないブレーキ ・公明党と日本共産党 ・創価学会はなぜ一人勝ちできたのか ……ほか 【著者】 櫻井義秀 さくらい・よしひで 1961年、山形県生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程中退。博士(文学)。北海道大学大学院文学研究院教授。専攻は宗教社会学。著書に『東北タイの開発僧 宗教と社会貢献』(梓出版社)、『霊と金 スピリチュアル・ビジネスの構造』(新潮新書)、『人生百年の生老病死 これからの仏教 葬儀レス社会』(興山舎)、『東アジア宗教のかたち 比較宗教社会学への招待』(法藏館)、『統一教会 性・カネ・恨(ハン)から実像に迫る』(中公新書)、『信仰か、マインド・コントロールか カルト論の構図』(法蔵館文庫)など多数。

独仏関係史 三度の戦争からEUの中核へ

独仏関係史 三度の戦争からEUの中核へ

川嶋周一

中央公論新社/2024-09-19

ドイツとフランスは、19世紀から20世紀にかけての70年間に3度も戦争を繰り広げ、不信と憎悪を募らせた。しかし、その後の両国は徐々に和解への道を歩み始め、EUの基盤を築いていく。なぜ、協調は可能だったのか?本書は、ド・ゴール、アデナウアー、ミッテラン、コール、メルケル、マクロンなどの政治指導者の政策、民間外交の動きなどを一望。因縁深い両国の関係を通し、欧州の歴史をたどり、展望を示す。

日韓の未来図 文化への熱狂と外交の溝

日韓の未来図 文化への熱狂と外交の溝

小針進/大貫智子

集英社/2024-08-09

文化交流で日韓関係は改善するのか? KーPOPや韓流ドラマへの関心の高まりが、隣国関係を変えていくのか。韓国における日本アニメ・文学の普及や韓流ファンが抱える葛藤、韓国の日本製品不買運動、BTSの騒動、日韓世論の変容……“文化”という新たな眺めから、日韓関係の現在・過去・未来を考察する。

「バイオナンバー」で人の内面を読む - うまくいかない人間関係をスッキリ整える -

「バイオナンバー」で人の内面を読む - うまくいかない人間関係をスッキリ整える -

香川哲

ワニブックス/2024-07-17

人には生まれ持ったエネルギーのタイプがある。 経営コンサルタントとして約5000人の経営者にセルフマネジメントの方法論を指南してきた著者が、その根幹に据えるのが、この「バイオエネルギー理論」です。 36タイプに分類され、それをバイオナンバーと呼びます。 自らのタイプを知り、その特性と強みを活かすことが成功の条件です。 さらに、上司や部下、友人、家族など周囲の人々のバイオナンバーを知れば、その言動を理解することが可能になり、人間関係の悩みもスッキリ解決します。 数々の経営者に伝えてきたその方法論を公開します。 ※QRコードを読み込むには、専用アプリ(QRコードリーダー)が必要です。(機種によっては最初からインストールされているものもございます。) QRコードの載った画像をQRコードリーダーで読み込み、閲覧ください。 読み込みづらい場合は、表示画像を拡大し、カメラが画像を読み込みやすいよう調整してから再度お試しください。 【著者プロフィール】 香川哲(かがわ・さとる) 株式会社ベックスコーポレーション代表取締役会長。 1950年、香川県生まれでバイオナンバー666。 株式会社ベックスコーポレーション創業者であり、バイオエネルギー理論の開発者。 全国の経営者を対象とした「人と企業のマネジメント」を行うコンサルタントとして活躍中。 主な著書に、『自己革命ー36タイプ別セルフ-マネジメント戦略』(ダイヤモンド社)、『バイオエネルギーで部下の人間力を読む』(ビジネス社)。 発行:ワニ・プラス 発売:ワニブックス

誰も書かなかった統一教会

誰も書かなかった統一教会

有田芳生

集英社/2024-05-17

無関心=空白の30年間が招いた安倍元首相銃撃事件から2年。 闘い続けるジャーナリストが、政界への浸食、北朝鮮との関係、組織の武装化まで教団の素顔を暴く! ◆内容◆ 2022年7月の安倍元首相銃撃事件後、統一教会 (現・世界平和統一家庭連合)と政界の癒着を中心に多くの報道があった。 だが、メディアが報じたのは全体像のごく一部だった。 教団をめぐる多くの問題が残されたまま事件の風化を憂慮したジャーナリストが、教団の政治への浸食の実態、霊感商法の問題はもちろん、「勝共=反共」にもかかわらず北朝鮮に接近していた事実、教団の実態を早くから認識していたアメリカのフレイザー委員会報告書、教団関係者による銃砲店経営、原理研究会の武装組織、「世界日報」編集局長襲撃事件、公安が教団関係者を調査していた事実等、その全貌を公開する。 ◆推薦◆ 青木理氏(ジャーナリスト) 元首相が白昼銃撃され死亡する衝撃的事件の動機となった旧統一教会を、最も長く深く取材してきた第一人者が本書の著者、有田芳生氏であることに異論はないだろう。 政治はカルトとの蜜月を続け、そればかりか利用し利用され、結果として生じた教団をめぐる「失われた30年」。 本書はその「空白」を第一人者が懸命に埋めようと試みた貴重なドキュメントである。

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